見出し画像

日本人の"二刀流"の活躍で盛り上がろう

こんにちは。ハートフルそよかぜに通所している C です。

 2021年も残すところあと1週間と数日になりました。今年は皆さんにとってどのような一年でしたか?


スポーツのチカラ



 今年、メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手(27)がアメリカン・リーグの年間MVPを獲得。チームは惜しくもワールドシリーズ(メジャーリーグの最強を決める短期決戦)に出場できなかったものの、ファンなど多くの人に元気を与えた功績を物語っています。

 

 さらに大谷選手の故郷である日本では2021年流行語大賞に、唯一無二のプレースタイルやニックネームである「リアル二刀流/ショータイム」が選ばれました。

 日本人としての大活躍は1人のプロ野球ファンとして何よりも嬉しかったのですが、、、(ここからが注目です)

 心に残っているのは、今まで野球のことについて語らなかった私の先輩(男性)が、今夏の開催が危ぶまれていた東京オリンピックの開催を喜び、また大谷選手の大活躍を目を細めてブログやSNSなどで書き込み、喜びを発信されていたお姿でした。

 さらにプレーで活躍している姿だけではなく、立ち居振る舞いを通して彼の人柄にも魅了されたようです。

 人がスポーツで活躍する姿は、スポーツ経験のない私のような人間にも心から感動させるチカラを感じます。オリンピック・パラリンピックが開催された今年は、その感動が多く生まれた年だったのではないかと思い出すたびに気持ちが高まります。


改めて大谷翔平選手について学びました


画像4


 
 大谷翔平選手は1994年7月5日。岩手県生まれ。アスリートの父母のもとに生まれ育った大谷選手は高校時代に岩手県花巻東高校に入学。甲子園を目指していた大会で歴代最速の球速160キロを樹立するなど、注目されていました。

 その後2012年のドラフト会議では北海道日本ハムファイターズに1位指名を受け入団。翌2013年から一軍デビューを果たします。ここから恩師栗山監督のもとで、ある試合では野手、ある試合では投手の二刀流での活躍劇が始まります。

 アメリカ、メジャーリーグでは新人王も獲得するなど、アメリカでもスポーツジャーナリストや先輩方の様々な意見も報道される中、大谷フィーバーという言葉が誕生するほど現地アメリカでも歓迎されています。


ライバル・福岡ソフトバンクホークスとの死闘


 時を戻して2016年。北海道日本ハムファイターズは大谷選手の活躍に影響され他の選手も心をひとつにチームは勝利を重ねて、夏頃には当時首位だった福岡ソフトバンクホークスとの最大で11.5ゲーム差を連勝などでひっくり返して4年ぶりのリーグ優勝を果たします

 

 その後、日本シリーズの出場を賭けたクライマックスシリーズも165キロという日本人史上最速の記録を刻み優勝。日本シリーズでも二刀流を駆使して存在感を相手にアピールし、見事ファイターズを日本一に導きました。

画像5

クライマックスシリーズ優勝を伝える新聞のスポーツ欄
 

さらに、この年のパ・リーグでの活躍が認められこの年のMVPも受賞となりました。リアルタイムで見ていただけに、日本一の原動力となった活躍ぶりを記憶に刻むことが出来る幸福感を感じずにはいられませんでした。


凄いのは成績だけではない

 

 スポーツの世界なので成績を残さないと他のライバルに追い抜かれていく厳しい競争社会の中で、高校生時代から注目される記録を刻んでいた大谷選手。そんな高校時代の大谷選手が、掲げていた目標をこの様に書きました。



 目標を掲げ(大谷選手の場合は高い目標を掲げろと指導されたそうです)それを達成するためにどのようにすればいいのか?そのヒントを探すため、視覚的にわかりやすくまとまっている構造になっています。


自分で考える人を育てたい


 花巻東高校は岩手県にある高校。大谷選手と同様に花巻東出身のプロ野球選手は菊池雄星投手、最近では佐々木朗希投手がいます。その3選手をはじめ高校生を育ててきたのが佐々木洋(ささき ひろし)監督です。 


 ある雑誌に掲載されていたインタビュー記事を読みました。要約すると、生徒に具体的な目標を持たせること、佐々木監督自身も書籍を読むことで勉強を積み重ねたり、恩師からの薦めで経営学も勉強されたとのことです。


野球選手を育てるのではなく

野球ができる立派な人間を育てたいという思いで指導している。


(致知2019年12月号 インタビュー文中の、佐々木監督の言葉を抜粋)


(こちらは私が読んだものとは別のインタビュー記事になります。言葉のチカラは試合を左右するものです。)


リアル二刀流と聞いて、後世に伝えたいゲーム
 


 ここで、「リアル二刀流」流行語大賞受賞を聞いて私がリアル二刀流について初めて知るきっかけになった試合と、今年のメジャーリーグ史に刻まれたスコアを後世に伝えたいゲームとして紹介します。 


① 東北の地で ”リアル二刀流” 始動 


スキャン_20211218_1

 2016年の話になりますが、当時のニュースを見ても、今振り返って見ても栗山監督の采配に驚きを隠せません。それと同時に、今までに前例が無かったこともあり「おもしろい!」と素直に感じたのもあります。


今思うと、当時は周辺からの栗山監督の苦心もあったんですね・・・・・

 

 セ・パ両リーグの交流戦のはじまる2日前の試合、指名打者※を採用せずに6番・ピッチャー大谷として打席に立つというリアル二刀流のスタイルで挑み、見事その試合で勝利投手となったことです。 

指名打者※・・・日本のプロ野球(NPB)はセ・リーグとパ・リーグの2リーグがあります。パ・リーグでは投手が打席に立たない代わりに指名打者を打順に組むルールになっています。詳しくは下記リンクを参照ください


② メジャーリーグ・オールスター戦


無題211221_03


 今回、おすすめnoteのエントリータグの一つ、 #2021年の名試合 としてピックアップさせていただいた試合です。


 大谷選手のメジャーリーグでの日々の活躍ぶりなどは連日メディアを通して報道されてきました。私も気が付けば日々チェックしていました。


 このオールスター戦では投手として先発登板。1回ウラに3者を打ち取り、その後チームが先制点を取ってリードしたことにより、大谷投手は特別ルール※ により勝利投手となっています。

※ 通常のルールでは先発投手は5回以上投げないと勝利は与えられません




日本人選手の活躍に心からありがとう


 大谷翔平選手の日ごろからの生活態度や、練習、そして野球を愛しているのを全身で表現する純真さ。

 
 大谷選手の行動には野球をプレイしたことのない私たちなどが見て学んで感心するところばかりですが、ルーツを探るとスポーツ経験のあるご両親をはじめ先輩や先人達の後ろ姿(行動)があってこその今回の受賞であると堅く信じています。


 さて今回は野球をピックアップしましたが、1年延期されて今年待望の開催となった東京五輪も様々な感動を届けてくれたことに感謝しています。


 特に心に残っているのは開催反対の風潮の中、自身の意見を伝えるべく勇気を出してSNSで動画を発信されていた陸上・車いすの金メダリスト・佐藤友祈(さとう ともき)選手の活躍でした。

 金メダルを受賞した後のインタビューで感激のあまり声を詰まらせて涙する場面もありました。恐らく練習を重ねてきた5年間の苦労を持って臨んだレースという名の試合。

 見事に金メダルを獲得。私の心に残るもう一つの #2021の名試合です。彼の歓喜の涙の姿には胸が締め付けられるくらいにこちらも感涙してしまいました。




大谷選手、また今回メダルを受賞された選手の皆さん、

本当におめでとうございます。今後のさらなるご活躍をお祈りします。




私も、できることに夢中になって多くの人を喜ばせたいな!


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。  


グラフィックス1


合同会社ハートフル そよかぜ 就労継続支援A型




合同会社ハートフルそよかぜ 就労移行支援




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?