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「かわいそう」と言われたことのあるあなたへ。

小学生だったとき、近所の人に言われた言葉。
持病の関係で色々制限があったからだと思う。

本当に何気ない一言で、きっと相手にとっては気遣いだったのだろう。

私にはずっと引っかかっていて、言われるたびにモヤモヤとした。

何が嫌なのか、どうしてモヤモヤするのか考えていた。

おそらく、「わたしとあなたは違う」ということを突きつけられるからだと思う。
かわいそうと言う言葉には、「自分はかわいそうではない」という前提が透けて見える。

上から目線ではないし、違うのは事実なのだけれど、一方的に宣言される感じが苦手なのかもしれない。

他者から見て「かわいそう」な人生を、私なりには真剣に生きて来たわけで、というかそうするしかなかったわけで。

じゃあ何と言えば良いのかというと、よく分からない。

何かの記事で「正解の対応はないけれど、明らかなNGはある」というようなことを聞いたことがある。

面と向かっている相手に「かわいそう」を投げるのは、NGなのではと個人的には思っている。

友人と話していて、色々不運が重なっているときには、「それは災難…」とか返したりするけれど、相手はどう感じていたのだろう。

どうしようもない不運にみまわれている相手に対して、何と声をかけて良いのかずっと分からない。
たぶん、テンプレートが定ったら終わりで、都度考えないといけないんだろうな…

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