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今だから言える海外留学や移住について


最近はオリラジの中田さんの影響もあり、海外移住が人気ですね。

以前はオーストラリアにも退職者移住ビザがあり、移住先としても人気を博していましたが物価の上昇と共にビザ自体が廃止になり、マレーシアにシフトした方も多数。暖かい気候の中ゴルフを楽しみながら人生を謳歌していた人達も今回のコロナで遂に帰国を決めた方も大勢いらっしゃいます。

現地採用で一人暮らしをする人、子供の教育のために親子留学している人、企業の駐在員、リタイア組、各国どこへ行っても其々事情は違い、目的も違うでしょう。

ただ物価が安いから生活が楽そうと片言英語でやって来ても、現地採用になれば給料は日本の1/3から半分もらえればいい方。逆にライフスタイルによっては生活を切り詰めないといけない可能性も大です。

駐在員でものんべえは要注意!お酒は日本の数倍、日本酒や焼酎は4倍と高額。オーストラリアではビールやワインは安かったので、東南アジアに来てからエンゲル係数が跳ね上がった我が家。10年も東南アジアに駐在して子供もいないのに貯金もないという情けなさ。
一昔前なら日本の通勤ラッシュが嫌という人も多かったでしょうが、時代は変わってきています。オンラインワークならどこにいても同じ。本当に海外なの?日本の田舎ではダメ?と考え直すのもいいでしょう。

英語の勉強? 現地の生の英語が学びたい? これこそNetflix やYou Tubeで十分。今や世界中どこの英語圏に行っても移民の方が多い時代。変なアクセントを習うよりもよほど効率的です。

私は32年前にオーストラリアに行った時点でいわゆる受験英語は得意だったので、長年いても霧が晴れるように英語が上達したという経験がありません。むしろ歳をとるにつれてボキャブラリーも少なくなります。

何も私は海外移住や留学に反対というわけではありません。自分自身を振り返ると苦労も多かったけれど、色んな人と出会い色んな経験をして今の自分軸ができたのだと思います。

自分の理想の生活が何なのか、何に価値を感じて、何を大切にしたいのかもう一度はっきりさせてみるのはどうでしょう?

だから海外移住、留学したいけど、お金も暇もないっていう人は焦らないで!日本で今できる事をやりましょう。机が散らかって勉強に集中できない人はまずは片付けから。笑

その上で海外を選んだ人は、郷に入っては郷に従うで、ローカルの生活を思い切り楽しんでみて下さい。日本食ばかり食べて、部屋に閉じこもってゲームしてたらどこにいるのかわからない、もったいない!ローカルの食べ物や人に触れ合うことで様々な感性を養ってほしいなと思うのです。





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