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リモートワーク推奨してから1か月 働き方はどう変わった?(後編)

スペースキーの小野です。原則リモートワークでの勤務に切り替えて1か月経過し、その働き方について振り返りをしてみた記事の後編です。当初のイメージと比べて、実際はどうだったのか。各部署の反応をご覧ください!


各部署に聞いた質問はこちら。

【Q1】
あなたの部署・チームの役割はなんですか?それに対して今月(主に4月)したことを、おしえてください
【Q2】
テレワーク開始前に、テレワークでの業務について不安に思っていたこと
【Q3】
実際にテレワークをスタートしてみてどうでしたか?(想定よりも良かったこと、ここは課題と感じていること…)
【Q4】
他部署(他社でも)に聞いてみたいことがあれば

システム開発・運用部

A1.
なっぷ事業の成長と収益確保を技術面から支えること
・AWS環境へのサーバー移行が完了
・緊急事態宣言にともなう休業案内を支援する機能のリリース

A2.
リモート環境周りの構築

A3.
移動時間がなくなり時間が増えたことは良いと思います
ちょっとした質問やコミュニケーションをするさいの煩わしさを感じます

A4.
なし


アウトドアプロデュース本部

A1.
キャンプ体験のアップデート
・Recamp新規施設開設
・Recamp勝浦にトレーラーハウス導入
・初心者ファミリーに特化した、キャンプ体験プランの開発と実験
・オリジナルレンタル品の導入推進
・中古アウトドア用品販売可能性の追求

A2.
ベースが2社の往復と各地での営業であったため、個人的には特になし

A3.
心理的な業務とプライベートのメリハリ
共働きで両社テレワークのため、こどものご機嫌伺い
込み入った打ち合わせはやはりリアルのほうが良い。

キャンプは会社の同僚から誘われていく。という方も多いので
テレワークが進むと、業務中や休憩時間の雑談がほぼなくなるので
そういうきっかけが少なくなるなぁと思いました。

新入社員の方は、会社の雰囲気や人となりが把握できないので、一定の勤務実績がある人と、そうでない人にギャップがありそう

A4.
上記、他部署というよりは新入社員さんに、会社の風土や人柄などの雰囲気がわからない中で勤務することや、会社に期待していたことでまだできていないことなど、聞いてみたいです。


アウトドアプロモーション本部

A1.
より良いキャンプ体験が出来る施設を増やすために、その地域の行政との関係構築を目的に、自治体や行政との共同事業による実績作りを行う

4月にしたこと
行政からの相談や公募に応じるプレゼンテーションを行いました。環境省委託業務の国立公園におけるワーケーション状況調査業務などです。

A2.
1人で完結出来ない仕事なので、バラバラな環境でどこまで出来るだろう、と不安がありました。

A3.
良かったこと:通勤時間がないことは朝ランニングや散歩したり、家族と一緒にご飯が食べられるのはいい、洗濯物を外で干せて日中に取り込めるのはいい、などは聞いてきます。
半面、通勤の移動時間がいい息抜きだったという話も出てきているので息抜きやメリハリという意味では通勤時間がないのも辛いところです。

悪かったこと:簡単な相談やブレストが出来ない。一人で悶々と業務にあたり出来上がりが指示とのギャップがあるなど
コミュニケーション不足は課題かと思います。
あとは運動不足で太った、ですかね。

A4.
今までよりMTGの回数を増やした、など部署全員でのコミュニケーションを取ることなどやっていますか?


ストラテジーデベロップメント本部

A1.
グループ内サービス(ギアハック・なっぷ・アウトドアプロモーション)に対するディレクション・戦略立案、コーポレートブランディングの推進などを担当しています。

A2.
・コミュニケーションのスピード低下
・空気感やコンテクストが伝わりづらいのでは?
・普段よくホワイトボードを使うので、オンラインホワイトボードだとスピードが落ちるのでは

A3.
・コミュニケーションに特に問題はない
・ちょっとしんどい事があるとすると時差、wifi環境によって聞きやすい聞きにくいがある。プツプツ止まるのは結構ストレス。
・それ以外に関しては課題なし。オンラインMTGが成功するかどうかはファシリテーターの進め方次第でなんとでもなる。

A4.
ホワイトボードに限らず、オンラインMTGを充実させるためのツールやサービスがあればしりたいです!


OIC(アウトドアイノベーションセンター)

A1.
①SKとしてGotoキャンペーンの署名活動、②CAJとしてコンテンツの制作と発信。以下参照ください。

A2.
特にありません。

A3.
通勤時間は有効に使っていたが、それでも一日3時間も費やしていたのがバカらしく思える。家族と一緒にご飯を食べる機会が増えた。一方、会議中に子供達が入ってきたり、家族が聞こえるところでシビアな話がしにくい、という難しさもある。出てくる音はイヤホンでいいが、話す声もうまくミュートできるテクノロジーがあって欲しい

A4.
これまであった「ちょっとした雑談」みたいなことはweb会議のアイスブレーク以外はなくなったのか?そのためだけのweb会議はしにくいからやはり無いのか?

観光事業部

A1.
どの様な社会情勢であっても安定したサービスを提供し続けるのが使命。
技術職メンバーは、普段から緊急対応時のリモート環境を整えていた為、比較的スムーズにテレワークに対応できた。

A2.
クライアントとのフロント業務や、部署メンバー間でのコミュニケーション部分に不安があった。

A3.
想定よりも良かったこと
世の中全体がテレワークや時差出勤等に移行した為、クライアントの理解も早く大きな支障はなかった。また、業務上のコミュニケーションについても思った程の支障は出なかった様に感じる。→ 優れたビデオ会議ツールが多くある

課題面を上げると、
・詳しくは書けませんが「個人情報の取り扱い」→ 緊急時という事で当初は少し曖昧な管理になっていました
・リモートワーク下でのスキル(技術)の向上 → 若手スタッフの技術向上が難しい環境(成長が個人の意欲に左右されやすい状況に…)
・テレワークが長期化した場合、少なからず組織力が低下し属人化が進んで行く(できる方に仕事が集中し、成長機会が得られなくなりそうです)
・モニター越しではお互い伝わり方などもあり、本音が伝わりづらい。(社内外)

A4.
特になし。


コーポレートグループ

A1.
バックオフィスとして会社のベースを支える役割、全社視点で課題を解決する部署です。
4月に行った仕事は日常的に発生する業務を正確に行うことはもちろんのこととして、大きなトピックスでいうと新型コロナウイルスによって生じた課題解決です。3月から順次リモート勤務に移行する中でインフラ整備を行いました。例えばWIFI環境の整備や外線電話のアウトソーシング化、リモートでも経費精算や請求処理ができるようにするための仕組みづくり等の会社としてまずは事業が巡航速度で進めることができるようにするための取組です。もう1つが新型コロナウイルスの及ぼす影響がどれだけになるのかを見通すために、例えばコロナウイルスの収束がされない場合でも会社が継続できるようにするためのプランニングです。これは各部署のマネジメント陣の協力あってできたことですが、影響範囲を見通し、その状況でも耐えうる体制にするための準備を行いました。これにより、最悪こうなってしまうけど、こういう手を打てば備えられるよね、というところまでは到達することが出来ました。

A2.
私としてはこれまでも他拠点によるコミュニケーション等、WEB会議や自宅での勤務等には慣れがあったので不安はなく、なんとでもなると思っていました。ただ会社としてはこういう働き方に慣れていない人も多かったと思うので、そういう意味では全員がスムーズに慣れるのかどうかは未知数でしたので少し心配はありました。そのためコーポレートでは全社アンケートを取る等して状況把握をしましたが大きな問題がないことが確認でき安心しました。(課題が0ではないですけど)

A3.
部署内の情報共有に関しては意識して行わないと全くなくなってしまうので、そこはリモートにより意識が強くなったことは良かったと思います。同じ空間にいると「なんとなくわかるよね」みたいな甘えが出てしまうので。課題はたくさんありますが、よく考えるとそれは「テレワークによる課題」というよりは、オフィス勤務だったときも課題だったことがほとんどなのでテレワーク固有の課題はあまり感じていません。1つあるのは「複数人でのブレスト」みたいなものは対面でやった方が良さそうだなとは思いました。

A4.
コーポレートでも定期的に「雑談タイム」を設けたり、「雑談スレッド」でとりとめもないコミュニケーションを図っていますが、他の部署はどうしているのかなと気になります。


振り返ってみて

おおむねスムーズに業務を進めている様子が見受けられましたが、コミュニケーションに関しては今後の課題。リアル/非リアルに関係なく、社内で円滑かつ濃いコミュニケーションを図っていくために、試行錯誤してきます。

社内コミュニケーションについて、「こんなアイデアあるよ!」という方はぜひアイデアをおしえてください!お待ちしています!



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