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物語を作る物語【PART1 元ネタ】

今回の記事では、“今から作り始める物語”の元となる話を綴っていきます。未完成の状態でも公開し、その都度書き直したり、あなた(読者の方)からの感想をいただいたりして、読みやすい物にしていきたいです。なので、気軽にコメントしてください。

その前に、「宇宙スマイルってどんなやつなのか」をざっくりと紹介していきますね。

自己紹介

宇宙スマイルとは?

ど一般人です。(笑)

この名前は、高校生の頃に聴いていたラジオ番組にメールを送るためにつけた『ラジオネーム』です。由来は『宇宙とお笑いが好きだから』です。好きな物を並べるという、なんとも稚拙な考えです。少し捻って「お笑い→スマイル」にしているところが、今振り返ると恥ずかしくもあります。(笑)

でも、高校生の自分が「コレだ!」と思っていたのは事実なので、その想いを汲みとり、今も大切に使っているわけです。(宇宙スマイルは高校生の自分に優しいやつ)

現在は、教育・療育業界にて、毎日子どもと接する職に就いてます。(子どもと喋るのが大好きなんです)

なぜ物語を作ろうとしているの?

理由は2つあります。

1つ目は『“今”笑いが必要な方に、笑顔になってもらうため』です。笑いと言っても面白いだけではなく、希望に対する笑いも対象です。どちらかと言うと、希望を持ってもらう笑いが多いと思います。面白さには未だ自信が持ちづらく、苦労しております。詳しくは過去記事に書かれているので、気になる方はまたじっくり読んでいただけたらと思います👇

2つ目は『自分の代表的な作品を作るため』です。
『そろそろ“noteを始めたワケ”を話そうか。』にも少し書いているのですが、僕は以前お笑い芸人を目指していました。現在は会社に勤めていて、コレを書いている今も電車に揺られて通勤しているのですが、やはり「何か自分にしか出来ないことをしたい!」という気持ちは捨てきれなくて「悲しんでいる人、毎日が辛い人に少しでも笑いを届けたい」という気持ちはどうしても捨てきれませんでした。

だからこそ「コレは人を笑顔に出来る!」と思えるような代表作を作りたいのです。出来れば、1冊の本にしたい!!

コレら2つの理由から『物語を作ろう』と決めたわけです。

始まりとその次のツイート

短編小説を作り始めましたとツイートしていますが、1文字も書けていません

物語を1から作る時はその話の“元となる話”を選ぶところから始めています。元ネタってやつですね。

なので、このツイートの時点ではその元ネタを選んでいる最中なのです。

そしてこちらのツイートです。はい、ドン!

ぉぉおめでとぉぉぉぉう!!!!!👏👏👏
コレから作る物語の元ネタ(実体験)が決まりました。
そして、こちらの記事ではその元ネタを綴ろうかと思います。

時は2014年、今から8年前に遡ります。

2022/12/14の時点で書けているのはここまでです😄
この企画に面白がっていただける方は、是非物語が完成する最後までお付き合いください👋

【元ネタ】

2014年、僕が高校2年生の頃の話。
地元で進学校と言われる高校の陸上部に所属しながら、校風である『文武両道』を守ろうと必死だった。

2022/12/15の時点ではここまで😁
前回の文章をちょこっと訂正してます。過去編に入るまでの自己紹介パートはこれでいいかと思っておりますが、誤字脱字や読みにくさに気づいた方はコメントやTwitterで教えてください!
ここまでの感想や、未完成を晒す企画の感想も教えていただけると嬉しいです!ではまた!

高校生時代を話すといっても、映画やドラマで見るような“青春”を謳歌する主人公はこの話に登場しない。

どちらかと言うと、その真逆だ。

何度負けても立ち上がる強い心』なんてこの主人公は持ち合わせていない。
頑張ろうと思うが、なかなか頑張りきれない。
誰よりも努力する覚悟ができないまま、ただ昨日と同じ今日を過ごして自分をすり減らしていた。

2022/12/16の時点ではここまで👋
…進まない日ですね。
終わり方がまだ固まってなく、「主人公の心は…」からの文をもう少しシンプルで入っていきやすい物にしたい。ここで読者とリンク出来たらなお良い(『自分もそんな時あったな…』とか、『今の私だ…』的な)

思うようにいかない日々

思い返せば、高校生活のほとんどが思うようにいかない日々だった。

部活では、短距離走の選手として頑張ろうと意気込んでいたはずなのに、走高跳びの選手を選んでいた。

理由は単純だった。圧倒的な差を感じて逃げたんだ。

同級生に中学時代の短距離走県大会の覇者がいた。その人と一度軽く走ったこと、そこで圧倒的に負けたことは今でも鮮明に思い出せるよ。練習で120m走をやっていた時のこと。

走り始めは同じくらいのスピードだった。スピードに乗り始め、自分の中のギアを上げていく。足の回転も、風を切る感覚も何もかもが順調だった。
しかし、相手との距離がどんどん離れていく。
「負けたくない」が、とうに自分の走りは最高速度を出して後は減速をいかにさせないかのフェーズに入っていた。

落ちるスピード、しかし向こうはまだスピードが上がっているようだ。まるで後ろから誰かに引っ張られているような気さえした。
残り50m。このままでは追い越せそうもない。これ以上差を広げられるものかと全力を出していた。だが、焦れば焦るほど、彼との差は開いていった。やっとゴール地点に着いた。

その一本の走りで越えられない圧倒的な差を思い知ったんだ。

2022/12/17はここまで👋
昨日の書いた分はほとんど書換えました。
一歩進んだと思っても、また戻ってやり直し。これを繰り返して自分を納得させていく作業です。
産みの苦しみがありますが、今回の企画はそれをリアルタイムで見て楽しんでもらうので、苦しみは多い方が楽しくなりますね✍️😂ではまた!

「自分は短距離じゃ勝てない」そう思ったから逃げた。
しかし、逃げた先が専門外すぎた。走高跳びの選手に必要なバネは自分にはなかった。
練習でどうにかなると思っていたが、あまりにも感覚が掴めなくて毎日憂鬱になってくる。ほんと参っちゃうよな。

進学校だから勉強にも皆本気だった。
部活から帰って次の日の予習をしなきゃいけない。部活でヘトヘトなのに、ここから頭を使う勉強をする余裕はあまりない。全国の高校生がその悩みに遭遇しただろうし、今思うと文武両道を貫いた友人たちはスゴいな。

日々の疲れに負けて、勉強も次第に疎かになってくる。
学力を坂道で走る自転車に例えた物は分かりやすい。

『上るのは時間がかかるが、下るのは直ぐ』

自分もその通りになった。周りの人がなかなかのペースで上って行ってしまうものだから、下るのがより速く思えた。
それでも何とか喰らい付こうと歩み続けた。

「この足は止めちゃいけない、今までの悔しい思いをムダにしてはいけない」

部活でも勉強でも、中学生の頃に培った自信はとうに枯れていた。自分の気力だけが残っているが、既にガス欠寸前。ギリギリのところでどうにか踏ん張っている状態だ。

2022/12/18の時点ではここまで👋
頑張って進めたけど…長くないっ?!
読み飽きてません?!笑
まだこれ始まりだよ?!ヤバくない?語り過ぎてない??…完成してから大幅にカットしていく作業もありそうですね。
ここまでの感想など、読んでて思うことをコメントやTwitterで聞かせていただきたいです!
静かに見守り隊の方は、引き続き完成までの伴走よろしくお願いします!
今日もありがとうございました!ではまた!✍️

最大の後悔

ギリギリで踏ん張っている状態の自分が遂に限界を迎える。
ただ限界を迎えるのならいいが、自分の場合はそうじゃなかった。最後のトリガーとなるのは、自分ではなく母だった。

うちは裕福な家庭ではなく、母はよく嘆いていた。溜め息も多く、それを聞いているのも辛かった。

ある日、自分は高校を辞めると言い出す。
学校に通うのにもお金がいるから、その出費を削ればいいと考えていた。後の人生はどうとでもなってしまえばいいと。

そんなことを我が子に言われた親がどんな気持ちになるか。当時はそんなこと全く考えていなかった。

しかも、その理由は隠れみのに過ぎない。本当は負け続けていた日々を終わらせたかっただけだ。

『逃げる理由を親のせいにしたこと』が最大の後悔で、今も時々思い出しては胸を締め付けている。

当時の自分は学校を休むようになった。

2022/12/19の時点ではここまで👋
読んでいただきありがとうございます!
めっちゃ後味の悪いところで終わってごめんなさいね!切りが良かったので終わりました(笑)知人にもほとんど話したことのない部分で、ずっと記憶の奥の方に鍵をかけて仕舞っていました。これ以上落ちることは無いので、安心してくださいね。
感想や誤字脱字、読みにくくないかなど、気軽にコメントやTwitterで教えてください!ではまた✍️

つまらない日々にある唯一の彩り

家にいたところで、何もする気にはならなかった。ただ起きて寝るまでの時間潰しをするだけ。たまにクラスメイトや部活の仲間たちのことも考えてたけど、何故か遠い存在のように思えて考えないようにしていた。

ほとんどを自分の部屋で過ごしていた。自分の部屋は安心できるが、外と何も繋がっていない気がして孤独でもあった。それを紛らわすために、いつもラジオを流して“誰かの声”を聞いてた。

ラジオから流れる曲、パーソナリティの声、リスナーからのお便り、それらを聞くのは楽しかった。特に、夜の10時からやっていた『School Of Lock!』というラジオが平日の楽しみだった。10代に向けた番組で、リスナーも10代が多い。つまらない日々にある唯一の彩りがこの番組だった。

2022/12/20の時点ではここまで👋
読んでいただきありがとうございます!
さて、長いもので語り続けた昔話も終わりが近づいています。気付けば4,000字に到達しておりました。ほんと長くてごめんなさい。とりあえず進むペース次第ですが、次かその次…その次の次の更新で完成するかと思いますので、ここまで来たら最後まで伴走よろしくお願いします!
読んでて思ったことは気軽に教えてください!ではまた✍️

立ち上がる者の後ろ姿

学校を休みだして2週間が経とうとしていた。
昨日と同じ今日を過ごすのにはもう飽きているが、その日も朝から晩までラジオをつけていた。「こんな毎日で本当にいいのだろうか」自分の中でこんな疑問も出てきていた頃。

『School Of Lock!』ではリスナーからの話を聞く名物コーナーの『掲示板逆電』をしていた。自分とは違う地域に住んでいる10代の日常や悩みを聞いていると、とてつもなく共感できたり、自分の全く知らない世界を知れたりと、毎回楽しみにしていた。

その日の掲示板逆電は、ある1人のリスナーのお悩み相談を長く扱っていた。そのリスナーの悩みは『ずっと学校を休んでいて、このままでいいのか分からない』といったものだった。

「自分と同じ状況にある子がいるんだ」

唯一違うところと言えば、彼は高校1年生でこっちは2年生であることくらいだった。

パーソナリティの芸人さんと話をしていく。
始めは悩んでいた彼も、パーソナリティの方と話すうちに笑うようになり、声も明るくなってくる。遂にはこう言った。

『明日、学校に行ってみます!』

「言いやがった…この子スゴいなぁ…」
自分に衝撃が走ると共に、少しの間何も考えられなかった。

「自分はどうする?」
頭に浮かんだ疑問はこれだけだった。自分よりも1つ若い子が、ラジオでこんな宣言をしている。自分はどうだ?彼の中に見出された“勇気”を自分の中からも見つけることができるのか?

答えは直ぐに出た。しかし、心の中の自分は震えていて今にも怖気付きそうにしている。

「大丈夫。明日、勇気を出すのは自分だけじゃない。あの子も同じだ。もしかしたら他にもいるかも知れない」

そう言い聞かせると少し楽になれた。

2022/12/21の時点ではここまで👋
さて、この記事も終わりを迎えようとしています。『物語を作る物語 PART1』を読んでくださったあなたに伝えたいことがあるのですが、上手く言葉に出来るか分からないので、一旦夜ご飯食べてきます。ではまた✍️

負け続けた3年間

あの夜、2人のおかげで自分も再び学校に通い出すことができた。しかし、遅れた物を取り戻すほどの力を出すことは出来なかった。

負け続けた3年間だった。
勉強でも、部活でも。

負け癖はついたし、自信も無くしてしまっていた。3年前に持っていた「自分なら出来る」という思い込みが、どれ程自分を守ってくれていたかを身に染みて理解した。

しかし、この3年間で得たこともあった。

1つは『這いあがる経験』だ。
どんなに暗い場所まで落ち込んだとしても、自分の先に希望という類いの物が見えなくなっても、それは大きな勘違いだ。

2週間の不登校期間は、厳密には『不登校』という扱いにはならないらしい。しかし、僕にはとてつもなく長くて退屈な日々だった。クラスメイトは自分のことなどもう忘れているとすら思った。だが、再び学校に行くとクラスメイトは以前のように接してくれた。

思っていたこと、予想していた未来は自分の思い込みが見せていた幻だったと気付く。

そしてもう1つは『』だ。
ラジオで話していた1つ下の彼は、パーソナリティのお笑い芸人さんに『明日へ踏み出す“勇気”』と『笑い』をもらっていた。

自分も『今、笑いが必要な人を笑顔にしたい』そう思った。そして、お笑い芸人という職に心底憧れた。

この2つは8年経った今でも自分の中に残っている宝物だ。


物語を作る物語

ここまで読んでくださったあなたには本当に感謝しております。長くて退屈な話だったかも知れないので、最後にこんなネタばらしをしようと思います。それは『タイトルに隠されたもう1つの意味』の話。

『物語を作る物語』は未完成の記事を公開し、完成までの過程を楽しんでもらおうと考えて始めた企画です。
文字通り、物語を作るまでの物語ですね。

しかし、タイトルにはもう1つの意味を含ませてあります。
今、あなたに読んでもらった『元ネタ(僕の物語)』はとても“キラキラした青春物語”とは言えません。この物語は今も自分の中でモヤモヤとした思いに包まれ、思い出すことは辛く、話す時には言葉に詰まります。

しかし、そんな物語は変えられると信じています。

今、あの頃の自分と同じような状況にいて、希望の類いが全く見えない。そんな人に『勇気』や『希望』を与えられる物語を、この元ネタから作れたら、あの頃の辛い思い出が必要であったと思える。

この『物語を作る物語』は、過去の物語を“意味のある物”へと変えていく話でもあります。この考え方を教えてくれたのも、自分の憧れた“お笑い芸人”の方でした。

気になる方はこちらの動画をご覧ください。もうここまで読んでくださったのなら見ちゃってください。
キングコングの西野亮廣さんが近畿大学でされた卒業式のスピーチです。どうぞ。

はい、感動しました👏🥹
やはり芸人さんは話がお上手ですね!敵いません。

さて、伝えることは全て伝えたと思います。「自分の過去」と「あなたやあなたの周りにいる人の今」を変えるために、『物語を作る物語』では、自分の実体験を元にした物語を作っていきます。

【PART1 元ネタ】はここでおしまい。
ではまた、【PART2】でお会いできることを願っております。ここからが一番大変そうですが、コツコツやっていきます。共に伴走してくださる方は引き続き宜しくお願いします!感想なども気軽に教えてください!

最後の最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!!

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