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好きなものたくさんを言葉にしたいなと思い始めました。

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傲慢と善良

友人に紹介されて読み始めた1冊。 もうやめてくれ。これ以上直視させないでくれ、そんな思いを抱くもページを捲る手が止まらなかった。 婚活での値踏みが存分に言語化された本書。 出会う人になかなかピンとこない、の正体は自分を高く見積りすぎていると主人公の真実(まみ)を通して突きつけられる。とはいえ、彼氏は今までいたことはあるし、それなりに仕事は誇れるし、どこかで30超えるまで親に言われるがままに流されてきてまともに恋愛をしていない真実ほどではないと思ってしまう自分に傲慢さを感じ

    • ガウディに魅せられて

      佐川美術館で行われているガウディとサグラダファミリア展に行ってきました。 GWにバロセロナでサグラダファミリアを堪能してきた私にとっては後学にはなりますが行ってきました。 ガウディは写真で見たカサバトリョに焦がれコロナ禍うずうずし、ようやく訪れることができた際には完全にガウディに魅了され、時間の許す限り建築巡りをした次第です。 あと加えて述べておきたいのが佐川美術館の雰囲気が好きなんですよね。滋賀県守山市の琵琶湖のほとりにあるこちら、佐川急便の40周年事業として建てられた

      • バイク免許取得のきっかけ

        28歳女、免許を取る。 バイクかっこいいな、の始まりは服部平次だったと思う。とはいえ車ですら旅行の時しか運転しないペーパードライバーの私が更に危険なバイクなんて乗れやしないと思っていた。 職場の人と話す中でで意外とライダーが多いと知り、「取ってみたいんですよねー」と口に出してみた。「絶対おすすめ!」「風になれるで!」と追い風を受けたものの、季節は真冬。暖かくなったらなどと言い訳しながら先延ばしにし半年が過ぎた。 そんな春のある日、「気になるなら手っ取り早く乗ってみますか

        • 3.11伝承ロードを訪ねて〜気仙沼〜

          陸前高田から気仙沼へと車を走らせる。高速のようで無料の復興道路は走りやすく気軽に乗り降りができるためその往来活性化の一助を担っているようだった。 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 4階まで津波が押し寄せた気仙沼向洋高校の震災遺構をメインに設立された伝承館。 幸いにも死者は出なかったそうだが、廃墟となった校舎の惨状は凄まじかった。 ここに関しては一見にしかず。 写真にて伝えたい。 津波の恐ろしさを見せつけられる施設だった。 休憩 カネト水産 https://kese

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          3.11伝承ロードを訪ねて〜陸前高田〜

          福島から宮城を越え岩手県陸前高田市へ。陸前高田はリアス式海岸を体現した入り組んだ地となっており、その津波の被害は凄まじく、震災の際に総務省消防局が「ほぼ壊滅状態」と発表した。自身の街が壊滅と称されることの恐ろしさよ。夜に着いたのだがあたりは真っ暗。散策は翌日へ。 下宿定住促進住宅 海岸近くのエリアは公園として整備され建物はほとんど無い。そんな平野の中建っているのがこちらの震災遺構である。周りは草木に囲まれており、一見穏やかに佇む団地だが近づくとその情景に驚かされる。 外観

          3.11伝承ロードを訪ねて〜陸前高田〜

          3.11伝承ロードを訪ねて~浜通り~

          10月に東東北の震災遺構を訪ねてきたので、備忘録を残したいと思う。 福島から北上していったのでまずは福島浜通り編。 アクアマリンふくしま 水族館好きかつ建造物好きとしてはどうしても外せなかった。ガラスのシェルターに覆われた素晴らしい空間構造の建物。運よく天気にも恵まれ、好きとおったガラスから差す光を浴びながら庭園のような緑に囲まれた水槽を歩くと、青々とした大水槽にぶつかる。中ではイワシの群れがキラキラと泳いでいる。怪獣ゾーンを抜け上階から下っていくと目玉の三角トンネル。綺

          3.11伝承ロードを訪ねて~浜通り~

          1.17と3.11

          阪神間で育った故、1.17は特別だった。 特に1995年の4月生まれ以降の代だったため、ことあるごとに震災を経験していない世代と揶揄され、「震災後生まれが〇〇する」という文言は地方紙によく添えられた。私たちの2分の1成人式は即ち震災から10年の節目であり、その意味合いの方が強かった。毎年1月17日には防災訓練が行われ、担任の先生が当時の体験を語ってくれた。涙を流しながら、PTSDと闘いながら言葉を紡いでくれた恩師たちの話は今でも鮮明に覚えている。そこまでして伝えたかった地震と

          1.17と3.11

          まるちゃんと私。

          神戸ゆかりの美術館で行われているさくらももこ展に行ってきました。 兵庫県で育ったくせに初めて乗る六甲ライナー。六アイに行く用事そうそうないものね。 とはいえ電車で海を渡るというのはいくつになってもテンションが上がるものです。 アイランドセンター駅を降りてすぐ左手に見える円盤型の不思議な建物が神戸ゆかりの美術館。初の来訪です。 この大階段を登るのかと一瞬を冷や汗が出ますが入り口は右手にある模様。良かった良かった。 六アイ開発の一環で建てられたようで、神戸ファッション美術館

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          反芻する

          とりわけ好きなものが多い人生を送ってきた。 旅行、お笑い、漫画、鉄道、博物館、水族館、美術館、地図、幕末、建造物、寺社仏閣、ツーリング、ダイビング、音楽。 追っていたらあっという間に日々は過ぎていくが消化して終わっていることに最近危機感を覚え始めた。話すより文章で伝えることの方が好きなのでこのような形でアウトプットできたらなと思う。完全に自分のための備忘録。徒然なるままに。

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