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「憧れのあの谷のかくれ村~北海道へ行く・発案から到着まで編~」


10月31日から11月2日の三日間。
北海道へ友人と二人で旅行をしました。
実は今回のプランを最初に組み立てたのは、思い起こせば7~8年くらい前だったでしょうか。
この友人とは、ほぼ毎年どこかへいっしょに旅行していましたが、その彼女が、
「とっても素敵な場所見つけた!」と、その年の旅行の打ち合わせ時に興奮気味に報告してきました。
 
その場所の写真やコンセプトを見て一気に魅了された私。
その場で、あれこれとかなりの時間をかけてほぼ完璧と言えるくらいのプランを作成した二人でしたが…。
 
それからあまり日が経たないうちに、突然彼女の実家で不幸があり、喪に服すためにも最低一年間はレジャー関連の行いを諦めることに。
(もっとも、私自身にもいろんな事柄が重なり、当分お互いに旅行どころではなくなりました)
 
そして昨年の終わりにその友人がある理由で、かなりのキャリアで勤めていた仕事を辞めました。再就職するまでめいっぱい遊びたいというのでどこに行こうかと話し合ううちに、あの泣く泣く諦めたプランを復活させようということになりました。
 
それが、北海道の道央、広大で美しい風景で有名な美瑛町にある“スプウン谷のザワザワ村”というコテージのみのお宿です。

折しも国が全国旅行支援の話をぼちぼち言い始めた頃でしたが、まだどうなるかわからない時期でもありました。

でもこのお宿、一日の受け入れが5組までということであっという間に満室になってしまうのです。
予約カレンダーを見ると、週末を中心にかなりの数が予約済みになっていました。
私たちは現在フリーな身なので、平日でも全くOKです。
あまり寒くなりすぎないうちに行こうということで、この日程になりました。
 
ご存じだと思いますが、美瑛や富良野は真夏か真冬が一番風景としては美しいのです。

夏の“ぜるぶの丘”


夏の“四季彩の丘”


秋の“四季彩の丘”

※上の3枚の画像は、観光促進目的なら自由に使用OKということで載せさせてもらいました。綺麗ですよね~。(美瑛町観光協会HPより転載)

もちろん今回も紅葉の時期と言えばそうですが、もしかしたらピークがやや過ぎたかなと思える時期だったのかも。
過去にプランを立てた時は夏に美しい草原やラベンダー畑をサイクリングしながら堪能したいと考えていました。
真冬は雪深い景色が美しいですが、交通機関が動かなくなるリスクの方が大きいです。
 
とりあえず予約は無事に取れました。
その後、旅行支援の内容が打ち出されましたが、どうやら各自治体に予算上の枠が決められているようで、私たちはその枠内に入ることができませんでした。いろいろ尋ねてみましたが、どうにも覆せないようで仕方ありません。もともと支援がなかったとして、普通に楽しむことにしました。
何事も諦めは肝心です。
 
けっこう南の方からの旅行です。一旦羽田空港で乗り換えて、旭川空港まで向かいます。

飛行機から見えた北海道の景色

窓の外の眼下には広葉樹、落葉樹がほとんどを占めているのがわかる景色が広がっています。
私の住む南の方の様子とはまったく違います。
 
旭川空港に到着。ここからバスで美瑛駅へ。

旭川空港前のバス停

ふらのバスで美瑛駅まで向かい、いよいよお宿まではタクシーで行くという、この日のほとんどが乗り換えという長旅でした。

そもそも北海道までがかなりの距離なので、初日はどこにも寄ることなく、コテージの雰囲気と周りの景色を楽しむことにしました。
移動でかなり疲れていたのも事実ですが、初日はゆっくりコテージを堪能しようと友人と話していました。
実はお天気も一番すっきり晴れていたのが初日でした。
 
往復に時間がかかってしまう旅にはなりましたが、一度は訪れてみたかったことが実現できてたという意味では満足できました。

コテージのすぐ裏の景色です
夕方近いので影が長くなっていますね。
入り口に立っている看板

今回の時期はまだ第8派にはまだ入っていなかったとはいえ、他の自治体に比べると感染者が割と多い北海道への旅。
ワクチン注射も私は4回接種済み、友人も3回済ませています。
マスクも常に装着し、携帯用の消毒アルコールも持参。
感染対策はきちんとしていましたので、何も恐れることなく楽しむことだけでした。おかげで、帰ってからも何事もなくすごせています。
 
次は二人が魅了されたコテージのことを書きたいと思います。

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