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俺たち中2の野宿記録

僕は現在中学2年生です。
今年の冬休み友達とある計画を立てました。

それは、野宿計画です。

もちろん僕たちは住む家があります。
でも友達とずっと一晩中一緒にいたい。
誰かの家に泊まる。
なんかそれは普通で物足りないなとなってしまい、考えてた結果

野宿して公園とかで寝よ

この案を友達が提案した時そんな楽しそうな遊びがあるのかと非常に興奮しましたことを覚えています。
でも親に普通に「野宿してくるわ」と言っても
おっけーされるはずがありません。
そこんとこの対策ももちろん考えました。
それは、
親には友達の家に泊まると言って夜に外に出てそのまま野宿することです。

名付けて
親には友達の家に泊まると言って夜に外に出てそのまま野宿する大作戦    です。  

これは僕らの冬休みの一つの希望でした。
思いついたからにはすぐに行動。
実行日はその案が出た3〜4日後の年末の時期です。
年末最後の部活を終えたその晩に僕らは実行に移しました。

注意点
真冬の真夜中の中で寝るわけですから、とんでもなく厚着来るべし。

<1>友達の家に泊まりに行くと親に伝える 20:00
これは難なくクリアすることができました。
設定上泊まる家に住んでいる友達にはしっかりと許可を取らせていただき協力体制のもと親に伝えました。

<2>夜外出後みんなと合流 20:30
これも難なくクリアでした。
共に野宿をする3人と合流することに成功しました。
1人は僕と家が近くすぐに合流。もう1人は少し離れており僕の家とその友達の家の間くらいのところで合流。さあ、ここから中学2年生だけでの野宿が正式に始まります。

<3>近くのスーパーへ  21:00
時間的にもまだまだスーパーが空いてる時間だったため、とりあえずおれるまでおろと言うことになり、近くに座れるミニカフェみたいなのがついてるスーパーマーケットがあったためそこで閉店時間である22時まで一服

<4>寝る場所探し   22:00
22時を過ぎてからはもう室内に入ることはほぼ不可能です。閉店してることもあるし、中学生が入れる時間帯では無くなったためです。ここからはどこで寝るかを探しに旅に出ました。14年間生きてきたのである程度のマップは頭にありましたが、寝やすい公園なんて全く思いつきません。もちろん、人通りの少ないところがいいし、でも暗すぎると安心できないし...

<5>寝る場所決定  22:30
考えた結果山の上にある見晴らしがよく、一度に自分の町を一望できる気持ちの良い公園に決定しました。そこは山の奥の方のため近くに住宅地がないため迷惑がかかりにくいうえ明るい。しかし、あんまきたことがない場所であったので落ち着かない気持ちも少々ありました。

<6>とりあえず遊ぶ  23:00
公園に着いたら元気なうちはとりあえず遊びます。
ふざけます。はしゃぎます。もちろん僕たちは3人揃って深夜テンションです。何しても楽しいです。これから待ってる野宿の未来が待ち遠しくて興奮しまくりです。遊びに遊びまくりました。

<7>座って雑談  00:30
遊んだ結果疲れました。座って雑談です。でもまだまだ深夜テンションです。話は止まりません。盛り上がる一方です。ずっと笑ってます。昔話で盛り上がりました。

<8>ちょっと寝てみようぜ   01:30
全然寝ても寝んくてもいい状態だったが、外で寝て外で起きるというのも一つの夢でした。そのため一旦寝てみよかという話になり、みんなで3人揃って芝のところで仰向けで寝転がりました。まじで気持ちよかったです。夜空が見えます。星が綺麗です。と言いたかったのですが、めっちゃ曇りでした。でも雲が重なったり退いたりすることで、見えたり見えんかったりする月をずっと見つめてるのもなかなか深い感情に持ってかれました。

<9>深い話でしんみりと  01:40
そうなるとさっきまでの笑い話とは全く異なり考えさせられる深い話をし合うようになりました。心落ち着くようでなぜか奥の方で過剰に反応してしまってどこか安心できない話。そんな話を無心で続けてました。

<10>場所変え  02:30
深い話をしていると空気が沈んでしまい振り返ったら誰かがいるんじゃないかというあの恐怖心が僕たちの中で芽生えてきました。ということで、場所替え。場所替えの条件は明るくて安心できて住宅地のど真ん中ではないがなんかあった時は助けが呼べそうな公園。なかなかわがままです。しかし条件を全てコンプリートしたとっておきの公園を思い出しました。僕の家から5分ほどの公園です。そこは周りに大きな壁がなく非常に見晴らしがいい。そしていつも行き慣れた公園なのでとても安心できる。何よりも超明るい。最高やん。

<11>ぎゅうぎゅう睡眠不可   03:00
その公園にある小さい滑り台の小さいスペースに3人でぎゅうぎゅうになりながら仮眠を取ろうとしました。
なんせ狭すぎて寝転がれず座りながら寝る形です。うまいことフォーメーションを考えていたのですが、足の行き先が非常に悩みました。
座る形としても狭すぎて足が伸ばせません。
滑り台のところに伸ばしたら足は伸ばせますがスペース的に2人です。
そこで僕たちは1人は階段に足を伸ばし、1人は滑り台1人は足を縮めて寝ようとしました。
めっちゃ寝にくかったです。
結果寝れませんでした。ただただ体の節々を痛めただけでした。最悪やん。

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