新本格ミステリーの映画化について
新本格ミステリーのオタクになる(涙)「一生困らない金を与える代わりに映画鑑賞を禁止する」と、都合のいい悪魔に囁かれた私は、涙を流しながら「愛する妻と子どものために」と宣い、ライフワークとしていた映画鑑賞(と仕事)をスッパリと切り離し、延々と新本格ミステリーを読み漁る嘘泣きオタクになろう、というくだらない妄想が、時々私を元気にさせる。これは現在の住処へ引っ越し、猛烈に書籍スペースを失い、全ての新本格ミステリー本を処分した大いなる慰めにもなっている。それでも、話題の新作に新本格の