「罪を犯した若者の再生への道は、壮大で他も巻き込む癒しの旅だった~『風をつむぐ少年』~」【YA⑫】
『風をつむぐ少年』 ポール・フライシュマン 作 片岡 しのぶ 訳 (あすなろ書房)
2005.9.2読了
十七歳のブレントは父親の転勤でアメリカのあちこちをまわりシカゴにやってきました。
いまどきの若者らしく、見かけのかっこよさや女の子や友人にどう思われるかが一番重要だと思っています。
ある日ブレントは、友人のパーティで思わぬ赤っ恥をかき、侮辱された気持ちでその場を飛び出します。
一瞬にして心に大きな傷を負ってしまった