常識とは、自分が選んだ世界
野望とリアルの狭間で
最近、はあちゅう著『半径5メートルの野望』(講談社)を、タイトルの斬新さに惹かれて読んだ。村上萌さんと共同開発したスケジュール帳を愛用中だったので、元からどんな人だろうと思ってはいたが、彼女の著作した本を読んだのは初めてだった。
本の全体的な内容は、とても深いのに、分かりやすく、参考になる言葉がたくさんある。また、共感できる話題が多く、著者の正直で飾らない性格が伝わってきた。読者の立場に寄り添った話し方だけれど、大抵の人にはなかなか真似できない体験