Special Medico

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株式会社Special Medico です。 予防医学と産業医に特化した医師紹介を行っています。 予防医学で人と人がつながる、その架け橋になりたいと願っています。

最近の記事

フライト中のお酒

長距離フライト中に飲酒すると、寝ている間に心臓の健康に影響がある可能性のあることが、ドイツ航空宇宙センター・航空宇宙医学研究所のEva-Maria Elmenhorst氏らによる研究で発表されました。 たとえ若く健康な人であっても気圧が低い環境での飲酒と睡眠の組み合わせは心血管系にかなりの負担をもたらし、心疾患や肺疾患の患者の症状を悪化させる可能性があると考えられるそうです。 楽しい夏休みももうすぐですね。 長距離だとたいくつでお酒を飲んで寝ちゃおう!という方も多いと思い

    • 取らない→排出する

      減塩というと美味しくない「病院食」 のようなイメージがあります。 昔流行った食事で、今、再度人気がでてきているのがDASH食。 ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム)や食物繊維、たんぱく質(血管を丈夫に保つ)を増やす 飽和脂肪酸やコレステロールを減らす これにより取らないはなく取った塩分の排出を促します。 この方が食事が楽しいですよね。 食べ方を考えて美味しく食べながらも健康に! DASH食でしらべると美味しそうなお料理が出てきます。 楽しくおいしく健康に☆彡

      • 暑さ指数情報を受信する

        環境省のLINE公式アカウントを友達追加し、設定すると熱中症警戒アラートや暑さ指数情報を受信することができます。 都道府県設定が出来ますのでお住まいの地域で設定をしてください。 暑い夏はすでに来ています。 水分+塩分の「塩分」を覚えてくださいね。 塩分入りのタブレットや塩昆布など、手軽に持ち歩きができるものがおすすめです。 スポーツドリンクはお砂糖もたくさん入っているので運動時以外、飲みすぎ注意です。 熱中症は気温だけでなく「暑さ指数」で見てくださいね。 ちなみに現時点

        • 自然治癒力

          精神疾患にかかる人の割合が考えられていた以上に高いことがわかったそうです。 ただ、精神疾患にかかったとしても、気がつかないうちに自然に回復できている、私たちは回復する力を持っているということです。 回復する力はもともと持っているものもあるし、あとから鍛えることもできます。普段から自分と向き合い、こころとからだの調子を確認し、自分に素直に、不調な時は不調でいいと認められるようになれたらいいですね。 #日経COMEMO #NIKKEI

        フライト中のお酒

          女性と睡眠

          女性は睡眠時間が少ないことは非アルコール性脂肪性肝疾患の危険因子に なると、福島県立医科大学医学部消化器内科学講座の高橋敦史氏らが行った研究で、「Internal Medicine」に掲載されました。 アルコールを飲まない、飲んでも肝障害をきたさないとされるアルコール20g未満/日(日本酒換算1合未満/日)なのに、脂肪肝を認め、他の肝疾患を除外した病態を非アルコール性脂肪性肝疾患というそうです。 睡眠時間が6時間未満の人は7~8時間未満の人と比べて、NAFLD発症者の割合

          女性と睡眠

          使命感と一体感

          石川県の病院のお話。 職員のケアを重視した結果、退職者が減り、病院内で使命感と一体感が高まったそうです。 災害という局面で、それも病院という場所で職員とその家族のケアをしてもらえ、働く場所としての安心感が継続に繋がっていると。 自分だけでなく家族も大切にしてもらったという満足感は大きいですね。 就職・転職の際は家族の意見も大きいです。このような病院であればご家族もぜひ働いて欲しいと思うと思います!! #日経COMEMO #NIKKEI

          使命感と一体感

          こころの健康と言える時代になりました

          前回のオリンピックでメンタルヘルスに苦しむアスリートについて報道が ありました。 記事によるとトップアスリートの33.6%が不安やうつ症状の経験があるという結果が出ています。 今年のパリには精神面をケアするスタッフが同行されるようですね。 大切だと思います。 個人的な意見ですが、毎回オリンピックを見て「メダルメダル」と報道されますが、私たち応援する側は日本代表として出てくれる選手たちと同じ気持ちで応援すると良いのになと思います。 メダルはその先の結果であって、心から楽しん

          こころの健康と言える時代になりました

          プレゼンティーズム

          「プレゼンティーズム」とは、出勤しているにも関わらず、心身の健康上の問題が作用して、パフォーマンスが上がらない状態のことを言います。 「微熱は熱じゃない!」「行けば治る」 のような昭和な感じで仕事に行くのが美談のような時代もありました。 しかし、それで仕事に行っても効率は下がり、ストレスはたまり心も身体も 疲れてしまいます。 特に、タクシーの運転手さんなど、運転業務の方は事故に繋がりかねません。 下記コホート研究結果によると  「1件以上の軽微な交通事故の発生割合は、プレ

          プレゼンティーズム

          熱中症と尿の色

          ここ数日、東京はとても暑いです。。 そして、すでに熱中症で病院に運ばれる方が出ています。 女性には見ずらいかもしれませんが、尿の色で脱水症状を見分ける事が出来ます。 下記のように色が濃くなってくると危険信号です。 熱中症は気温が高い日だけではありません。 毎回、お手洗いに行ったときには気を付けてみてください。 水分だけではなく、塩分を一緒に取る事も覚えておいてくださいね。塩飴や タブレットなど持ち歩きやすいものが出ています。 また、1日中 外での作業などをする場合には ポ

          熱中症と尿の色

          尿漏れ・頻尿などのお悩み

          40歳以上の男女を対象に全国で行われた、排尿障害に対する疫学調査によると、昼間8回以上排尿する「昼間頻尿」のある人は50.1%と半数を占めていた。さらに、夜に1回以上トイレに行く「夜間頻尿」も69.2%の人に見られた。 など、同じ悩みをお持ちの方はたくさんいます。 なのに、病院受診率が18%と悩みながらも病院に行っていない人が多いようです。食生活の見直しや骨盤底筋トレーニング・膀胱訓練で改善が期待できます。 それぞれお悩みによって対処法も異なるので気になる方は一度受診される

          尿漏れ・頻尿などのお悩み

          3秒ルール・5秒ルール

          食べ物を落としてしまったときに「3秒以内だから大丈夫」と 言ったり聴いたりしたことがあると思います。 私は食べられそうなら落としても3秒ルールで食べちゃいます。 日本は3秒アメリカ5秒と国によって秒数が違うそうですが、 菌が食べ物に移る時間で言えば落ちた時点で菌が付着するようです。 そりゃそうですよね。 ただ、それで健康を損なうほどのことになるかというと99%は安全だそうです。 大事なのは普段から掃除をしておくことと書かれています。 そうできたらベストですがなかなかね・・

          3秒ルール・5秒ルール

          シニアの働き方

          シニアのリゾートバイトが増えているようです。 23年7〜12月は前年同期の1.5倍だということで人気ですね! 好きな場所へ移住して働きながら楽しむ☆最高です。 セカンドキャリア、そんな難しく考えることはありません。 やりたいことをやればいい!楽しめばいい! 全然違う事をやったっていいし、新しい挑戦も素晴らしい。 やりたいことがわからなければ書き出してみればいいと思います。 ワクワクを感じてみてください。 年齢なんて関係ないって感じられると思います。 #日経COMEMO

          シニアの働き方

          夏に不足しがちな栄養素

          夏バテする派ですか?しない派ですか? 私はする派です。 栄養のあるものを食べなきゃと思っていましたが栄養素で考えてみると 何が足りないかわかりやすいですね。 きょうの健康によると下記栄養素がなぜ足りなくなるかが下記のように説明されています。 夏に向けて今から意識して摂取したいですね。 ビタミンB1は、疲労回復に欠かせない栄養素です。しかし体内に蓄えておくことができず、汗とともに排出されやすいため、発汗量の多い時期はどうしても不足しがちになります。ビタミンB1を多く含む食材

          夏に不足しがちな栄養素

          精巣からマイクロプラスチック

          人間の精巣の中には動物の精巣や人間の胎盤と比べて3倍ものマイクロプラスチックが存在していると米ニューメキシコ大学薬学部指導教授のMatthew Campen氏らの研究によって「Toxicological Sciences」5月15日号に掲載されました。 体内に取り込まれたマイクロプラスチックが主要な臓器の細胞や組織に侵入して細胞プロセスを阻害する可能性や、内分泌かく乱化学物質が吸着する可能性があります。内分泌かく乱化学物質は、性器の奇形や生殖異常、女性の不妊や男性の精子数の

          精巣からマイクロプラスチック

          女性と善玉コレステロール

          1回あたりの飲酒量(エタノール量換算)で、少量(23g/日未満)、中等量(23~45g/日)、多量(46g/日以上)に分類した。なお、エタノール量23gは、ビールの中瓶1本(500mL)やワインのグラス2杯(240mL)として、 中等量以上飲酒する女性は10年後のHDL-Cを有意に低下させる可能性が示されました。 日本女子大学家政学部食物学科 臨床医学・代謝内科学研究室の関根愛莉氏らによる研究結果であり、「Cureus」に3月4日掲載されました。 HDL-Cが低いことはメ

          女性と善玉コレステロール

          起立性調節障害は梅雨~夏に!

          小学生、中学生でよく聞く起立性調節障害は梅雨~夏にかけて発症しやすいそうです。 症状は朝に強く現れ、午後に回復していくため怠けていると思われてしまう事があります。 記事の中で「大切なのは「前向きに諦める」「指示より支持」」という言葉があります。 「前向きに諦める」→ 今できそうな目標設定をしてみる。 できたら褒め、自己肯定感を高めていくことが良いそうです。 起立性調節障害でなくても、「できたら褒め、自己肯定感を高めていく」 ことは、とても大切です。 怠けているのでは

          起立性調節障害は梅雨~夏に!