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移動制限など緩和へ ワクチンパスで生活どう変わる

政府はワクチンの接種証明などを活用し、11月をめどに飲食店での酒の提供や県をまたぐ移動の制限を緩和する考えを示しています。

私たちの生活はどう変わるのでしょうか?

横須賀市では、ある取り組みが始まっています。

(仁科健吾アナウンサー)Q今から何をする?

(ワクチン接種を終えた人)「『(ワクチン)パスポート』をもらったので、それを使って買い物をしてみようかなと思っています」

接種証明を提示することで市内の協力店で様々な特典を受けられます。

(店員)「こちらレーズンサンドのプレゼントになります」

(女性)「ありがとうございます」

キャンペーンに参加している商店街では…

(横須賀商店街連合会 森下守久会長)

「たくさんの方が(ワクチン接種を)受けていただければ早く収束して、我々も積極的に協力すべきじゃないかなと」

商店街のコーヒー店の様子をみてみると…

(店員)「お客様、この接種証明お持ちですか?」

(客)「あ、持ってます」

こちらの店では10%引きのサービスを実施。

しかし持ってくるのを忘れてしまうお客さんも…

(店員)「次、よかったら持ってきてください」

(客)「携帯に入れられればいいのにね」

こうした中、凸版印刷など一足早く接種証明に使えるアプリを開発し実証実験を行っている企業もあります。

また、すでにプロ野球、ソフトバンクが緊急事態宣言中の試合について接種証明または1週間以内のPCR検査陰性の提示を条件にチケットを販売しています。

接種証明で得られる特典を歓迎する一方で、複雑な思いを抱える人も。

(接種を医師に止められている女性)

「不公平感はやはりあるかなと思います」

静岡県内で夫と小学生の娘と暮らす女性は、アレルギー性の疾患があるため、医師からワクチンの接種を止められています。

夫はワクチン接種をうけてはいます。

(接種を医師に止められている女性)

「例えば家族で、主人と私と子供で3人でどこか遊ぶところに行ったときに『打ってないと入れない』的なことを入り口で言われるのも心苦しいですし」

接種証明の代わりとなる陰性証明も現状では自費となり、負担に感じています。

(接種を医師に止められている女性)

「どこかに行くたびにその検査をしなければならない。お金以外の負担も大きいかと思います」

(テレ朝news 2021/09/12 07:01)

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