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https://rinri-rating.com/ ブログの内容をもとにした倫理本の内容をこちらに記載しています。

最近の記事

実在する場所を描いたり、ゲームに出したりしてはいけないの?①

実在する場所を描くときの注意点について考えてみたいと思います。 最近のゲームでは、実在する町を再現して、まるでその場所に行ったような疑似体験をさせてくれるものもありますね。 でも、自分も実際にイラストや漫画で描こうとしたり、ゲームの舞台として使いたいと思ったりすると 「実在の場所って、勝手に出していいのかな?」 「渋谷を舞台にしたいけど、そのまま再現していいの?」 と疑問に思うのではないでしょうか。 この点について、権利面と倫理面と2つの観点から、考えていきたいと

    • 「おみくじ」ってイラストに使っちゃいけないの?

      神社でお馴染みの「おみくじ」について考えてみます。 よくお正月のイラストなどで、おみくじをひいているイラストなどがありますね。 なので、ひょっとしたら、「えっ!おみくじって使っちゃいけないの?」と思った方もいるかもしれません。 厳密には使用の可否についてはケースバイケースです。順番に考えていきましょう。 おみくじってなに? まずは「おみくじ」について辞書で調べてみます。 “おみ‐くじ【▽御▽御×籤/▽御▽神×籤】 の解説 神仏のお告げを得て吉凶を知るために引く、くじ。”

      • フランケンシュタインの著作権はどうなってるの? 

        ここでは複数の著作権が絡む題材についてフランケンシュタインを例に挙げて考えてみます。 著作権とは、字のとおり著作物を作り出した人に与えられる権利のことを言います。 その定義は、著作権法の中で「思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するものをいう」となっています。 具体的には ① 小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物 ② 音楽の著作物 ③ 舞踊または無言劇の著作物 ④ 絵画、版画、彫刻その他の美術の著作

      実在する場所を描いたり、ゲームに出したりしてはいけないの?①