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#010 製造業のブログ活用。月1記事の努力の成果。

海外製造業ホームページ活用事例を紹介するマガジン010、10日続けられました。コロナの負のエネルギーから距離を保ち、自分を「可能性が見える場所」に意識的に置くために始めた自己プロジェクトです。しかし、思いの外面白いといいますか、もっと世界の素晴らしいサイトを参考にしないといけないなと痛感します。

製造業のコンサルタントの方に、「Webサイトに製造業は月5,000円も払わないでしょ。工作機械に使うオイルだったら払うよ、Webサイトなんてオイル以下だと思われているから」と言われたことがあるのですが、

もっとWebサイトというものを、可能性のあるツールだと見せていくのは、私たちの責任でしょう。

マガジンはこちら♪

本日はFairlawn Tool, Inc.の事例です。板金や溶接を行っている工場です。

モノトーン調のデザインでかっこよさを出しつつ、しっかり文章が書いてあるWebサイトです。下請けの加工業では、機密保持の観点から、実績を写真で見せにくい面があります。ですので、自社の技術をどのように文章で表現するか、技術ライティングが求められます。

そして、文章がなければ検索エンジンから人を呼ぶことができません。Fairlawn Tool, Inc.は、文章で自社を表すことに非常に長けています。下記は板金の抜き加工に関するページですが、こんなに長い説明があります。

そしてブログも書かれています。4年で50記事程度あがっていますので、月に1本くらいのペースですね。

内容も、板金公差とは何か?なぜ重要か?

タレパン vs レーザーカット。どちらがいいの?

など、書くのが難しそうな、でもお客様が知りたい情報を書かれています。どれくらい検索エンジンから人を呼んでいるのだろう?

競合分析に使えるツールとしてSpyFuがありますので、見てみましょう。

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平均して月に443種類のキーワードで2.28Kクリックされていました。79%オーガニックの流入ですので、コンテンツ更新してキーワードのバラエティを増やしていき、広告費はあまりかけない方針ですね。

考察

月に1記事の技術ライティングが、蓄積されて、Webサイトの集客につながっています。その努力ができなければ、広告費をかけるしかありません。コンテンツの更新は大変ですが、月に1記事?できないことではないはずだと思います。

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