自動詞と他動詞の違いを、語学コンサルタントがポケモンで超わかりやすく解説します
皆さんこんにちは!
学生時代ポケモンで努力値振りがんばりすぎて自分の学力を落としたコンサルタントの長津です。
英語学習をする中で必ず立ちふさがる壁の1つ、それが自動詞と他動詞だと思います。
(冠詞(a/the)に次ぐ第2位のつまずくポイントだと勝手に思っています)
「自動詞だけ覚えればその他は他動詞?」
「なんだよ!この単語は自動詞的用法と他動詞的用法があるだと?」
……なんて苦しんだ経験もあるのではないでしょうか。
私もたくさん苦しめられたこの「自動詞、他動詞」を今回はポケモンで
超わかりやすく解説していきたいと思います。
他動詞と自動詞の違い
まず簡単に他動詞と自動詞の見分け方を説明すると、以下のようになります。
・他動詞の場合
動詞の後ろに必ず「名詞」がきます。(よく目的語と言われるものです)
・自動詞の場合
動詞の後ろに何も来ない、もしくは前置詞がきます。
これではよくわからないと思いますので、実際にポケモンで使われているシーンで確認していきましょう。
まずは他動詞から。以下の文章と画像を見てください。
シーン1 「モンスターボール」
英)【You can't throw a Poke Ball!】
日)【モンスターボールを投げることができない】
You can't throw a Poke Ball!
こちらの文章ですが、動詞は"Throw"になります。
"Throw"のすぐ後ろを確認してみましょう!
a Poke Ball
となっていますね。これは日本語だと「モンスターボール」です。
モンスターボールは名詞だ、ということはお分かりいただけるでしょうか。また、a Poke Ballとaがついているので、「冠詞(a)がある=名詞」とも判断ができます。
動詞"Throw"のあとにa Poke Ballという名詞がきているので、この時のThrowは他動詞になります。
続いてはこちら。
シーン2 「げんきのかたまり」
英)【You found a Max Revive!】
日)【げんきのかたまりを見つけた】
You found a Max Revive!
上記の文章、動詞はFindの過去形"Found"になります。
後ろには何がきていますか?
a Max Revive です。
aがあるので「名詞」ですね。
この場合も動詞の後ろに名詞がきているので、Foundは他動詞と言えます。
※注意
名詞でも複数個の場合は、a Max Revive→Max Revive"s"と Sが最後につくので、aだけを頼りに名詞と判断しないよう注意しましょう。
ここで自動詞をみてみましょう!
シーン3 「カムカメの攻撃力」
英)【The wild Chewtle's Attack fell!】
日)【野生のカムカメの攻撃力が下がった】
The wild Chewtle's Attack fell!
こちらの文章では、fallの過去形fellが動詞です。
では、動詞fellのあとに名詞はきていますか?
なにもきていません。
つまりこのfellは自動詞になります。
私が英語学習を始めたときは、後ろにある前置詞(in, at, by)などを目的語(名詞)なのでは?と判断して悩んだこともあったので、前置詞には気をつけてください。目的語には名詞がきます。
ではここからは問題です!
【問題1】こちらの文章に出てくる動詞は他動詞、自動詞どちらでしょうか。
難易度☆☆
英)【You encountered a wild Skwovet.】
日)【野生のホシガリスに出会った。】
You encountered a wild Skwovet.
【ヒント】動詞は過去形になっています。
正解は最後に発表します!
【問題2】こちらの文章に出てくる動詞は他動詞、自動詞どちらでしょうか。
難易度☆☆
英)【The wild Skwovet fainted!】
日)【野生のホシガリスは倒れた!】
The wild Skwovet fainted!
【ヒント】こちらも同じく動詞は過去形になっております。
【問題3】こちらの文章は他動詞、自動詞どちらでしょうか。
難易度☆☆☆☆
英)【Rookidee grew to Lv.6!】
日)【ココガラはレベル6になった】
Rookidee grew to Lv.6!
【ヒント】動詞の後ろは名詞かな?
こちらの問題は少々難易度があがっております。
【回答】
回答はこちらです!
・問題1 他動詞
・問題2 自動詞
・問題3 自動詞
正解できましたか?
質問がありましたら、気軽にコメントしてくださいね。
まとめ
私は他動詞と自動詞をしっかり分けて覚えようとしてしまい、とても大変な思いをしました。
同じ単語でも、自動詞としても他動詞としても使えるものもありますので、
しっかり分けるのではなく、動詞の後ろに名詞(目的語)がくるかどうかを意識してみるといろんな気付きが得られると思います。
「英会話についてもっと学びたい!」「今まで勉強的な英語は習ってきたけど、なかなか話せるようにならなかった」という方は是非無料トライアルレッスンにいらしてくださいね!
※英語学習をこれから頑張ろうという方にとって英語でゲームをすることは"最短で学ぶ"という点に関してはおすすめではないのでご注意ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
語学コンサルタント 長津
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