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【IR Monthly Report】2022年9月

こんにちは。
スパイダープラスIRチームの石田です。

この度、スパイダープラスのIR活動の振り返りの場として、自社メディアを活用する運びとなりました。
今後、毎月の開示情報やコーポレートイベントを、【IRの記録】として整理してお届けしてまいります。

それでは早速、2022年9月のIRについて振り返っていきます。


1. サステナビリティページ公開(2022年9月1日)

グロース市場に上場する企業の公開が増えてきているサステナビリティやESGに関するサイト公開。

この度、当社のサステナビリティを「未来の礎を、建設業と共に創る」と定義し、重点テーマ(マテリアリティ)から価値創造モデルまでを公開しました。

サステナビリティに関する情報は今後もアップデートを予定しておりますので、引き続きご注目いただけますと幸いです。

※サステナビリティサイトはこちら

2. 知財リリース【施工体制作業指示】と【BIM・建築図面連携】

今年の7月から開示を始めた知財リリースが、今月も第四弾、第五弾と続いております。

当社の知財に関する考え方はこちらをご覧いただければと思いますが、
簡単に説明すると、投資家の意思決定において競争優位性の源泉である「知的財産・無形資産」の重要性は高まっていると当社では考えているため、知財に関する取り組みを積極化している次第です。

そして、9月に開示した知財の内容は以下の通りです。

(1)施工体制作業指示(2022年9月7日)

建設業界が門外漢の方からすれば、「施工体制って何?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、特許名を聞いた際は「・・・・?」となりました。

ビルやマンションなどの大規模な建設現場では、数十社、数百社の建設会社が現場で仕事をしています。
例えば、1階の電気設備工事はA社、2階はB社、3・4階はC社・・・などです。
そして、建築工事、設備工事それぞれを執り仕切る現場監督が何人も常駐します。
大規模建設現場はさながら、たくさんの部署が存在する複雑化した組織となっています。

そこで、建設現場では現場内の事業者間構造や責任者を一覧化した「施工体系図」が作成されています。
この「施工体系図」と「事業者間の関係性」に着目した技術が、「施工体制作業指示」です。
この技術を活用することで実現する効用の詳細は、ぜひこちらをご覧ください。

(2)BIM・建築図面連携(2022年9月21日)

この特許を聞いた時、「これは凄い!」と感動したものです。

BIMというのは、建築物の全ての情報が3次元の図面に記録されている、建設というワークフローにおいて中心的存在になることが期待されているものです。
しかし、そんなBIMも施工管理で活用するためには様々な課題が存在します。

本技術は、そんな現場でのBIM活用の課題、「3次元図面では施工管理がしづらいが、2次元図面を使うと施工記録をBIMに登録するのは手間がかかる。」を解決するものです。

本技術はまさに、建設業界への知見が深い当社だからこそ着目・実現できたのではないでしょうか。
この技術を活用して今後どのようなプロダクト開発、サービス開発を行っていくのか、、、、
その詳細は、ぜひこちらをご覧ください。

(3)大切な補足

当社の特許群は、それぞれが独自に力を発揮するだけではなく、相互に作用しながら新しい価値を創造することができます。

「BIM・建築図面連携」にも、以下のように記載されています。

『さらには当社取得済みの基本特許「施工体制作業指示」(特許第7121215号及び特許第712958 4号)の機能と組み合わせることができた場合、、、、(後略)』

この、それぞれの特許が相互に作用しながら新しい価値を創造する、まるで伏線が繋がっていくアメコミ映画の壮大なユニバースのような世界観が、楽しみで仕方ありません。

3. CEO、株式投資専門YouTubeチャンネルに出演

CEO伊藤が、約1年6ヶ月ぶりに「1UP投資部屋」に出演いたしました。
(2022年9月29日)

YouTubeコメントや各種掲示板でもポジティブなコメントを多くいただいており、ぜひ一度ご覧いただければと思います。

※出演動画はこちら

当社では、IRでもYouTubeを積極活用していく方針ですので、株式投資系YouTubeチャンネルを運営の皆様はぜひお声かけいただければと思います。

4. 建設DX展(関西)への出展(コーポレートイベント)

9月28日〜30日にかけて、インテック大阪にて「建設DX展」が開催されました。
展示会は当社にとって非常に重要なリード獲得チャネルです。
今回の建設DX展では、当社史上最も大規模なブースで出展をいたしました。

私も、「市場調査」と称して1日参加してまいりました。
約200の出展企業の中で、当社のブースは入口にも近く、非常に目立っており、「建設DX」の盛り上がりを肌で感じることができる展示会でした。

感じたことを色々と記載はしたいのですが、本展示会のレポートはこちらの記事に委ねたいと思います。

5. おわりに

IR Reportの初回はいかがでしたでしょうか?
各開示等の紹介と共に、簡単な解説を付ける形式でご紹介してまいりました。

今後も定期的に、毎月のIRを振り返っていきたいと思います。

最後に、今後のIRイベントの予定です。

11月10日 FY2022.Q3決算発表
11月10日 個人投資家向け決算説明会(20:00〜を予定。詳細後日開示。)

いよいよ、Q3の決算発表が近づいてまいりました。今回も開示日同日に決算説明会YouTubeLiveを開催予定でございます。
皆様のご参加、お待ちしております!
(編集後記)

数年ぶりに、このようなブログ(?)を執筆しました。
9月は開示したもの以外でも、当社に個人投資家の皆様をお招きした来社型IRセミナーを開催するなど、盛りだくさんな1ヶ月となりました。
どこか別の機会に、このセミナーも振り返れればと思っています。

※【IRの記録】についての注意事項

本記事は、情報提供のみを目的として作成しています。本記事は、日本、米国、その他の地域における有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではありませんのでご留意ください。