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躁うつ病と糖尿病の不妊治療~検査編。東大病院の体験談も。

現在40歳。

約2年前の37歳の時に初めて不妊クリニックを受診しました。

品川の京野アートクリニックです。

私は双極性障害(躁うつ病)と糖尿病があり、ハイリスクということで、「うちでは治療できません」と断られました。

なんとかお願いしてAMHだけ測ってもらったところ、0.1と低く、卵巣年齢は47歳くらいと言われました。


不妊治療をするなら急いだ方がいいとのことで、

東大病院を紹介されました。

東大では採血、内診、卵管造影をやりました。

卵管の閉塞があると痛いとの体験談を読んでいたし、造影剤の影響で腎症(2期)が悪化しないか不安で不安で。

前日は実家に泊まり、最後の晩餐をし、家族に遺言?を書いて渡しました。そのくらい思い詰めてました💦

当日、ボルタレンを服薬。

卵管造影は…めちゃ激痛⚡️⚡️⚡️一瞬、意識を失いました。

私は卵巣嚢腫で片方の卵巣を摘出しているのですが、卵管があれば妊娠はできるらしく。

でも、残念ながら卵巣のあるがわの卵管は閉塞、反対側の卵管は狭窄でほぼ通ってない状態でした。


余談ですが、ありえないことに、

卵管造影の検査後、造影剤をいれた管を抜き忘れられました!

私はレントゲン室から離れた診察室まで、膣からぶらさがる管を手で持ちながら歩いていきました😡

東大の不妊外来で特集記事に載っている若い女医さんでした。子供がいるから生殖医療に携わって~とかインタビューに答えてたけど、こんなお粗末なことありえます?ろくに謝りもせずに笑ってました👊

さて治療ですか、いきなり体外受精を勧められてショック…せめて人工授精からのスタートかと思っていたので。。。

体外受精の説明も大雑把。排卵誘発の期間になれば毎日注射を打ちに来てもらいます程度。刺激法の説明とかもなし。

毎日インスリンは打ってるといえど、不安に。恐怖心だけ植え付けられました。

なにより卵管造影の痛みとトラウマが消えず、心身ともに治療をできるか自信喪失。


ちなみに東大の顕微授精の説明も受けましたが、男性医師が超無表情で淡々と説明するだけ。

東大の不妊外来に対して不信感をもちました。


家族や親戚、子供のいる友達、10人くらいに相談しました。相談し過ぎでしたが、パニックでした。

不妊治療に対して、後悔しないようにやった方がいいよ!と後押ししてくれる人もいれば、自分の身体を第一に考え諦めるように心配してくれる人も。

当時のHbA1cは6.9。腎症2期、単純網膜症で、妊娠により悪化する恐れがありました。

躁うつ病も安定しているとは言えない状態。

悩みに悩んで出した答えは「まだみぬ命より、今ある自分の心身の健康を第一にしよう」でした。

こうして泣く泣く子供を諦めることになりました。



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