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読み合わせカフェに行ってきました

私が読み合わせカフェに行くことになったのはXのとあるポストがきっかけでした。

こちらのポストを見て、幼い頃に絵本や小説を声に出して読むのが好きだったことを思い出し、1人でふらりと行ってきました。

初回は、かなりどきどきしながら行きました。まずは気になっている脚本を黙読し、心の準備をし、名札を首にかけ、マッチングしてほしいという意思表示をしました。名札を首にかけると、来店している方とマッチングしてもらえます。空いている方や空きそうな方がいない場合は店員さんと読み合わせることもできます。

読み合わせは、カフェ内でします。カフェ内の色んなところで読み合わせをしているため、どうしても周囲の声は入ってきますが、それも味として楽しみました。

私は今まで数度参加しましたが、初対面の人とでも非常にスムーズに読み合わせができました。きっと読み合わせしてみたい人が集まっているからなのでしょうけれど、とても良い雰囲気で、どの方との読み合わせも本当に楽しかったし、大満足でした。時間が進むのがとても早かったです。
演劇は、基本的には男性は男性を、女性は女性を演じることが多いと思うのですが、読み合わせカフェでは自身の性別も関係ない配役ができるのも面白いところかもしれません。

人がいなければ延長もできるとはいえ、90分制かベースになっていることが多いので、読み合わせカフェのサイトの脚本リストで先に気になる脚本の目星をつけておくと現地に行って悩みにくく、時間を有効に使いやすいと思いました。

ちなみに、個人的には2人用の脚本が会話量のバランスが良くて好きです。人数が多いものは、出番が少ないキャラがいたりもします。

脚本は、基本的に前述の脚本リストから気になるものを探すのですが、現地には名刺のようなサイズで脚本名と脚本のキーワードになるようなものが書かれているカードが入っているファイルもあります。
先日見たファイルは、カードにジャンルによって色の異なるシールが貼られていて、やりたい雰囲気のものを探しやすかったです。初めての脚本も読み込んでから読み合わせをするわけではなく、読み合わせをしながら読み進めていくというパターンが多いので、苦手なタイプの脚本を避けられるという点においても良いと思いました。WEBサイトもそのようになったらとても便利だと思います。
また、先日ルビが振られている台本があったのですが、お借りしている台本には書き込みはできないので、余力があれば台本にルビを振っていただけると、よりスムーズに読み合わせができるように思いました。

なお、読み合わせカフェプレミアム、という予約制の読み合わせカフェもあるのですが、私が何度か行っているのはプレミアムではない通常の読み合わせカフェです。

通常の読み合わせカフェは、ふらっと行って読み合わせて帰るという感じで、気軽に楽しめるところがいいと感じています。ただ、混雑している日や時間帯もあるので、読み合わせカフェの近くに住んでいるわけではない人間としては、予約ができると安心感が増して足を運びやすいように思います。

今のところ、私にとっての読み合わせカフェは「1人でお家でしていたなりきり遊びが他人とできる楽しい場所」です。
そんな楽しみ方でいいのかな?

また気分転換をしたいときに行こうと思います。

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