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治したい性格について。躁うつの場合

皆さんは自分の性格をどこまで把握していると感じるだろうか?

私は現在、双極性障害6年生の32歳。
月に一度、メンタルクリニックを受診している。
この病院に通い、最初は全て病気のせいにしていたけれど、
病状が落ち着いてきた頃から、「うんうん」と話を聞いていた先生が
「症状だけではなく、性格もあるからねぇ、、」と話すことが増えた。
受診の際に先生にそれまでの一カ月での症状を話す。
内容に思想を含めると、「悲壮感」や「躁状態」と判断される場合と
「元々持っていた性格かもしれない」と判断される場合がある。
ここで、(ああ、私はこんな一面があったのか、、)と思う。
大体はネガティブな内容で、この性格のせいで病気になったのかもしれないと
落胆することが多く、凝り固まった思想はそう簡単には直せず、
このまま病気も良くならないかも知れないと二重に落ち込むのだ。

ここまで読んで共感がない方は理解しづらいかもしれないし、
忘れないうちに最近先生にアドバイスされた一例を上げようと思う。

少し前に、父方の祖父の3回忌をやることになり、地元に呼ばれた。
たまたま、弟妹の二人に会えた。(私は長子で下に3人弟妹がいる)

一人は結婚の報告。4きょうだいの末っ子が一番乗り。
一人は大学院卒の社会人。研究職。
弟妹二人とも働いており、ガリガリというほどの痩せ型。
今回、泊まらせてもらった母方の元気な祖父は94と高齢。
「痩せろ」「薬はどれだけ飲んでいるんだ」と耳が痛くなるほど言われた。
独身である私はしぬほど肩身が狭かった。
無職、肥満、未婚。と3拍子というのか、気にしている部分が揃ってしまった。

命からがら鬱になりかけながらも、体が動くうちに自宅に舞い戻った。
帰ってからは、親族といえど色んな人に会った疲れでしばらく寝込んだ。
そして、やっとメンタルクリニックの受診日が来た。
駆け込み寺のように、先生に上記の祖父に言われた話をした。
先生に言われたことは、まず、94歳の祖父はもう軽い痴呆で、
双極性障害の私とは相性が悪いから長期間会うことはお勧めしないという事。
もう一つは、人と比べるのを止めること。これはきょうだいのことだ。

そう、私の直したいし、直したほうが絶対に生きやすい性格は、
「人と比べる」ということ。
これは子供の頃からで、父母にも怒られてきたが、なぜダメなのか?
私の方が長けてる部分は?この部分が両親はすっぽり抜けていた。

だから今になっても劣等感が抜けず、何かから逃げながら生きている。
これが、私の直したいし治したら病気が少しは良くなりそうな性格。

そういえば、学生時代不仲になった友人は、「私どうせ自分勝手だからいいの」
と、直す気はないし、本当に自分中心で振り回されたのを思い出した。
私は、直すことを諦めたくないし、病気も良くしたい。
(もう一つ先生に言われた性格を忘れてしまった、、)

今日はこんな話でした。
他人のことも所詮変えることはできないし、
自分自身で生きやすくして行くしかない。
嫌いなもの、傷つけてくるものやそちらを譲歩するものには
こちらから距離を置くしかない。

無理に強くならなくて良いけど、
平和で気楽に行きたいですね。はーあ。

そんなお話し。
少し長くなりましたが、
お読みいただきありがとうございました。

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