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日本とは違うオーストラリア~その2

入れるのが大変な保育園

その1にて、保育料がAU$100を超えるお話をしましたが、そんなに高い費用を支払っても、質の良い保育園はどこも満員で、先ずは順番待ち名簿に名前を載せなくてはいけません。

順番待ちのリストも、いつから名前を入れられるのかは保育園によって違います。お母さんが妊娠した段階で入れられる保育園もあれば、赤ちゃんが生まれて名前がついてから順番待ちリストに名前を載せられる保育園もあります。

ですから、保育園に入れると決めたら、まず保育園の見学をする必要があります。しかも1か所だけではなく、できるだけたくさん。

オーストラリアの一学期は1月末スタートです。ですから、保育園もその時期に合わせて、新園児の名簿を見直します。
年途中からの入園は、欠員が出ない限りありません。また、欠員が出にくいのも特徴です。

私は会社の近くと自宅の近くの保育園に申し込みをしていました。
自分が病気になった時などを考えると、自宅近くの園が希望でしたが、その年は0歳児からの入園希望者が多く、入園が出来ませんでした。

しかし会社近くの保育園は、ビジネス街にあったということもあり0歳児から入園できたのですが、2つの保育園に通わせなくてはいけませんでした。

待機児童の優先順位

順番待ちリストに名前を入れたら、それで安心してはいけません。オーストラリアの保育園待機児童には優先順位がついていて、どんなに後から順番待ちリストに名前を入れたとしても、優先順位が高くなってしまったら、先に名前を入れていた人を追い越して先に入園できることもあるのです。そういった意味でも、たくさんの保育園の順番待ちリストに名前を入れておく必要があります。

英語になりますが、優先順位について確認をしたければこちらのリンクからどうぞ。

曜日で選ぶ

オーストラリアの保育園は1日から預けられます。
ただ、1日だけとなると、保育園の方も事務作業などの余計な仕事が増えてしまうので、週に連続した2日、連続した3日もしくは5日間から選んでくださいと言われることが多いです。会社近くの保育園はそうでした。ですから、自分が5日間を希望していても、2日間しか空きがなかったりします。そういった訳で、会社近くの保育園に通わせていた時は2か所の保育園に通わせなくてはいけませんでした。

1年後に自宅近くの保育園から、週5日間で空きができたという連絡が来て、すぐに保育園を変えました。この保育園との出会いは、本当に素敵な出会いとなりました。

保育料

では、その費用の中に何が入っているのでしょう。

息子が行っていた自宅近くの保育園を例としてあげてみます。

  • 2歳まではおむつの費用

  • 2歳まではベットのシーツ、ブランケット、それに伴う洗濯費用

  • ストーリーパークのアプリ利用料

  • モーニングティ、アフタヌーンティ、イブニングスナック

  • 昼食

  • 有資格者による保育費用

  • 通常時以外のアクティビティ費用 (例えば移動動物園を園に呼ぶなど)

  • サンスクリーン

  • バケットハット

  • 遊具や絵の具、色鉛筆、粘土や色紙、その他の幼児用学習用具

上記のようなものが含まれていました。息子はアレルギーや薬の服用などがなかったため、服が汚れた時用の着替え以外はほとんど何も持って行かなくてよかったです。これには驚かされました。

最初に行っていた保育園は、自宅近くの保育園より、その当時でAU$30位一日の費用が高かったのですが、おむつは名前を持って行かなくてはいけない、白のベットシーツは持って行かなく名前をけない、朝、連れて行ったらまずおむつを親が変えなくてはいけない、コットに親がセットしなくてはいけない、子どもが遊び始めるまで10分は一緒にいなくてはいけないなど、何々しなくてならないという事項が多かったので、違いにびっくりしたのです。

見学に行った時に、園の設備や教育的な関心の質問ばかりで、こういった、持ち物や、親が園でしないければいけない事項については聞かなかったのです。これは落とし穴です。なぜなら、朝の忙しい時に、実に20分以上は園にいなくてはいけないということを、入園してから知ったのですから。こういったことも含めて、きちんと質問するべきだったと思いました。

息子とベストフレンド

息子が自宅近くの保育園に通うようになってから、息子にはすぐに、ベストフレンドが出来ました。いつもストーリーパークで一緒に写っている男の子です。その子とは1歳から5歳で卒園するまで、ずっと一緒。兄弟の様に一緒に育ってきました。息子が小学校に上がる段階で、住み慣れたシドニーからゴールドコーストに引っ越してきましたが、今でも、ベストフレンドと呼びあっています。引っ越しで離れ離れになってしまったけれど、ベストフレンドと呼び合っている間は、1年に1度は一緒に遊べる機会を作ってあげたいと思っています。

最後に息子が行った素敵な保育園は
Goodstart Early Learningです。


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