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スタイリストに訊いた!60代のカジュアルで失敗しない5つのポイント

Googleを見ていると、時々「イケオジのコーディネート」みたいなサイトがタイムラインに登場する。

今はそれほど服装のサイトを熱心に見ている気はないのだが、無意識に気になっているのかなぁ?

などと、思いながらクリックして記事を読んだりしているのだから、潜在的に関心があるのは間違いない。しかも、ご丁寧にそこに書かれた記事を試してみたりする。そして、妻の「ださいわよ!」の一言に凹むのである。

昔ほど、服装に興味はないが、「ダサオジ」にはなりたくない。60代のファッションは、何に気をつければ良いのだろうか。良識のありそうな、一般向けファッションアドバイザーさんたちの話をもとに、自分なりにまとめておこうと思う。


60代のカジュアルファションの基本


僕はフリーランスなので、基本的にスーツを着ることは年に数回しかない。その数回もジャケパンなので、ここ数年はセットアップで出かけた記憶も、ほとんどない。したがって今回は、カジュアル路線で語られているアドバイスが前提である。

1、サイズ感のあったものを着る



これは、多分一番言われていることであろう。肩幅や、着丈の合ってないものは論外だと多くのスタイリストさんが口を揃えている。

おしゃれ上級者は、タイトなものや、オーバーサイズのものを着こなす人もいまるが、オーラが服装を上回るような人でないかぎり、違和感のはうが勝るだろう。

タイトもルーズも好みの問題だが、基本的には痩せ型の人はタイト系、太めの人はルーズ系が体型をカバーしたスタイルのようだ。

僕は見た目は痩せ型なので、タイトな方が好みなのだが、お店のスタイリストさんから、年齢を重ねると、いきすぎないことが大切ですよ、と教えてもらった。

冷静に考えると、ピッチピッチのシャツのオヤジは気色が悪い。逆に、ラッパーでもないのに、ラッパースタイルのダブダブな格好も痛い気がする。何事も節度が大切が基本である。

2、綺麗な格好を心かける


古着と着古した服は違う!
というのも、よく耳にする。おしゃれ上手な人は古着を着こなせる人ではあるが、一般のオヤジにはなかなか難しい。

僕ら一般オヤジがやりがちなのが、帰せずしてビンテージとなった服を、後生大事に着続けることではないだろうか。古着ではなく、着古した服を、俺は物持ちがいいんだよ!とドヤ顔をしてしまう。

かくいう僕も、20代から履き続けているクタクタのリーバイス501や、A V R E Xのフライトジャケットを捨てることができない。体型が変わっていないので、時々クローゼットから出して出かけるが、結構痛いんだろうな!俺!

5年間着たラコステのポロシャツよりも、今年のユニクロのポロシャツを着こなすほうが、断然清潔感があっておしゃれに見える。

古着が似合う、渋いオヤジではないことを意識しておくほうが無難である。

綺麗さと言えば、個人的見解だが、新品であっても一般オヤジにダメージジーンズは難しいと思う!僕も一本持っているが、どうも気恥ずかしい。

ほら!ガチガチに身体を鍛えて、ダメージジーンズがトレードマークの、あのシンガーソングライターさんであっても、いいかげん落ち着きなさいよ!て思ってしまう。

60代は、服装で無理をしなくても、十分ビンテージといえる。だから、着る服は清潔で、ヨレ感のないものを着る。ユニクロコーデで十分なので、毎年新しいものを取り揃える方が良いようだ。

3季節感にあったものを着る



年齢と共に、体温の調整が難しくなるのかもしれないが、オヤジは、だんだんと季節感を意識しなくなる。冬服と夏服の感覚はあっても春と秋の概念が薄くなってくるのだ。

冬が終わって、夏までの間は、ダウンではなく、春物のブルゾンがあれば便利だし、ウールのセーターから、ニットのセータへ衣替えといったように、春と秋を意識したアイテムを、季節にあわせてきこなすことを心がけたほうがよさそうだ。

スーツだと、コートや、ベストなどで調整しながらなんとか誤魔化せるが、フリーランスオヤジは季節の変わり目の着こなしが結構盲点になる。

そこで勇んで買い物に行くとき、注意点が一つ!

売り場に行くと、春物の華やいだ色が揃っているが、単品でアテムを購入する際は、持っている服との相性を考えないと、あわせることができないで、トンチンカンになってしまうので要注意!

新しい色を冒険するなら、トータルコーディネートで買うことをおすすめする!

4 カジュアルになりすぎない


60代のカジュアルファッションは、極端にカジュアルになりすぎないように注意をするというのも、良くいわれることだ。

40代の頃、今から20年近く前だが、信奉していた銀座松屋のメンズのバイヤーで、スタイリストさんがいて、その人の本を愛読していた。

その中に、40歳を超えたら、首元は隠せ!という教えがあった。今ではインナーにTシャツが当たり前なになったが、中年以降の男性が、安易にこのスタイルを行う傾向に警鐘を鳴らされていたのだ。

これには、理由があって、年齢は首もとに現れやすい。これは、見た目に美しくない。ファッションとは、体の欠点をカバーする目的もあると主張されていた。この考えはカジュアルの時でも同じで、おとなは、Tシャツでなく、ポロシャツを着ることを推奨されていた。

僕は、今でもこの意見に賛成である。Tシャツが似合うのは、やはり肌にハリがあり、できれば、首から肩にかけてしっかりとした筋肉がついている人が似合うと思う

東大出の元大企業の会長で、博打で大負けした、大金持ちのユーチューバーさんは、僕と同じ歳。見た目もまあ、イケたオヤジである。

しかし、いつもTシャツで対談をされている。もしかしたら、このTシャツがそこらのスーツなど凌駕するほど高いブランドものかもしれないが、お前に言われたくないよと言われそうだが、なんか、みすぼらしく見える。Tシャツが全然似合っていない。

アンチではない、話は面白いし、今さら好印象を狙う必要はないのだろうが、単純に勿体無いなというか、ダサいなと思ってしまう。

やっぱり、Tシャツが似合うおとなは、そういないのだなと思うのである。

5、異性からのアドバイスには従うな


ファッションアドバイザーのM Bさんは。経営や哲学の話が面白いので、voicyを愛聴している。そのM Bさんの話に、異性からのアドバイスは聴かない方が良いと主張されている。

おしゃれの本質は着こなし。一般的に異性は異性の着こなしをしたことがないのでその本質を理解できていないとうのが理由!

そして、往往にして多いのが、女性はアイテムを見て、“これ可愛い!”とか“この柄素敵”という評価でファッションを語ることが多いからだそうだ。

これはよくわかる。僕は、頭が薄いというのもあって日頃から帽子を被る習慣がある。ハット、ハンいつチング、キャップ、合わせて20個くらい所有している。

今ある帽子のほとんどは妻が選んでくれたものだが、以前から愛用していたものは、妻のセンスにあわないようで着用禁止となってしまった(涙)

それ以来、妻が帽子を買い揃えてくれた。ありがたいし、嬉しいのだが、プレゼントされた帽子をどの服にどう合わせて良いのかわからなくなってしまったのである。

その結果、上から、下まで、これで良いのかとお伺いをたてないとコーディネートできなくなった。

途中で”もうわからない、好きにすれば!”とつきはなされたりする。

”ならいつもの帽子でいつもの服装にするわ!”と開き直ると、せっかく買ってあげたのに💢と、喧嘩になる!これはとても不毛なのだ!

なので、ある程度自分のスタイルに型を持つことが大事になってくる。

まとめ
1サイズのあったものを着る
2綺麗な服装を心がける
3季節感にあったものを着る
4カジュアルになりすぎない
5異性のアドバイスを信用しない

とまあ、こんなことを書きつづりながら、自分はこうだ!という型を持ち合わせていない。ファッションについては、型なしのオヤジが、聞いた話をまとめてみただけのことであるが、自分自身の参考としたい。


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