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あなたのパンダを大切に③(物語)

おじいちゃんがつけてくれた紙テープ

おじいちゃんと私は仲良しです。
だから、ジャンプごっこもします。
おじいちゃんの手に
私がジャンプをしてタッチする遊びです。
おじいちゃんは掌を
あっちに出したり、
こっちに出したり、
高いところに出したり、
ひくいところにだしたり、
すごーく高いところに出したりしてくれます。
私はおじいちゃんの掌を追いかけて
できるだけ早いスピードでタッチをします。
おじいちゃんは「すごい!すごい!」
と言ってくれるので、
私は「もっと早く!」「もっと高く!」と
言います。

おじいちゃんが
「これに届くかな?」と言って
お部屋の天井に白い紙テープをはってくれました。
だから、
おじいちゃんがお仕事中でもいつでも
大好きなジャンプができるようになりました。
テープに届くようになったら
そのテープはだんだん短くなって
ある日、
とうとう私は天井に届くようになりました!
おじいちゃんの色々な発明はすごいです。

おじいちゃんは
「すごい!すごい!」と
ほめてくれました(´∀`=)
私は嬉しくて何回も見せました。

だから私はジャンプ力抜群になりました。


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