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いい事づくし!!組織にプラスな「感謝」の驚くべきパワー

企業の文化づくりをお手伝いし、メンバーの”働く幸せ”と事業成長をサポートする「Cultive(カルティブ)」のマネージャー佐藤佳織(かおりん)とディレクター荒井萌(もえ)が、”働く幸せ”に関するノウハウからよもやま話まで幅広く発信中!

今回は「感謝」がテーマ。個人やチームの幸福度にも関わる「感謝」の効能を3つ紹介します。さらに、「感謝」をチーム力の向上に繋げるために抑えたいポイントについても触れます!

感謝によってハッピーで健康で人にも優しくなれる?!

荒井:以前、かおりんさんが動画投稿していた「HAPPY LINK LAB」というYouTubeチャンネルあるじゃないですか?幸せに働く人を増やすための情報を発信するビジネスチャンネルというコンセプトでした。

佐藤:でも、3本くらいしかアップしていないんだよね(笑)。

荒井:でもタメになる内容なので、振り返ってみたいなと。今日は動画の一部を最初に紹介した上で、よもやま話したいと思います。テーマは「感謝」ですね。では、動画内のかおりんさんの説明パートを、どうぞ!

皆さんは職場で感謝を認識したり、伝えたりしていますか?
今日は感謝の心理的・身体的・社会的効能、ひいてはチームにもたらす効果をお話します!

感謝が幸福度の向上に役に立つということが様々な研究で明らかになっています。 ハグをすると、愛情ホルモンと言われるオキシトシンが分泌されて、ストレスが低下するという話をよく聞きますが、感謝にも体にもたらす効果がいくつかあります。

例えば、幸福感をもたらし、不安を軽減するセロトニン。活動性・集中力に作用するノルアドレナリン。快楽・意欲・動機付け・探求心などに作用するドーパミンなどの神経伝達物質。信頼感や絆の強化・記憶力の向上に作用する愛情ホルモンのオキシトシン。他にも様々なホルモンにバランスよく働きかけるのが感謝なんです。

例えば、これらのバランスが崩れたりすると、イライラする・集中できない寛容じゃなくなる、などネガティブな影響も出ますよね。
では、 これらがバランス良く働くメリットをお話します。

まず、1つ目。心理的には幸福感・ポジティブ感情・楽天性が高まります。簡単に言うと、ハッピーになるということです。
2つ目。身体的には免疫力が高まり、血圧が低下します。他には、痛みや苦しいという感覚の軽減・睡眠の質の向上に繋がります。簡単に言うと、 健康になるということです。
そして、3つ目。社会的に見ると、他者に寛容になります。思いやりの気持ちを持って接することができるようになり、利他的になります。そして社交的にも繋がるので、孤立感や孤独感も軽減されると言われています。

つまり、感謝を認識したり、伝えたりするだけで①ハッピーになって②健康になって③人にも優しくなれるって、もう最高じゃないですか!こうなったら、仕事にもいい影響が出そうですよね。 チームのコミュニケーションの頻度や質が向上することも期待できます。

感謝については数々の研究がありますが、基本的にはポジティブな影響が出ると言われています。ただ、難しい部分もありますよね。仕事するのは当たり前だから感謝は不要、 言わなくても伝わっていると思ったりしていませんか。

でも、まずは些細なことでも「ありがとう」と思い、直接伝えたり、社内チャットで感謝の言葉を増やしてみたり、ありがとうスタンプを使ってみたらいかがでしょうか。そういう小さなところから身近なものにすることが大事なんじゃないかなと思います。


会社のバリューと感謝を紐づける!

荒井:ということで、今回は「感謝」がテーマですね!スペサンでは週に一度、雇用形態に関わらず全員が集まる時間があり、その最後に「サンクスタイム」という互いに感謝を伝え合う時間がありますよね。

佐藤:そうだね!

荒井:今でこそ「サンクスタイム」を導入している会社も多いと思いますが、スぺサンは以前から当たり前のようにあります。

佐藤:私が3年前に入社したときにはすでにあったね。そのときは付箋を使っていました。

荒井:付箋!

佐藤:付箋に「○○さん、ありがとう」と書いて渡す形式だったの。

荒井:嬉しいですが、もらった方はどう保管しようか悩みそう(笑)。

佐藤:そうなの!そこで感謝の思いをストックできるようにアップデートを繰り返していまの方法に至るんだよね。いまはGoogleスライドをメンバーごとに作って、そこに感謝を書き込んでいく形式になっています。

荒井:うんうん。

佐藤:スぺサンの「サンクスタイム」の特徴をもう一つ紹介するなら、一人ひとりが書いた感謝を、みんながそれぞれ声に出して伝える時間を設けている点かな。だから、めちゃくちゃ時間がかかるんだよね(笑)。

荒井:今後人数が増えたときにどこまでできるかですね!

佐藤:事前に書いてきてもらうようにしていますが、相手に直接伝えて、それをみんなで聞く慣習は変わらないね。

荒井:誰かが誰かに感謝しているのを見るのもいいんですよね。

佐藤:それによって、他の人のバリューに繋がる素晴らしい体現行動を知る機会にもなるよね。組織が大きくなると、他の人がどんな仕事をしているか分かりづらくなってくるので。

荒井:「ありがとう」を伝えるときに「これは、バリューと紐づけるなら何だろう?」と考える時間があるのはいいですよね!

シンプルに見えるからこそ、目的が大事!

佐藤:感謝を伝えることは大事だと多くの会社が思っていますが、施策が運用に乗らないという話はよく聴きます。

荒井:うんうん。

佐藤:やってみたら感謝の言葉が飛び交わなかったり、数だけ多くて中身が薄くなっちゃったり。難しいですよね。

荒井:感謝を伝えることがタスクみたいになっても残念ですもんね。

佐藤:そもそも感謝をなぜ伝え合うのかは、会社によってちょっとずつ意味が違ってくるんじゃないかな。コミュニケーションの機会をつくりたいのか、素晴らしい行動を表出させたいのか、そういう文化をつくりたいのか、メンバーの自己肯定感上げたいのか。もちろん全て達成したいことだと思うけど、会社によって理想のバランスがありそう。

荒井:施策を導入するときに自分たちが大事にしたいことと繋がっていると、納得感を持って始められるかも。

佐藤:シンプルに見える施策ですが、だからこそ目的をきちんと言語化して、ぶらさないことが運用に乗せるためのポイントかなと思います。

荒井:やっぱり感謝できる心の余白は大事ですよね。人や社会にも寛容になれますし。

佐藤:本当だね、優しくありたい。

荒井:周りに感謝の気持ちを伝えていきたいですね!では今回は以上です、ありがとうございました!

佐藤:ありがとうございました!

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感謝を伝えるって少し気恥ずかしい気持ちもあると思います。そんな方は、目的に合わせた方法で、少しずつ伝える練習をしてみるのも良いのでは?
どんなに小さな感謝でも、相手に伝えられるようになるといいですね!

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