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【2021年最新】海外向けLinkedIn広告運用の特徴と注意点

海外に向けてLinkedIn広告を配信したい。
海外に向けてLinkedInを活用する上での注意事項を知りたい。
LinkedIn広告の利用を検討している。
こちらの記事は、上記のような課題をお持ちのマーケティング担当者様向けのものです。

海外向けにLinkedIn広告を活用する上でのポイントや注意事項を解説いたします。

「ビジネスパーソン向けSNS」LinkedInの利用者について

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https://www.apollotechnical.com/linkedin-users-by-country/

LinkedInは2003年にリリースされたビジネスマン向けのSNSで、会員登録者数は2021年時点で7億600万人に達しています。上位10カ国は下記のとおりです。

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日本での会員登録者数は214万人と少ないですが、LinkedInは今や世界的なビジネス情報SNSとなっています。

また、利用者のうち1,100万人以上が経営幹部のメンバーであり、540万人が中小企業の経営者であることがわかっています。以上のことから、ビジネスにおける重役、決済者に直接アプローチすることのできるチャンスがLinkedInにはあります。

日本でのビジネスのイメージが強いSNSといえばFacebookですが、世界に目を向けるとLinkedInの存在が大きいことが分ります。


LinkedInの特徴

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-機能の特徴
基本的な機能はFacebookなどのSNSとほとんど変わりはありません。

1.本名で登録、フォローし合う
2.フォローした相手の投稿がタイムライン上に表示される
3.お互いにフォローしあっている場合、ダイレクトメールでやり取りすることができる

最大の特徴は上記1番の「フォローし合う」という部分。
フォローし合うのは同僚やクライアントなど「ビジネス上の付き合いがある方」が対象となります。

そのため、タイムラインに流れる内容は、自身のプライベートではなく、仕事に通ずる内容が殆どとなっています。(気になるニュースへの言及、仕事の成果報告、転職など)利用するシーンも「ビジネス」のみに絞ることでLinkedInだけの空気感を作り上げています。飲み会の投稿などをすると、投稿の削除を依頼されるケースがあるなど、運営側も徹底していることが伺えます。

また、LinkedInならではの機能として求人検索や応募、専門家による講座の受講申し込みをすることができます。ビジネスのクラスチェンジ、スキルアップなど、ビジネスマンにとって嬉しい機能がLinkedInには備わっています。


LinkedIn広告の特徴と事例

-LinkedIn広告でできること

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LinkedIn広告は、上記の枠に出すことができ、
以下の目的に沿って最適な配信を行うことができます。

・ブランド認知
・ウェブサイトへの訪問
・エンゲージメント(会社ページのフォロワー増加)
・動画視聴(動画のシェア数の最大化)
・リード獲得
・ウェブサイトコンバージョン
・求人応募者

また、出すことのできるフォーマットにも下記の種類があり、
様々な方法でユーザーに配信することができます。

・シングル画像広告(画像一枚+テキスト)
・カルーセル広告(複数の画像+テキスト)※動画と併用可
・動画広告
・テキスト広告
・スポットライト広告(特定の条件に当てはまる人の身にだすことができる)
・メッセージ広告(ダイレクトメッセージ機能の中に紛れる広告)
・フォロワー広告(特定の企業ページをフォローしている人に出せる)
・求人広告

また、ビジネスSNSであることを活用した「勤めている会社の規模」や「職種」、「勤めている会社の事業内容」など他のSNS広告にないユニークなターゲティングが可能となります。

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-LinkedIn広告事例1:ヨーロッパのビジネススクール

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出典:HubSpot
https://blog.hubspot.com/marketing/linkedin-ad-case-studies

ヨーロッパのとあるビジネススクールはスポットライト広告を活用し、ヨーロッパビジネスの修士号の申請をしたいと思っている人(主に学生)に焦点を当てました。どんなビジネスに興味があり、どんなキャリアを積みたいと考えているのかから、興味関心、どんな企業をフォローしているのかなどを条件に入れ、配信をし、200万インプレッション、14%のコンバージョン率につながったそうです。


-LinkedIn広告事例2:AIソリューション企業

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出典:HubSpot
https://blog.hubspot.com/marketing/linkedin-ad-case-studies

上記の広告は、サプライチェーン管理に関する電子書籍の広告で、これを配信することで、「経営幹部が専門知識を理解するのに役立つコンテンツに反応する」ということに気づき、経営幹部に多くの予算を割き、配信することで他の広告よりもクリック率を3倍にまで伸ばすことに成功しています。


まとめ

いかがでしたか?
LinkedIn広告を利用したプロモーションを考える際、ご参考にしていただけると幸いです。

要点をまとめると以下のようになります。

・日本では世界全体で見るとかなり利用者数は多い。
・フォロー、タイムライン、DM機能に加え、求人、講座受講などのユニークな機能あり。
・ビジネスに特化したSNSであることが最大の魅力であり強み。
 →B2Bプロモーションやビジネスパーソン個人に向けたB2Cプロモーションに適している
・ビジネスSNSであることをフルに活用したターゲティングが可能。

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