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【最大5000円分還元】マイナポイントに登録するキャッシュレス決済、選ぶ際に重視すべき7つのポイント

>2020年9月より、最大5,000円分が還元される「マイナポイント事業」がスタートします。

キャッシュレス還元事業に次ぐ、キャッシュレス関連の事業です。

今回は、とくに「どのキャッシュレス決済サービスを選ぶかについて」考えていきましょう。

マイナポイント事業とは

マネーの達人 20200627

≪画像元:総務省[https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/]≫

「マイナポイント事業」とは、キャッシュレス決済を利用した人に対して、通常のポイント還元に加えて国がポイントを還元する事業です。

国が還元するといっても特別なポイントではなく、利用したキャッシュレス決済のポイントが還元されます。
還元率は25%、還元上限は5,000円/人
です。

国から還元を受けるには、マイナンバーカードと「マイキーID」が必要となります。

マイナポイント事業について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
【関連記事】:【7月~開始・先着順に付与】高還元率の「マイナポイント」未成年も申請OK 予約受付中! 手続きスポットと注意点[https://manetatsu.com/2020/06/271810/]


マイナポイントに参加しているキャッシュレス決済サービス

2020年6月18日現在、マイナポイントに参加を表明している主なキャッシュレス決済サービスは、以下の通りです。

マネーの達人2 20200627

多くのキャッシュレス決済サービスが参加を表明しており、「対象のキャッシュレスがない」ということもないでしょう。

キャッシュレス決済サービスを選ぶ7つのポイント
・ 1つのマイナンバーで発行できるマイキーIDは1つのみ
・ 1つのマイキーIDにつき選べるキャッシュレス決済も1つのみ

です。

そこでここからは、失敗しないためのキャッシュレス決済サービス選びについて、7つのポイントに絞って解説しましょう。

1. 手持ちのキャッシュレス決済がマイナポイントの対象か

まず、お手持ちのキャッシュレス決済がマイナポイントの対象か、確認してください。

マイナポイント事業の公式サイトから、対象のキャッシュレス決済サービスを検索できますので、まずはそれで確認しましょう。

しかし、そこで安心してはいけません。

例えば「イオンカード」の場合、対象となるのは「WAON一体型」のみです。

というのも、イオンカードのクレジット利用で還元されるのは、クレカのポイント「ときめきポイント」ではなく「WAON」だからです。

マイナポイント目当てにこれからイオンカードに申し込む人は、WAON一体型を申し込みましょう。

2. キャンペーンを実施しているキャッシュレス決済を選ぶのもあり

マネーの達人3 20200627


≪画像元:株式会社ファミマデジタルワン[https://famidigi.jp/famipay/mp/index.html]≫

マイナポイントに関係したキャンペーンを実施しているキャッシュレス決済もあります。

例えば、FamiPayでマイナポイントに申し込むと、先着10万名に500円相当のFamiPayボーナスがプレゼントされるキャンペーンを、7月1日~9月30日まで実施予定です。

マネーの達人4 20200627

≪画像元:WAON[https://www.waon.net/mynapoint/benefit/]≫

また、WAONではマイナポイント事業による還元以外に、10%上乗せして還元されます。

キャンペーンを実施するキャッシュレス決済がまだ多くないものの、今後キャンペーンを実施するサービスは増えることが予想されます。

キャンペーンで、さらに多くのポイント還元を狙うのもいいでしょう。

3. よく使うキャッシュレス決済を選択しよう

選択するキャッシュレス決済は、頻繁に利用するものにした方が良いでしょう。

というのも、マイナポイント事業の予算は約2,000億円で、予算がなくなればその時点で終了となるからです。

さっさと2万円を使って上限5,000円分の還元を受けないと、気づいたときには終了ということにもなりかねません。

その意味でも、頻繁に利用するキャッシュレス決済にした方が良いです。

4. 年齢制限が緩いキャッシュレス決済なら手続きがシンプル

利用するのに、年齢制限がさほど厳しくないキャッシュレス決済を選択することもポイントです。

マイナンバーカードがあれば、子どもを含めた家族も1人最大5,000円の還元を受けられます。

子どもがキャッシュレス決済を作れない年齢であっても、法定代理人(親など)名義のキャッシュレス決済を還元対象として申し込むことは可能です。

ただし、1つのキャッシュレス決済に複数人のマイナポイントを合算できないため、法定代理人の別のキャッシュレス決済を還元対象とする必要があり、面倒です。

クレカは、18歳以上(高校生を除く)でないと発行できません。

お子さん名義で還元を受けさせたいのであれば、前払い式の電子マネーやプリペイドカードがいいでしょう。

ちなみに、Kyash・nanaco・楽天Edyなどは年齢制限がありません。

5.「チャージ」が還元対象のものを選ぶ

キャッシュレス決済によって、「チャージ」が還元対象なのか「購入」が還元対象なのかが異なります。

PayPayなどでは、還元対象をチャージ・利用のどちらかから選択することができますが、多くのキャッシュレス決済では、チャージ・購入のいずれかしか選択肢が用意されていません。

どちらか悩んだときには、「チャージが還元対象」のものがおすすめです。

購入を選択すると無駄遣いにつながりかねませんが、チャージを選択すれば自分の都合のいいタイミングで利用してもOKだからです。

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6. 還元のタイミングは早いものがおすすめ

いつ還元されるかも、キャッシュレス決済によって異なります。

主なキャッシュレス決済の還元タイミング

・ 三井住友カード:累計2万円購入に到達時

・ オリコカード:毎月締翌々月

・ 楽天Edy:チャージの翌月10日

・ nanaco:チャージの2~3日後

・ PayPay(チャージ):チャージと同時

・ PayPay(購入):支払い翌日の30日後

・ au PAY:チャージの最大数時間後

還元タイミングが最も早いのはスマホ決済、次いで電子マネーとなっています。

クレカは2か月かかることも珍しくないので、忘れてしまいそうです。

特に三井住友カードは、累計購入額2万円に到達しないと原則還元されませんので、この点ではおすすめできません。

7. 還元されたポイントの使い勝手も重要

還元されたポイントの使い勝手も重要です。

キャッシュレス決済サービスがマイナポイント事業に参加する条件として「ポイントの有効期限は少なくとも3か月間」となっているので、最低3か月間の有効期限は保証されます。

以下のような特徴を持つポイントを選ぶといいでしょう。
・ 有効期限が無期限、またはポイント増減のたびに有効期限延長(例:イオンカードのWAON)
・ 現金同様に使える(例:PayPay)

・ ポイントの交換先が豊富(例:三井住友カード)

・ 送金・出金ができる(例:au PAYカード)

9月から本格スタート
キャッシュレス決済サービス選びは慎重に

マイナポイントの登録は7月から始まりますが、チャージ・購入で実際に還元を受けられるのは9月以降です。

今後、マイナポイント関連のキャンペーンを打ち出すキャッシュレス決済サービスが、続出するでしょう。

キャッシュレス決済サービスを選ぶのは、8月いっぱいまで悩んで全く問題ありません。

じっくりと比較検討して、自分に最適なキャッシュレス決済サービスをマイナポイントに登録しましょう。

(マネーの達人)


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