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シンプルに解説!圧倒的に差がつく60歳から輝くためのデジタル技術の使い方!

20年後、80歳の僕がワールドカップの会場にいる。しかも観客としてではない、選手としてピッチに立っているのだ。

こんな突拍子もない話が現実になるかもしれない。もちろん現実空間ではなく、仮想空間での話ではあるのだけど。

デジタルデバイドという言葉がビジネス用語として頻繁に使われていたのは今から25年以上も前のこと。情報格差という意味だが、当時はインターネットを使いこなす人(企業)とそうでない人(企業)といった意味だったように思う。まだスマホがない時期だった。

今では、パソコンの代わりにスマホが主流となった。総務省による「令和4年通信利用動向調査」によると日本のスマートフォンの保有率は77.3%、70代のスマートフォンの保有率は60.6%、80歳以上では27.3%だそうだ。どれだけ使いこなしているかという問題はあるが、現在同じ80歳でもスマホと使う人とそうでない人では、異次元を生きているくらいの差があるのかもしれない。もちろん良し悪しは個人の問題だけど。

技術の発展はめざましい、チャットGPTなどの生成AI、メタバース、Web3。現在60代の我々が今後これらの技術を使いこなせるかどうかは、現在の80歳のスマホ保有問題と同じ課題である。これからの20年の生き方が全く違ったものになるかどうか、大袈裟に言えばそのくらいの違いがある。

メタバースとは!Web3とは!生成AIとは!本記事では、60歳でもわかる簡単な説明をしてみようとおもう。


年齢の垣根を取り払うメタバースとは何か

メタバースとは仮想現実のこと。現在もっとも解りやすい実例はV Rゴーグルを装着したゲームだろう。

仮想現実を投影し空間内でアバターとなったバーチャルな自分が、バーチャルな人々とコミュニケーションをとりながら行動をする。国、年齢、言葉、性別、身体能力を超えて、つながり合い、さまざまゲームを一緒の空間でプレイできる。

メタバースはゲームにとどまらない。バーチャルオフイスで自宅にいながら社員がオフイスに出社し、自分のデスクで作業をしたり、会議室でミーティングを行うことも可能になっている。頭さえしっかりしていれば、定年退職の意味がなくなる。

あるいは、ブッティックで陳列された服やアクセサリーを、スタッフの接客を受けながら購入したり、コンサート会場を再現し、アーティストのパフォーマンスを他の観客と共に体験することも既に現実に行われている。

映像は3Dで再現されるので、没入感は強い。この技術がさらに進化すればリアリティはさらに向上するだろう。現在は視覚、聴覚が体験の対象だが、もしかしたら肌感覚や嗅覚、味覚といった五感を網羅する可能性だってある。

家にいながら、車椅子に座った90歳が、体感共有スーツを纏ったバックパッカーと世界を旅したり、登山家と険しい冬山に登ったり、ワールドカップの会場の観客席のみならず、日本代表としてフィールドでプレースすることも可能になるだろう。

さらに、仮想空間から拡張現実への応用も行われる。メガネ型のゴークル、あるいはコンタクトレンズを使い、実在世界に仮想映像を映し出すことも可能になる。

自宅リビングに憧れの俳優を招いたり、天国にいる父や母と時間を共に過ごすこともできるのだ。この先、これが実現すれば、共に60代で他界した両親の年齢を追い抜くことになる。自分よりも若い親父とお袋に会うのは不思議だろうな!

Web3とブロックチェーン

Web3という言葉もよく耳にすると思う。

Web1が単方向、パソコンから、一方的な情報を受け取っていや時代のこと。

Web2が双方向。今はWeb2が主流の時代ですね。

大量のデータの送受信が可能で、映像や音声を含むデーターをwebサイトを介して容易に往来させることが可能になっている。

Web3はwebサイトを介せずに、ブロックテェーン技術を使って情報を受送信する仕組みである。

Web2はwebサイトを経由するので、プラットフォームとなるwebサイト企業に個人情報を含む全ての情報を握られることになる。自ら立ち上げたサイトの運営はGoogleの方針に反して行うことはできない。

FacebookもXも、その他S N Sもビックテックと呼ばれるこれらの企業の管理下に置かれ、そのルールに隷属しなければならない。何年も育てたアカウントを垢バンされて悶絶している人も多くいる。特に去年はイーロンさんを恨んだ人がわんさかいた!

今は、ビックテック企業の意志によって自らの存在は左右されることになる。その企業の情報が漏洩すれば何万人もの人の個人情報が一挙に流出する可能性もあり、殺生与奪権を握られた上に、一蓮托生の運命にあるといってよい。

Web3を簡単に説明すると、今までのビックテックが管理するwebサイトでなく、ブロックチェーンの技術を使い、情報を世界中のコンピューターで分散して共有する技術のことである。

ブロックチェーンとは何か

ブロックチェーンはコミュニティごとにweb上に設定された、たくさんの「ブロック」と呼ばれる箱が連なった仕組みのこと。それぞれの箱には、取引の情報が詰められる。

例えば、誰かがそのブロックチェーンで有効なトークン(例えばビットコイン)でコーヒーを買ったとしたら、その取引はブロックに記録される、そのブロックはチェーンで次のブロックにしっかりと繋がれ、順番に連なっていく。これが「ブロックチェーン」の原理なのだ。

このチェーンはとても安全とされている。なぜなら、一度何かが書き込まれると、それを変えるのは非常に難しい。 ブロックは世界中のたくさんのコンピュータに分散して保存されており、全てのコピーを同時に改竄はできないからである。

そして、ブロックには「透明性」がある、それは誰でもその取引の記録を見ることができるため、公正なシステムが保たれるという理屈になるからである。そのためこの技術が金融契約や投票システムなど、様々な分野で注目されているのわけなのだ。

今、日本の円は力を失っている、ですから資産はドル建てで保有している方が有利!。しかし、世界基準となるデジタル通貨が標準となれば、国力によって変化する通貨の価値に左右されることはなくなるだろう。

今はまだ、投機的要素が高い仮想通貨だが、資産を守る手段として、その存在を知っている人と知らない人では、暮らしぶりが変わるほどの差が開くかもしれない。

生成A Iは、何といってもへこたれない相棒になる

チャットGPTに代表される生成A Iを簡単に説明すると、文章や画像、音楽などを自分で考え作成するコンピュータープログラムのこと。データベースにある膨大な数の、書かれたテキストや、描いた絵、作った音楽などを読み込み学習している。その知識を使って新しいコンテンツを作り出すことができるのだ。

例えば、「夕日の絵を描きたい」とAIに頼むと、AIは夕日の絵をたくさん見て勉強しているので、それを元に新しい夕日の絵を描くことができる。 「冒険についての物語を書いて」と頼むと、AIはたくさんの冒険物語を読んで学んでいるので、勝手に新しい物語を作ってくれる。

AIはただ単に模倣するだけではなく、学んだことを組み合わせたり、少し変えたりして、まったく新しいものを生成する。

ただし、学習した内容の全てが正しいわけではないので、生成されたものに本当のことでないことが混じっていないかを見極める必要はある。また、指示の仕方によって得られる答や、内容にも大きな差があるので、質問のスキルは人間が勉強しなければならない。

そうして引き出された答は、すでに驚くべきレベルである。僕自身、従来のインターネットは、調べるための道具だったのだが、チャットGPTの登場で、インターネットは尋ねる道具となっている。

ソフトバンクの孫会長は、毎日チャットGPTと議論をしていることは有名です。チャットGPTに議論をふっかけ、出てくる答えに自分の意見を被せる、そのやりとりの中で新たなアイデアが出てくるのだそうだ。。

僕は、いつか小説を書きたいと思っているのだが、文才のない60歳のおっさんが死ぬまでに、読むに堪えるものが書けるとは思っていなかった。💦

しかし、チャットGPT の力を借りれば、もしかしたらと内心目論んでいる。

まとめ


1メタバースとは仮想現実のこと。現は視覚と聴覚で仮想世界を体験できる。時空を超えた仮想体験や、現実世界に仮想空間を重ねることもできる。
80歳で、ワールドカップのピッチに立つぞ!

2、web3は、ブロックテェーン技術を使った、データのやり取りを行うこと。国境を超え、自らが選んだ、あるいは創造したコミュニティで情報の共有や、取引ができる。20年後1ドル300円時代に生き抜く術になるかもしれない。

3.生成A Iは、文章や画像、音楽などを自分で考え作成するコンピュータープログラムのこと。データベースにある膨大な数の、書かれたテキストや、描いた絵、作った音楽などを読み込み学習しています。その知識を使って新しいコンテンツを作り出す。80歳で売れっ子作家も夢ではない!

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