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いじめっ子は、どういう気持ちでONE PIECEを読んでるのだろう

学校現場における、いじめは残念ながら無くならないと思っている。
なぜなら、大人社会も、いじめばかりだから。

海外ドラマや洋画を見ていても、いじめシーンはよく見るので、
日本に限らず、おそらく世界中いじめばかり。

昔飼っていた金魚たち、水槽の中で1匹だけ執拗にいじめられてる子が居て、
人間に限らず、おそらく全動物いじめばかり。
(虫は、わからんな…)

もう仕方ないのだと思う。

でも、人間は理性があるから、
いじめを無くす努力はしないといけない。



ここからは、全日本人がONE PIECEを読んでる前提で話を進めるが、

「友情、努力、勝利」ジャンプ三原則の代表格の漫画「ONE PIECE」を、
いじめ加害者はどういう気持ちで読んでいるのだろうと思う。

犯罪組織の代表がルフィと名乗っていた事件も記憶に新しい。

あの感動作品を読んで、どうして人を傷つけられるのだろう。
海賊やバトルという部分だけに注視しているのか。
凄惨なニュースを見聞きするたびに、
ああ、こんな加害者でもONE PIECEを読んで涙したりしてたのかな…?と、不思議な気持ちになる。

ONE PIECEに限らず、アンパンマンやドラえもんでも良い。
大切なことを教えてくれて心が温まる多くの作品は、この世に数多くあって、
多くの人は成長の過程で何かしら少しは触れているだろうに、
残虐になれてしまう。

みんな、ごんぎつねを読んで涙した仲間では無かったのか…。

逆にウシジマくん読んだら、誰に共感を覚えるのだろう。
(私は長いこと読み返せていなくてうろ覚えだけど、サラリーマンくん編の板橋のラストが良かったかな。どの登場人物でもそうだけど、違う道を選んでいたら、それなりに幸せに暮らせていたのではないかと思うし、逆に道を誤ったら私達もこうなってしまうのではと思わせる怖さが面白い作品です)


アイドルのコンサートでも、そうだ。
素晴らしいパフォーマンスや生き様の感動したり、
明日も頑張ろうという生きがいを貰えたりするにも関わらず、
会場周辺でのマナーの悪さや高額転売、盗撮、盗難などは多々あり、
会場であんなにアツいメッセージを聞いたのに、そんなことする?!ということばかり。

思いの外、人に気持ちって届かないのかもしれない。
私もお客さんに何度同じ説明しても理解してもらえないこと多々あったし。


かつては、アニメオタクは犯罪者予備軍という風潮があったという。
空想と現実の区別がつかないとされていたのだ。

私の周りでは、テニスの王子様に憧れてテニス部に入った子が多かった。
私もテニス部では無いものの、似たような理由で部活を選択している。
そして、オタク友達と夢小説を読んでニヤニヤして過ごした。

ONE PIECEを読みながらも、仲間をいじめる加害者は、
空想と現実の区別を、しっかりしているのかもしれない。




ここまで書いておきながら、
実は、子どもの頃、ONE PIECEあまり通ってなくて、
大人になってから一読した程度でして。

あまり詳しくないのですが、好きだったセリフを挙げます。

何を・・・貴様らシャバで悪名揚げただけの・・・”海賊”に”謀反人”・・・!!! 何が兄貴を助けるだ!!社会のゴミが奇麗事ぬかすな!!! 貴様らが海へ出て存在するだけで・・・!!!庶民は愛する者を失う恐怖で 夜も眠れない!!!

ONE PIECE 56巻

インペルダウン編のハンニャバルのセリフが好きでした。
片方の正義は、片方の悪というのが描かれていて良いです。

ちなみに、好きなキャラクターはクロコダイルです。
理由は、ルックスと、しごできなところです。


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