岸川俊大_KISHIKAWA Toshihiro

株式会社SpaceBoar 代表取締役CEO/MPH(岡山大医) 新型ロケットエンジ…

岸川俊大_KISHIKAWA Toshihiro

株式会社SpaceBoar 代表取締役CEO/MPH(岡山大医) 新型ロケットエンジン開発中(特許出願済)。その他宇宙関連事業を手掛ける。ロケットエンジン開発から宇宙生活のQOL向上を考える。宇宙コーディネーター。 宇宙で初めての飲み会幹事をすることを本気で考える連続起業家。

最近の記事

ISTSプレイベントに参加します@徳島

2025年7月に徳島県にてISTSのイベントが開催されます。 これに先立ち徳島県で行われる11月のプレイベントに参加します。 ISTSプレイベント参加にあたっての参加のポイントを簡単にまとめてみました。 ネットワーキングを最大限に活用する 国内外の宇宙産業関係者や研究者が集まる場として、積極的に交流し、今後のプロジェクトやビジネスチャンスに繋がるパートナーシップを構築する。 最新技術や研究動向をキャッチアップする イベントで発表される宇宙関連技術や研究成果に注目し、自社の

    • 宇宙DAOの時代へ

      株式会社スペースボア(香川県高松市、以下SB社)は分社化を行い、新たにスペースポート四国(仮称)を運営する新会社を設立することとなりました。新会社の名称は『合同会社ASTRODAO(仮)』とし、2024年11月1日より活動をスタートすることとなります。 分社化の背景として、スペースポート開拓運営事業を独自に行い、エンジン開発をメインで行うSB社との業務分担を考えております。株主をはじめとした関係各位には既にお伝えをしているところであります。分社化後も合同会社ASTRODAO

      • 下を見るな!宙を見ろ!

        四国における宇宙開発の意義を強調する際、「下を見るな!宙を見ろ!」というコンセプトは、地域の困難を乗り越え、未来志向のビジョンを持つことの象徴である。南海トラフ地震に怯えるのではなく、宇宙開発を未来を宙を見ようではないか。 1.地域経済の活性化 徳島県や高知県などの四国地方は、人口減少や産業の衰退が課題となっている。しかし、スペースポートの設置は、新たな産業の創出と地域経済の活性化をもたらす。宇宙産業関連の企業誘致や研究機関の設立、観光資源としての活用など、多様な経済効果

        • 【自己紹介風】自分について書いてみたらビックリした件

          まずは私が謎に包まれた人生を送ってきたことをカミングアウトしつつ、人生を振り返ってみました。私のトリセツ^ ^ こんにちは。私は高校生の時、物理の授業で宇宙の魅力に惹かれ、宇宙飛行士を目指すようになりました。その夢を追い求めて、三菱重工業株式会社に就職し、ロケットエンジニアとして働くことを目指しましたが、病気のためその夢を断念せざるを得ませんでした。 しかし、諦めることなく、新たな道を切り開きました。医学に道を見つけ、研究や海外勤務を経て現在は会社経営を行いながらも、月に

        ISTSプレイベントに参加します@徳島

          医学部社会人入学試験を含めた、自己管理が苦手な全ての医学部受験生へ

          (※前回の記事がプチ盛り上がったので改めて投稿させていただきます!) 医学部を受験する際に、自己管理が苦手な人が特に気をつけるべきポイントについて解説します。自己管理が苦手な場合、計画的な学習やストレス管理が難しいことが多いですが、以下のポイントを意識することで、効率的な受験勉強を進めることができます。 1. 明確な目標設定 まず、具体的な目標を設定しましょう。「医学部に合格する」という大きな目標を持つことは重要ですが、さらに具体的な短期目標(例:1週間で数学の問題集を

          医学部社会人入学試験を含めた、自己管理が苦手な全ての医学部受験生へ

          医学部を受験する際に心がけることとは

          医学部を受験する際には、単に学力だけでなく、精神面や準備の全体像を捉えた計画が重要です。教育者の立場から、心がけておくべきポイントを以下に詳しく考察します。 1.学力の基盤作り a.基礎学力の徹底   -基礎力の強化:高校の基礎学力は必須です。特に、理系科目(数学、物理、化学、生物)の基礎をしっかりと固めることが重要です。基礎が固まっていないと、応用問題に対応できません。   -計画的な学習:学習計画を立て、毎日の勉強を習慣化することが大切です。長期的な計画を立て

          医学部を受験する際に心がけることとは

          ベンチャー企業立ち上げに注意することを宇宙ベンチャー視点から考察してみた

          ベンチャー企業の設立には多くのチャレンジがあります。成功するためには以下のポイントに注意することが重要です。 1.明確なビジネスプラン    -具体性:ビジネスプランは明確かつ具体的である必要があります。目標、戦略、財務計画、市場分析などを詳細に記載し、投資家やパートナーに説得力を持たせる必要があります。    - 柔軟性:市場の変化に対応できる柔軟な計画を持つことも重要です。環境の変化に対応できる柔軟性が求められます。 2.資金調達    -初期資金の確保:起業に

          ベンチャー企業立ち上げに注意することを宇宙ベンチャー視点から考察してみた

          なぜ宇宙開発には時間がかかるのかを考察してみた

          宇宙開発にはなぜ時間がかかるのか? 宇宙開発は高度な技術と巨大なリソースを要する複雑なプロジェクトです。そのため、計画から実行までに多くの時間がかかるのは当然のことです。以下に、その理由を詳細に説明し、効率化するための具体的な方法について考察します。 宇宙開発に時間がかかる理由 技術の複雑さ 宇宙開発には高度な技術が必要です。ロケットの設計から宇宙ステーションの建設、惑星探査機の開発まで、多岐にわたる技術が関わっています。これらの技術は一つ一つが高度であり、開発とテスト

          なぜ宇宙開発には時間がかかるのかを考察してみた

          ロケットエンジン開発ベンチャー企業が宇宙食を考察する

          宇宙に持って行く食料が宇宙食だけなのはなぜか? 宇宙空間という特殊な環境での食事には、地上では考慮しない多くの要素が関わってきます。宇宙食は、これらの特別な要件を満たすように設計されています。その理由と背景を以下に考察し、さらに災害食やパッククッキングが宇宙食に応用できるかどうかについても検討します。 宇宙食の定義と特性 宇宙食とは、宇宙空間での使用に適した特別な食料のことを指します。 その特性には以下のようなものがあります: 長期保存性: 宇宙食は長期間にわたり保存

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          今になって、なぜ?を考える:銀行の職員はなぜマスクを統一しないのか

          コロナウイルスのパンデミックが世界中に広がり、人々の生活様式は一変しました。特に公共の場所や職場では、感染防止策としてマスクの着用が推奨され、時には義務化されました。銀行もその例外ではなく、職員がマスクを着用する光景が一般的となりました。しかし、ここで一つの疑問が浮かびます。銀行の職員は制服を統一しているにもかかわらず、なぜマスクのデザインや種類を統一していないのでしょうか。この問題について考察してみたいと思います。 まず、銀行の職員が制服を統一している理由は、顧客に対して

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          宇宙旅行したい私が簡単に自己紹介してみた

          1983年、東京都で生まれました。私は小学校4年生の頃に家族と共に高松へ移り住み、その地で青春を過ごしました。高校3年生の夏、星空を見上げた時に宇宙の神秘に心を奪われ、宇宙飛行士になるという大きな夢を抱きました。その夢を追い求め、23歳の時に三菱重工に入社しました。しかし、25歳の時に突如として病気に見舞われ、やむなく退職することになりました。この出来事で一度は夢を諦めかけましたが、時が経つにつれ、一般人でも宇宙に行ける時代がやってくることを知り、自らの夢を再び燃え上がらせま

          宇宙旅行したい私が簡単に自己紹介してみた

          宇宙への道-資金調達編-

          更新がなかなか出来ませんでした。 3月15日に無事登記を完了させました。 弊社では資金調達をエクイティファイナンスに絞っております。 ロケットエンジン開発ベンチャーの資金調達におけるエクイティファイナンスとは、企業が自社の株式を投資家に売却し、その代金で資金を調達する方法です。この方法は、特に資本集約型の事業であるロケットエンジンの開発に適しています。以下に、エクイティファイナンスのプロセスとその利点を簡単に説明します。 1.株式の発行: ベンチャー企業は新しい株式を発行

          宇宙への道-資金調達編-

          SB社社名の由来とは

          株式会社Space Boar(以下SB社)は、2024年度に立ち上げを予定しております。 事業はロケット開発🚀並びに宇宙関連事業🪐 社名のBoar=イノシシ🐗 なぜ??? イノシシのように突っ走る! スピード感を表すと同時に。 でも、それだけではない。 昭和58年亥年。立ち上げメンバー役員含め同い年。そんなこんなで。 ボア スペースボア  SB社は社会にインパクトを与え、 宇宙開発に一石を投じたい。 一つずつ、歩みを進めてまいります。 年の瀬にある程度まで見

          社名変更します

          株式会社スペースエバーは、株式会社Space Boarに社名を変更致します。 引き続き、宇宙関連事業で社会に貢献できるように邁進してまいります。 どうぞよろしくお願い致します。 株式会社Space Boar 代表取締役兼CEO 岸川俊大

          【プレスリリース】重要なおしらせ

          社名変更と弊社合併のお知らせ 株式会社スペースエバー社は、2023年度において、重要な合併を進行中であることをお知らせいたします。具体的な相手先企業については、適切なタイミングで公開させていただく予定です。 この合併は、将来的な上場を視野に入れ、戦略的な決断として進められています。宇宙関連事業の継続については確定しておりますが、具体的な詳細については現在協議中であります。 合併に伴い、会社名に変更がある可能性がございます。詳細が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

          【プレスリリース】重要なおしらせ

          スペースエバー社の解説する国際宇宙開発競争

          宇宙開発競争 宇宙開発競争は、主に1960年代にアメリカとソビエト連邦(現在のロシア)の間で行われた、宇宙技術の優越をかけた競争を指します。この競争は、ソビエト連邦のスプートニク1号が人類初の人工衛星として打ち上げられた1957年から始まりました。この競争は、アメリカのアポロ計画による1969年の月面着陸で頂点を迎えました。 現在、新たな「宇宙開発競争」が進行中で、アメリカ、ロシア、中国、EU、インドなどの国や地域が参加しています。また、商業宇宙旅行や衛星の打ち上げサービ

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