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企業文化醸成をカレーライスに例えながらよもやま話してみた

企業の文化づくりをお手伝いし、メンバーの”働く幸せ”と事業成長をサポートする「Cultive(カルティブ)」のマネージャー佐藤佳織(かおりん)とディレクター荒井萌(もえ)が、”働く幸せ”に関するノウハウからよもやま話まで、Spotifyで幅広く発信中!

今回はちょっとしたブレイクタイム会です!
かおりんが最近カレーライスづくりにはまっているという話に着想を得て、企業文化をカレーライスに例えてみました。難しく考えると掴みづらい企業文化という概念について、ゆるく楽しく考えてみましょう!

じゃがいも、人参、玉ねぎは会社の何に例えられる?

荒井:これまではテーマを設けて、関連記事などを紹介しながら進めてきましたが、今日は一旦ブレイクタイム!いつも以上にゆるゆると話せたらと思います!

佐藤:毎回難しい話をすると疲れちゃいますから(笑)。

荒井:かおりんさんは最近どんな感じですか?

佐藤:最近は寒いので煮込み料理をつくる日々だね(笑)。例えばカレーライスとかね。

荒井:私も一時期スパイスカレーづくりにはまっていたなぁ。ちなみに、カレーとカルチャーを紐付けて考えることってできますか?

佐藤:(笑)。たしかに「カレーの話をこのまま続けないよね?カルチャーの話もするよね?」と思っている方もいらっしゃるはずなので、今日はカレーとカルチャーについて考察してみましょうか!

荒井:いいですね、おもしろい発見があるかもしれません!

佐藤:カレーってそもそもすごいよね。学校の文化祭の出店のザ・カレーライスからホテルの高級カレーまで幅が広い、他にもタイカレーやインドカレーなどもあって。幅が広いという意味では企業カルチャーも同様なので、それぞれの主な構成要素を結びつけて考えてみたいね。

荒井:例えばカレーには、じゃがいも、人参、玉ねぎなどの具材が必要です。

佐藤:そしてどんなカレーをつくりたいのかによって使う具材も変わるよね。

荒井:かなり変わりますね。

佐藤:例えとしていまいちだけど(笑)、組織における「人」が具材に当たるのかもしれない。どんなカルチャーをつくりたいかによって、会社にどんな人がいるべきかがとても大事になります。

荒井:カレーの場合、具材同士の味が打ち消しあわないように選んだりもしますね。

佐藤:そうそう。味が喧嘩しそうなものは基本的に入れない。採用におけるカルチャーマッチは、すでに煮込まれているカレーの中にどんな具材を入れるとより美味しくなるのか、という話に近いのかもしれません。

荒井:多様性の話にも繋がりそう!

「企業文化」はカレーライスでいうと・・・

佐藤:他にカレーの大事な構成要素って何だろう? 

荒井:スパイスもありますね!味の要とも、オプションとも言えるかもしれませんが。

佐藤:要と捉えるなら会社の「事業」、具材のパフォーマンスを引き出すオプションと捉えるなら福利厚生などの「制度」と言えるかもしれないね。え、みなさん・・・どっちだと思います? どっちでもいいって思っている方が大多数だと思いますが(笑)。

荒井:あ、煮込むためには水も必要ですね!

佐藤:たしかに。スパイスと具材だけでは「ゴロゴロ野菜のスパイス炒め」になっちゃう!

荒井:「何を使って具材やスパイスを煮込むのか?」ということですね。

佐藤:それなら、会社で水にあたるのが「文化」なのかな?具材やスパイスが溶けて滲みだして美味しくなるために必要なものとしたときに、文化が近いかもしれない。

荒井:美味しさの基礎にあたる部分ですね。

佐藤:うんうん。カルチャーマッチしない人がぽんっと組織に入ってきたときに、良い方向に働けば美味しくなるかもしれないし、そうでないとネガティブな影響を及ぼしたりするじゃない?やはり、具材の美味しさが滲み出る先が、水であり「文化」であるのかもしれないね。

企業文化の煮込み時間ってどのくらい?

佐藤:具材を揃えて、スパイスを入れて、水を用意して、あとはグツグツ煮込むだけ

荒井:煮込み時間も大事ですよね。

佐藤:そうだよね、カレーも企業文化も同じかも。クライアントからご相談いただくときに「どのくらいの期間で成果が出ますか?」とよく聞かれます。もちろん成果に繋がるサポートをする思いで取り組んでいますが、短期間で企業文化が大きく変わるわけではないということは事前にお伝えしています。

荒井:そうですよね。例えば、自分たちならではのカレーをつくってお店を出すとなれば、半年から1年くらいは少なくともかかると思います。スパイスを変えるなど試行錯誤しながら、自分の持ち味を知り、納得のいく美味しいカレーが出来上がるにはそれなりの時間が必要です。

佐藤:会社とカレーが異なる点は、会社は簡単に作り替えることができないことかもしれない。もうすでに煮込み始めていて、鍋も具材も基本的には変えられないですから。そのうえで美味しくするには、具材を新たに入れたり、スパイスを足し引きしたり、水で濃度を変えたり、常に調整を続ける必要があります。会社は、火がつけっぱなしで味が変わり続けているカレーのようなものなので。

荒井:日々の積み重ねですね。

佐藤:私が最近カレーをつくっているという話から企業文化Laboっぽい話に着地できてよかった(笑)。今日のように何かに例えてみることで考えやすくなることってあるかもしれませんね。

荒井:思考のトレーニングになるかも!いやぁ、話していたらカレー食べたくなってきました(笑)。

佐藤:ほんとだね。さて、今日はカレーとカルチャーのお話でした、ありがとうございました!

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今回は少し趣向を変えたトークでしたが、いかがでしたか?
目に見えづらい「企業文化」。悩んだときには、身近なものに例えてみると、意外と視野が開けたりするかもしれません!

かおりんともえちゃんがよもやまと話しているSpotifyトーク!気になる全編はこちらからチェック!

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企業文化Labo by Cultive

Cultiveは、社員の幸福度やモチベーションを向上させることで、企業成長をサポートするために生まれたサービスです。経営者の想いを表した理念策定、理念を込めたグッズ制作、表彰イベントの設計などを行い、企業文化の醸成をサポートしています。
公式HP:https://sp-cultive.com/

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