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スペースエバー社の商品開発戦略

スペースエバー社(以下、SE社)の宇宙食開発商品とは

SE社では、2024年度の第一段階フェーズとして宇宙食第一号の完成を目指します。
量産を目標に製造工程の見える化と基礎技術の確立を進めます。対象商品は香川県の名産である讃岐うどん、骨付鳥他を現在ターゲットにしております。讃岐うどんを一例に挙げると、多種のメニュー展開を考えております。かけうどん、肉うどん、釜玉うどんなどなど。これらをうどん屋さんとのコラボで宇宙に持っていくことを考えております。

SE社の宇宙コスメ開発商品

SE社は岡山県倉敷市に関連工場を持っております。現在、新成分を配合した歯磨き粉のオリジナルブランドを企画展開しております。歯磨き粉にとどまらず多種のコスメの開発を進めてまいります。現在の国際宇宙ステーション(ISS)では、アルコール成分の規制や引火性の成分は使えないことになっております。既存のルールを踏襲し、安全性を担保して、より日常で使える宇宙コスメの製品開発を進めていきたいと考えています。化粧水や乳液、クリームなど無重力空間では使うことが困難と思われる商品をその制約条件から解放します。企画会社として広くアイデアの募集も進めます。

SE社の開発工程の開示
契約に基づく機密事項と特許申請

衣食住のQOL向上を図るというミッションのもと、開発工程をどこまで公開するかということが鍵になります。できる限りオープンにすることが望ましいと考えております。しかし、公益性の高い会社を目指すもののどうしても弊社独自の技術も、となると公開が厳しいことも考えられます。提携先との良好な関係を構築するためにもなるべくオープンとクローズを明確に分けたいと存じます。

海外拠点について

現在、東南アジアにも進出しており、SE社関連会社はベトナムホーチミンに拠点を構えております。客先、製造元、投資家への説明等で海外にもネットワークを整備し、グローバルに展開していきます。それぞれの地域の持つリソースを最大限活かすことが理想的であります。

重要なお話
販売計画

利益計画について。2023年度は国内での販売の強化を行います。製品化した製品から随時宇宙用途へ展開し、2024年度で1商品、25年度5商品、30年度に10商品のJAXA承認を目指します。これに伴い国内会計の販売ベースで売上高23年度10,000千円、24年度30,000千円、25年度50,000千円を目指します。弊社内外の研究への投資を行い、30年度に100,000千円の売上とIPOを実現させたいと考えております。国内外の投資家,金融機関等における資金調達も並行して行います。

まとめ

今回は製品開発の一部をお示ししました。計画ベースでありますが今後の製品開発計画にも直結する情報になります。宇宙開発に沿って,日常品の展開を考えるSE社の立ち位置をご理解いただければ幸甚であります。次回からスペースライフに関するネタを発信していこうと思います。

2023.08.03

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