自分がやれる範囲のことに全集中しよう

けんすうさんのTwitterやnoteを見ていて、頭にスッと入ってくる文章を書けるのが本当に素晴らしいな、といつも感心させられます。そして、自分も似たような考え方をしていたとしても、それをうまく伝えられる書き方ができないのがもどかしいという気持ちが出てきます。

この記事に関しても少し前に似たようなことをブログに書きなぐったわけですが、うまく説明できてないなと思ったので、けんすうさんの記事に触発されてもう一回整理したくなりました。

ちなみに、これがその時に書いたブログになります。10万円の一律給付金や持続化給付金の支払いが遅れていることへの不満をいろいろと目にしていた時に書いた記事なので内容が給付金の支給に寄ったものになっていますが、言いたかったのはけんすうさんの記事で説明されている「自責思考」とほぼ同じようなことです。

「重要だけどコントロールできない」が起きた場合は、なんとか「コントロールできる」状態にシフトしないといけないです。

ちょっとニュアンスとして違うかもと思う部分はあるんですが、「重要だけどコントロールできない」ことに対しては、「様子見は欠かさない」できちんとチェックはしておきつつ、そのことで「気に病まない」ようにすべきだと思っています。

あくまでも、自分が集中すべきなのは「重要かつコントロールできること」に絞って対処方針を考えるべきだと思っています。けんすうさんが使っていた軸で考えるとこんな感じです。

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この考え方は「7つの習慣」で知った記憶がありますが、実践するようになったのは別の本を読んでからだったと思います。結構読み込んでたのにタイトルが思い出せず、検索しても見つからないのが残念ですが…

話を戻します。「重要だけどコントロールできない」ことってのは自分がどれだけ頑張ろうとしてもコントロールできないのでもどかしさとイライラしか生み出しません。しかし、重要なことなので無視するわけにもいかないわけです。

自分のブログで書いてた一律給付金や持続化給付金なんかもそうですが、支給されるのかされないのか、いつ支給されるのかといったことが自分の生活や仕事に関わってくる状況になれば気になって仕方ないわけです。

そこで、支給要件や支給時期に関する情報収集を行う(様子見)必要が出てきますが、これは自分でコントロールすることができるので「重要かつコントロールできる」作業を作れます。当然、支給を受けられることになれば申請を行うといった作業が出てくるのですが、それも「重要かつコントロールできる」作業となります。

しかし、支給要件の決定や支給作業に関してはまったく手が出せません。今回支給要件や対象範囲が途中で変わったので「まったく」は言い過ぎかもしれませんけど、基本的には自分でコントロールできないのですることがありません。

それに対してワイワイ言ってなんとかなるのであればいいのですが、どうしようもないものに対して時間を使っていても無駄だよね、と考えるわけです。それを「気に病まない」という表現にしているのですが、コントロールできないことに対する不満や苛立ちを持っても持たなくても結果は同じなので、そこに気を遣ってもいいことないから気にしないようにしましょうって思考です。

気に病んでいる時間があったら、支給された時のことや支給されなかった時のことを考えて自分ができることを考えた方が有意義だと思うんですよね。ブログの方で書いたのは「マイナンバーカードを作っておく」とか「マイナンバーと口座の紐付けを推奨してもらう」といったことでしたけど、給付金が貰えなかった時のための資金繰りに向けた取り組みであったり、生活費の見直しをするといったことであったりになるでしょうか。

そして、例としてあげた給付金の支給のような話だけではなくて、チャンスが転がってきた時にすぐに動ける体制を整えておくというのも似たような話になりますよね。自分では動かせないチャンスが転がってきた(重要だけどコントロールできないことがコントロールできるようになる)時を想定して準備をしておけば、そのチャンスを掴めるわけです。

長々と書いてきましたが、けんすうさんの記事を読んで改めて書いておきたいなと思ったので書き殴ってみました。「自責思考」って言葉はあいにく聞いたこともなかったんですが(笑)、よく使われてる言葉なんですかね。

最近はビジネス書を読むこともなくなったのでもしかしたらキャッチアップできていないのかもしれませんが、勉強になって良かったです。

noteもROM専ではなく少しは発信した方が良いかと思い記事投稿を始めました。少しでもお役に立てたら幸いです。