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オタク流 推し事のすゝめ『資本主義のゲーム内での推し事とは』

ヲタクなのかオタクなのかを言い争うのはもうやめよう。
そんなことよりも大事なことがあるはずだ。

そう。

『推し事である』

こんな言葉を君は聞いたことがあるかな?

推しは推せる時に推せ。
『どこかのオタクが残した100の言葉』より一部抜粋。

オタ活をする時に1度は頭をよぎるであろう言葉だ。この言葉があるから、今日もオタ活が出来ているのだと思う。僕らのエネルギー源となる思考だろう。

しかしながら現実はそう甘くはない。

推し事をする今日 薄財布開く
『今年の俳句大賞』入賞作

この俳句通り、推し事に必要なのは何を隠そう『お金』である。推し事をするために自宅のPCからYouTubeを見ていると、電気が止められ暗闇の中で電気代を払っていなかったことに気づく経験をしたのは私だけではないはずだ。もっと言うと、水道代も…(この話は本題ではないので割愛させていただこう)。

我々はオタクである前に“資本主義の社会を生きるオタク”(以下『資本オタク』)であることを忘れてはならない。

資本オタクである以上、資本主義のゲームからは逃げられない。推し事をするための活動資金を用意せねばならない。

慌てることはないさ。
算数をしてるのと同じこと。

持続可能な推し事をするための適切な資金繰りを紹介させていただきたい。

💡家計簿はお金の出入りを教えてくれる

『家計簿なんてつけてるのは実家の母親くらいさ、つけ方なんて知らないし、知る必要もない』

そう思って家計簿を軽んじているのならば恥じて欲しい。
その偏った思いは推し事の終わりを連れてくるだろう。

先ずは家計簿を1月間しっかりつけてほしい。

給料(収入)がどのくらいあって
何にお金を使った(支出)のか。

そこで見て欲しいポイントは3つある。

  1. 『収入>支出』なのか『収入<支出』なのか

  2. 固定費と食費はいくらなのか

  3. 収入に対する推し事の費用の割合

🔦『収入>支出』なのか『収入<支出』なのか

ここで見てるのはいわゆる『黒字家計』なのか『赤字家計』なのかなのだよ。

黒字家系なら何も言うことはない。推し事をしたらいい。した上で黒字家計なら、貯蓄と運用で手堅くやったらいい。積み立てて長期で運用したらいい。

赤字家計(収入<支出)ならどうする…?

これは黒字にする必要がある。その理由は簡単だ。

推しを推しのまま応援するためなのだよ。

自分の身を削りながら(赤字を出しながら)多くの推し事をするより、少しであっても持続可能な推し事をする方が自分にとっても推しにとってもいいはずだ。

次に、具体的に赤字家計→黒字家計に戻していく方法を説明しよう。

🔦固定費と食費はいくらなのか

先ずは固定費(月々の支払い額がほぼ決まってるもの)を見ていこう。

【固定費に入るもの】

①住居費(家賃)
②電気、ガス、水道代
③スマホ代
④保険料

※子どもがいるなら『教育費』

※会社員でないなら『所得税、住民税、国民年金、国民健康保険料』なんてのもかかる。会社員は既に給料から引かれている(額面と手取りの違いはここにある!)

さて、どうだろう?改めて見ると、なかなか払っているね。それと食費も見て欲しい。

数ヶ月間、家計簿をつけるとわかることがある。
その1つが『月々の食費は大体このくらいの額』というものだ。じゃんじゃん外食に行くよ!って人は分からないが、自炊をしているなら大体の食費のレンジが分かるはずだ。

「大体このくらい」がわかるので、私はそれも含めて“固定費”として扱っている。

この固定費は見直し甲斐のある部分だ。
推しグッズをネット注文するだけの生活から、イベント会場で直接購入できるくらいの差を生み出してくれるぞ!

🔦収入に対する推し事の費用の割合

さて、ここである本の話をしよう。
バビロンの大富豪の教え』という本を知っているかい?

古代バビロニアにて、大富豪が富を得る方法を教えている。

ここでは大富豪からの教えとして『収入の10分の1を貯金せよ』というものがある。

なので、この教えを少し変えてみたいと思う!😎

収入の10分の1…
の半分を貯金して、残り半分を推し事に当てよ!

推し事は消費でもなければ、投資でもない。浪費だ。
浪費である以上、優先順位を1位に上げることは短命な推し事となるのと同義だ。

収入の90%で暮らし、残りの10%は5%は貯金5%は推し事。この感じなら、持続可能な推し事が出来るだろう。

『宵越しの金は持たねぇ!!!』スタイルの君には貯金の割合を減らす事をお勧めしよう。

🕯️資本主義のゲーム内での推し事

さて、これまで偉そうに語ってはみたものの1度切りの人生を自分らしく生きることはとても大切だ。

資本主義のゲーム内で推し事をする以上、お金の問題は必ず付きまとう。今回は1つの解を示したに過ぎない。

君はキミらしく推し事をするんだ。
誰に何を言われようともね。

🪔終わりに

さて、この記事を最後まで読んでくれてありがとう。
気付いている人もいるだろうが、章ごとの見出しにある火が我が家の最後の灯りだ。

もうそろそろ消えそうだ。
序盤に電気が止まり懐中電灯に変えていたんだが…。
それも切れて、頼みの綱であるろうそくの火も消えそうだ。

そろそろ電気代を払ってくるとしよう…。

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