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いくつまで働きましょうか

世界35か国の横断研究のデータを統合した解析の結果、
「退職すると心疾患のリスクが低下する」ことが明らかになりました。

人生100年時代、65歳以上の労働力人口は増えています。
人口減少の中、65歳以上の労働力は日本だけでなく多くの国で期待をされており国としても高齢者雇用を推し進めています。

心疾患のリスク因子と退職との関連については個人の特徴による影響の違いがあります。
退職年齢があがり、年金給付の開始年齢があがれば国としては財政上メリットは大きいですね。一方、医療費はどうでしょうか。心疾患の方が増え結果として医療費があがるかもしれません.

「65歳まで元気で働けた」 「今も元気だ」

「だからこれからも元気だ」
とは、ならない可能性があることを認識して
働くのかどうか、どんな働き方をするのかを個人がしっかり考えていく必要があります。

経済的な事や家族の事含め、早めに60代70代をどう生きていきたいか考えておくと準備ができてよいですね。


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