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#モリゼミ_オープンレクチャーvol.3_オランダ

昨日8/1、関東でもようやく梅雨が明けた。今朝は早くからセミも元気に鳴いてる。目の前のグランドでは夏休みの部活動だろうか、朝から元気のよいキャッチボール音が響いている。そんなBGMの中、今日8/2の『オランダ』レクチャーに参加した。

まず、やはり!森先生のスライド!毎度です、眼福ですね。


ここ数日、『もののけ姫』を劇場で観て、『聲の形』をテレビ録画で観て。映画ってやっぱりすごい!と感じていたところ。映像の持つ力、アニメのもつ力。「自然と共存しようよ!」とか「いじめって駄目だよ!」とか(幼稚な言語化で申し訳ない)、台詞などで直接メッセージを伝えるのではなく、全体のストーリーや演出など、映画そのもので「何かしらのメッセージ」を発信したあとは、受け取り手それぞれに「何かしらのメッセージ」の受けとりようを委ねる。そこにたくさんの余白を残して。だから人によっては、非言語によって何かおっきいものを受け取った気がするけど、それが言葉にできなくて、まだ全貌が見えない気がして、でもなにかあるよね、そこに、何かが!!って思って、何度も何度も劇場に通ったり。幾度も幾度も録画を見直したり。そうやって自分のペースで対象をゆっくり咀嚼して、「何かしらのメッセージ」を自分なりに少しずつ受け取っていく、解釈していく。そのように丁寧に受け取ったものは、自分のこころの奥深くにしっかり根を張って、ずっと自分の中で生き続けるだろう。

森先生の、うまく写真を駆使したスライドをみて、そんなことを想った。伝え方や見せ方、とても大事だな、と。そしてそんな創意工夫ができる人間ってやっぱり面白いな、と。知能ってうまく使わんとね!

はい、そして本題。持続可能な「自然といきものの共存のあり方」。その一部である人間。人間は何かしらの経済の仕組みの中で、生を営んでいるのだけれども、いかんせん、いまの資本主義、市場主義の理論だけにものごとの判断をゆだねていると、持続可能な「自然といきものの共存のあり方」の実現は難しい。なぜなら、お金にならないから。みんな、これは絶対に正義だ!って思っているし、必要性を理解しているだろうに、そこへの行動を速やかに起こせないってすごくもどかしい。

ここから妄想。だいたいはどこかで出逢ったすでに起きている取り組みやけれども。
事業体)Patagoniaって大好きなブランドがある。持続可能な「自然といきものの共存のあり方」に共感するすべての事業体が、売上のX%を、持続可能な「自然といきものの共存のあり方」の実現に向けた取り組みへ回すようにする。
行政)徴収する税のY%を、持続可能な「自然といきものの共存のあり方」への取組に充当する。
消費者)何かを消費する際に、持続可能な「自然といきものの共存のあり方」への貢献に繋がる+αを含んだものを消費する。ex. Table for Twoのような取り組みとか。

日常の生活の中に、持続可能な「自然といきものの共存のあり方」へつながるものを、うすーく、でも面としてはひろーく、さりげなくでも堂々と忍び込ませる。という方法は1つあるかもしれない(というかすでに存在するアプローチだもんな)。

とりあえず、ひとまず以上。
持続可能な「自然といきものの共存のあり方」、これはまだまだこれからとことん向き合ってつきあっていくお題です!!



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