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#小説
小説「ハトの時間」ショート版
「あの森の入り口のさきにはねぇ・・・」
その時の僕は、ついつい少しだけ自慢げに切りだしてしまっていた。
「小さいけれどひらけた野原があるんだ。そこには綺麗な小川もある。野生だけど、ユリとか他にも綺麗な花が、季節ごとに咲いてたりするんだよ。あそこは、写生の宿題とか、読書とかにはもってこいなんだよなー」
「へぇー!行ってみたい」
小学3年生で同じクラス、そしてたった二人だけのヒミツの仲間であるなつ
「あの森の入り口のさきにはねぇ・・・」
その時の僕は、ついつい少しだけ自慢げに切りだしてしまっていた。
「小さいけれどひらけた野原があるんだ。そこには綺麗な小川もある。野生だけど、ユリとか他にも綺麗な花が、季節ごとに咲いてたりするんだよ。あそこは、写生の宿題とか、読書とかにはもってこいなんだよなー」
「へぇー!行ってみたい」
小学3年生で同じクラス、そしてたった二人だけのヒミツの仲間であるなつ