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タイマーと私。

 試験後の感想。「全然時間が足りなかった」と言うか、終了時間の10分前で30問も残してしまった。
 
 終わって10分経っても、頭がぼーっとしている。
集中しすぎると、いつもこんな感じである。深呼吸を何回かして、車を走らせた。

 車内で「うーん。これは参った。どうすることもできない」お昼前には試験が終わったので近くのスーパーで軽食を食べて、ついでに夕飯の食材も買い込んだ。

 ガサガサと家のことを片付けて一息ついた。さて今日受験したTOEIC。全然時間が足りなかった。本当にどうすることもできない。自分では、手の施し様の無い位、幻滅している。

 今日まで受けた、TOEICの対策講座ノートを見返してみる。一つ一つ確認する。単語のことや、長文読解の基礎。全て確認している。すると、ある項目に気づいた。

 長文読解のヒント。ありとあらゆる参考書やインターネット記事に書いてあること。
 
 そうそれは、計測。やはり、ここか!やはりここか!今まで自分が、本当に甘かった。

 いや、きっと見て見ぬふりをしていたのだ。言い訳ばかりの、自分自身だった。「単語力ない」「速読もできない」けれど、「ない」「できない」だけでは何も始まらない。一歩も踏み出していない。ゼロ。スタートもしていない。

 私は渾身の意思で、タイマーを買ってきた。スマホだと、誘惑が多すぎる。だから、あえてタイマーだけ分離してみたのだ。約700円のキッチンで使えるデカイ数字のやつだ。
 
 これを片手に初めて見た。記録もしてみた。来る日も来る日も7日間位続けてみたのだ。

 結果一つのことが見えてきた。なぜか、大きく偏りがあるのだ。参考書に記載してある
 
 目標解答時間3分。この数字を下回る時と上回る時があるのだ。なぜか?なぜだろう。知っていたら、恐らくタイマーは買ってこない。
 
 うーん。自分のことなのにまったく、気づかない。何かきっかけがあるはずだと思った。色々視点で分析すると、あることに閃いた。そうだ、内容だ。問題の内容に好き嫌いがあるのだ。これだけ解っても何の解決にもならない。
 
 問題の好き嫌いがあるので、ここは時間を掛けてよいという風にはならないのだ。まず、TOEICの試験時間は決められているので、延長もできない。自分勝手は許されないのだ。

 どうすれば、この好き嫌いをなくせるのか? 思い悩み私は、問題の回答編を見ている時に気づいた。翻訳内容を確認して何がわかるでもないが、何か見えてくるかもしれない。確認してみる。
 
 そして、あることに気づいた。

 長文問題と言っても種類がたくさんある。Eメールの問題から、チャット形式の問題等々。多岐に渡る。

 そして、どうゆう訳か、私が好きな問題。それは一番最後にでてくる、トリプルパッセージ問う問題であった。トリプルパッセージとはEメール、広告、図表等からなる問題である。

 実際、読み込むことは好きなので、納得の分析結果であった。
しかし、問題がここにあった。一番好きな問題まで、辿り着かないのだ。100問中あと30問で試験時間が終了しているこの現実。

 でも、自分好きな問題がわかっただけでも、よしとしよう。自分が得意とする問題に解答できないことはとても悔しい。何とか自分の得意とするフィールドまで持ち込みたいのだ。

 考えても、何も始まらないので、まずは、長文問題の参考書の解答時間を確認する。というか、調べてみた。

 やはり、結構短い。3分位。迷ってはいけない、とまで記載してある。私は結構、優柔不断なので、時折、何回も見直してしまう。致命的だ。ここだ。この部分だ。
 
 ようやくわかった。見直しはせずに一回で読むことに集中する。このことを心に秘め再度、設問を解いてみた。

 自分自身へのプレッシャーにもなり、結構やりにくい。けれど、この計測しながらのやり方に慣れてくると、もしかすると、何とか100問まで読み切ることができるのではないかと思い始めた。
 
 毎日、タイマーと参考書を片手に参考書を解き始めた。慣れは怖い。実は、結構時間が掛かった設問でも、3分位で解答できる様になってしまった。(正誤は除いて)

 3分位で解答できる様になった理由。それは、平行して進めていた、あることがとても大きな要因であった。
 
 しかし、地道に進めばいつかは光が見える。たしかに、今はその光だと思う。

 そう。それは、単語である。

 私のやり方は、次に通りである。まず、購入した参考書を消えるマーカーペンを右手にもつ。そして、2~3日位かけて、読み通す。その際、知らない単語に線を引く。
 (消えるマーカーペンで書く理由は覚えたら、消していくためである。)

 知らない単語を単語帖に書き写す。その時、重要なことがある。単語ではなく、文章で書くのだ。そうすると必然と単語が覚えやすくなる。なので、私の一つのお勧めは、幅広単語帖である。

 書くスペースが広く使え、かなりの長文にも耐えられる敷地面積があると心に余裕を持てる。
 そうすると、何か、覚えやすい文面を自分が考えだすのだ。

 私の中で、長文読解とタイマーと幅広単語帳。この3つは切っても切れない縁になってしまった。

 今回のタイマーを使って練習をする方法は私の中でとても印象に残った方法であった。これからも、タイマーを使用して、自分の曖昧さを正していこうと思う。

 そして、最後の大好きな問題。トリプルパッセージ。たどり着くまでもう少しだ。

 最後までお読みお読み頂き、ありがとうございます。
 私なりのTOEICの勉強法、手を変え品を変え、日々進化(?)しています(笑)
 また、新しい手法が見つかったら投稿いたしますので、ご覧ください。

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