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【IR Monthly Report】2022年11月

こんにちは。
スパイダープラスIRチームの石田です。

いよいよ、2022年も残り1か月となりました。
早速、第3四半期決算発表から始まった2022年11月のスパイダープラスのIR活動について振り返ってまいりたいと思います!


1. 2022年11月の開示振り返り

(1)2022年12月期第3四半期決算開示

2022年11月11日、第3四半期の決算開示を行いました。
今回の決算をポイントを絞って説明すると以下の通りです。

  • ネットワーク効果の加速させる顧客群の開拓に成功

  • 新機能リリースや既存機能強化の他、業界の未来を見据えた特許の取得

  • 中期KGI(ARR100億円)の早期達成に向けた先行投資を継続

その他決算説明の解説は下記の開示も参照いただけますと幸いです。

※決算説明動画はこちら
※決算説明会書き起こしはこちら

(2)建設・プラント現場向け人材事業を手がけるコプロと業務提携を締結

11月14日、建設業界向けに技術者派遣を行うコプロ・エンジニアード様(以下、コプロ社)との業務提携を発表いたしました。

【提携内容】

  • コプロ社の建設技術者研修カリキュラムにSPIDERPLUS研修を組み込む

  • コプロ社顧客でSPIDERPLUS未導入企業・現場における導入の促進

  • 年間1,000名以上の「SPIDERPLUSを活用できる技術者」を毎年創出

本取り組みは、「人材から建設DXを底上げする」取り組みであり、当社の成長のみならず日本の建設業界のDXを加速させる取り組みであると期待しております。

本件については、コプロ社の決算説明資料などでも触れられておりますので、そちらもご覧いただくとより本取り組みの魅力がおわかりいただけるかと存じますので、ぜひご覧ください。

※コプロ社との共同リリースはこちら
※コプロ社の決算説明による本取り組みの解説記事はこちら

(3)RICOH360とのAI超解像連携機能を発表

2022年8月に発表したリコー様との取り組みが機能実装されたお知らせになります。
アライアンス締結から約3か月で成果が形になったのは弊社史上最も早い事例となります。

ここで、本リリース後に投資家様よりいただく最も多い質問とその回答をご紹介したいと思います。

「AI超解像連携機能とは具体的に何がすごいのか?」

建設現場では「正しく施工した証跡」として写真が撮影されます。
この写真撮影は、何枚もの写真を撮影する必要がありますが、360度写真は1ショットで必要な写真を漏れなく撮影することが可能になるためより生産性向上に繋がります。

しかし、360度写真は解像度における「鮮明さ(見にくさ)」の課題が存在していることから、その普及には改善の余地がありました。

そこでその課題を解決したのが、今回の「AI超解像度連携機能」です。
この連携により、SPIDERPLUSに保存された360度写真を高解像度化できるようになります。

ヌケ・モレなく解像度の高い写真が1ショットで撮影できることは、施行写真撮影業務の生産性向上に大きく貢献するものと期待できます。

今後も、リコー様と弊社の技術を組み合わせた新たな付加価値創出が楽しみです。

※アライアンス締結時のリリースはこちら
※本取り組みのリリースはこちら

(4)基本特許「建物構造図アイコン配置AI」を取得 

今回発表した特許は、弊社のBPOサービスで社内運用を効率化しているAI技術に関する特許になります。

現在は、これまで手作業で行っていた社内での単純・多量な繰り返し作業を機械学習により自動化しています。

本技術の活用により、BPOサービスの受注件数が増加しております。
BPOサービスの受注件数向上は、売上高向上のみならず、BPOサービスをご利用いただく上で必要になる「SPIDERPLUS」の配筋オプション利用率の増加、ひいては ARPU
向上に貢献します。

また、本技術は社内業務の効率化に止まらず、顧客向けの機能開発にも応用していくことからも期待ができる技術となっております。

ちなみに、BPOサービスについては久々に触れておりますので、詳しい内容はこちらを参照いただけますと幸いです。

※リリースはこちら

2. 顧客レポート(新着記事)の紹介

11月には、新たな導入事例として栃木県、宇都宮市を本拠地とする日神工業様の導入インタビューを公開いたしました。

日神工業様は、官公庁から大規模な工場、そして地域住民の生活と密接な関わりのある建物まで、幅広い施工実績を持つ空調空調・衛生設備工事会社です。

今回のインタビューは、SPIDERPLUSの導入効果としての「作業の手戻り防止」「業務の報告、連絡、相談の円滑化」「(他の施策との組み合わせにより)会社全体の残業時間を年間2,000時間削減」に加えて、ITツール活用前のアナログな業務運用も知ることができる内容となっております。

ぜひご覧ください!

※インタビュー記事はこちら

3. その他トピックス

(1)シンガポール最大の英字紙THE STRAITS TIMESに当社事業内容が掲載

その他のトピックスとして、シンガポール最大の英字紙THE STRAITS TIMESに、当社事業と東南アジア進出について取り上げられました。

掲載記事は「成長する東南アジア市場へのゲートウェイとしてシンガポールを利用する日本のテック企業」というタイトルの下、当社を紹介いただきながらシンガポールの市場的魅力と日本の同国への投資額についてなども語られています。

記事は日本語にも自動翻訳されますので、ご覧いただけますと幸いです。

※掲載記事はこちら

(2)当社CFOが「スパイダープラス藤原CFOとGA technologies野口COO(イタンジCEO)と語るVertical SaaS企業の魅力とは!」に登壇

 こちらは、とある著名個人投資家様に企画いただき、当社CFOの藤原が登壇したTwitterスペース上のイベント(セミナー?)です。

 イタンジ様は、不動産業界向けにSaaS事業を展開しており、建設業界向けにSaaS事業を展開する当社とは「Vertical SaaS(バーティカル サース)」という括りで類似しております。

 現在日本で上場しているSaaS企業のほとんどは「Horizontal SaaS(ホリゾンタル サース)」という括りで、「ターゲット業種が広い」ことが特徴です。その対になる括りが「Vertical SaaS」であり、特定の業界に特化して事業を展開していることが特徴です。

 本イベントでは、「Vertical SaaS」の事業展開ポイントやその魅力を、当社CFOの藤原、イタンジCEOの野口様がアツく語ったイベントとなりました。

 今回のように個人投資家様に企画いただくイベントも、普段とは異なる層の投資家の皆様にも当社を知っていただく良い機会でありました。
 今後もこのようなオファーがあれば積極的に登壇したいと思うイベントでございました。

4. 編集後記

早いもので、2022年も残すところ1か月となりました。
昨年は上場1年目ということもあり、資本市場のイベントが自社のIR活動に影響するのだということを日々学んでおりました。

そんな中で、毎年12月はIPO案件が増加によるロードショウ参加によって機関投資家の繁忙シーズンとなり、加えて海外機関投資家はクリスマスシーズンから休暇に入るということも多く、「12月はIR業務の閑散シーズンなのだな」と身をもって実感しておりました。

とはいえ、市場は休みなく動いているので、そんなシーズンに合ったIRをしていかなければならないと考えている訳です。

ということで、IRイベント登壇のご案内です!

12月12日20時〜、Kabu  Berry様のIRセミナーに登壇させていただくことになりました。
本セミナーには、(私ではなく、)CFOの藤原が登壇いたします!

当日は、「SPIDERPLUSってそもそも何がいいの?」というところから、市場環境、成長戦略についてお伝えしたいと考えております。

ご都合の合う方は、ぜひご視聴いただけますと幸いです!

※セミナー概要はこちら
※セミナー予約フォームはこちら(10秒ほどで予約完了します!)

※【IR Monthly Report】についての注意事項

本記録は、情報提供のみを目的として作成しています。本記録は、日本、米国、その他の地域における有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではありませんのでご留意ください。