寝ても疲れが取れないのは      こんな当たり前の原因だった!

皆さん最近寝ても疲れが取れなかったり体がだるかったりしていませんかね。そんな人達に今回はなぜそんなことが起きるのかを説明していきたいと思います。

今回僕が紹介する本は「スタンフォード式最高の睡眠」という本からの内容を少し抜粋して睡眠について話していこうと思います。

日本は睡眠不足症候群の人が多すぎる!!

人間はどれくらい睡眠したほうがいいか皆さんは知っていますか?少数のショートスリーパーやロングスリーパーを除いてミドルスリーパーは約7~8時間は寝ないと肥満や糖尿病、高血圧など生活習慣病になる可能性が高くなってしまうんです。

これに対して日本の平均睡眠時間は約6.5時間と言われていますが、6時間未満の睡眠をしている人は約60%もいるといわれています。では世界各国の平均睡眠はどのくらいなのかというと

アメリカの平均睡眠時間は7.5時間、フランスの平均睡眠時間は8.7時間と まあ僕からしたらなんと羨ましいことでしょうか、こう見ると日本は全然寝れてないことから、睡眠不足の影響により集中力が削られ精神が不安定になり、うつ病、不安障害、アルコール依存症などの発症率が高くなるんですね。なので寝ても疲れが取れなかったりするのはちゃんと寝れていないからなんです!しかしそんなことを言っても日本人は平均6時間も寝れていな人が多数いるもうどうしようもないと思う人がいると思いますが、睡眠の質を良くするだけで疲れ、ストレスなどが軽減され朝気持ちよく起きることが出来るのです。

最初の90分の睡眠がその後の睡眠に影響する

人は眠りに落ちてから目が覚めるまで、ずっと寝ているわけではありません。眠りにはレム睡眠(脳は起きていて体が寝ている状態)とノンレム睡眠(脳も体も寝ている状態)の2種類がありこれをある一定の周期で繰り返してます。

まず寝ついたらすぐにノンレム睡眠になります。最初の90分間のノンレム睡眠が睡眠全体の中で一番深い眠りになります。この眠りについてしまうと
起こそうとしてもなかなか起きなく起こしてもぼんやりしてる感じになります。だからよく両親が仕事終わりに帰ってきて寝てしまいお風呂入ってと言っても、全然起きないのはノンレム睡眠に入ってしまったことによって、全然起きなくなってしまうのです。

そしてノンレム睡眠約90分後に訪れるのがレム睡眠になります。レム睡眠とはまぶたの下で眼球が素早く動く急速眼球運動(Rapid Eye Movement)のことを言います。この時人を起こすのはノンレム睡眠の時の人より簡単に起こすことができます。

この2つの睡眠が明け方くらいまで4,5回ほど繰り返され、明け方になるにつれレム睡眠の時間が多くなり逆にノンレム睡眠の周期は短くなっていきます。ここで一番意識していかなくてはいけないのは最初のノンレム睡眠をどれだけ深くするかによってその後の睡眠周期も変わってきますし、自律神経やホルモンバランスの働き方も良くなり体調も良くなります。

最初の90分のノンレム睡眠には成長ホルモンが最も多く分泌されます。
成長ホルモンとは細胞の増殖や正常な代謝を促進させる働きがあります。
この一番最初のノンレム睡眠の質が悪くなると成長ホルモンが正常に分泌されないので、朝起きてもすっきり出来なかったり寝ても疲れが取れないなどの症状が発生します。なので睡眠時間がどんなに短くてもこの最初のノンレム睡眠をいかに深くするかによって翌朝の目覚め方、やるき、集中力、マイクロスリープ発生、その後の人生、寿命が変わってきてしまうのでどれだけこの90分間が大切か分かりましたでしょうか?

ただこの最初の90分のノンレム睡眠についてはわかったけど、どうしたらノンレム睡眠を深くするのかや分かったけど全然眠りにつけないなどの人がいると思います。その人のためにどうしたらいいのかを別のnoteにて、教えていきたいと思います。それではお楽しみに!



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