どうして先生にならないの?の質問をどう答えるか。【25卒】
自己紹介
はじめまして。2024年春から大学4回生のみなみです。
まずは、自己紹介をさせてください。
出身:兵庫県
大学:関西の女子大学
学部学科:教育学部教育学科
はい。そうなんです。私は教育学部教育学科出身。9割以上の学生が卒業後先生になります。そんな中で私は就職活動(以下就活)を始めました。
そんな私が就活を始めた理由。
ここだけの話、
一生先生という仕事をするのは何か違う、、、。色々なことをしてみたいな。という何とも漠然とした気持ちからでした。
どうして先生にならないの?
教育学部生や教職課程を履修されているみなさんの中で、
就活を考えているまたは、していると家族や友達に伝えた時、
はたまた、企業面接で学部や大学で学んでいることを説明した時、
必ずはこの質問をされますよね。
私も、就活を始めるにあたって教育学部は企業就職に不利だという情報を目にしたこともあり、私のお先真っ暗なのか、、、と落胆した記憶があります。
正直、難しい質問ですよね。
じゃあ、どう答えたらいいのか。
自分の答えを就活をしながら考える。
に尽きると考えています。
全然答えになってないじゃないかと思われると思います。
おっしゃる通りです。今すぐこれです!と答えられるものではないのかなと思っています。
私の回答
どうして先生にならないの?私の答えはあります。
それは、
’多角的に物事を捉え本質を掴むことができる大人になる’ためです。
つまり、何事も多角的な視点で物事を捉えていくためには、多種多様な知識や経験が必要なので、
先生としての経験だけでなく、企業で働く経験も必要だというのが私の答えです。
ちなみにこれは、高校の歴史の教師の言葉の影響を受け私が人生目標に掲げているものです。
もちろんこの回答を自分の中で見つけ出すのにはとても時間がかかりました。
そんな私が、どうして先生にならないのという質問の答えを見つけ、やりたいことを見い出し、内定を頂くまでに意識的に取り組んだことを稚拙ながら紹介させて頂きます。
どうして先生にならないの?の回答を見つけ出す手助けになれば幸いです。
大きな壁
前項の回答を見つけ出すまでに私はいくつかの壁がありました。
その中でも特に大きい壁3つを紹介します。
1.自己分析したけれどよくわからない
私はこう見えて、どう見えて?真面目なところがあって、みなが口をそろえていう就職活動は自己分析から!自己分析はとても大事!という言葉のもと、自己分析のフレームワークを複数行いました。
これらで、自分のやる気がでるポイントなどはある程度掴むことができました!でも、これで自分のことが分かったかと言われたらまだ足りないなという不安があり、自己分析したけれどよくわからないという状態に陥りました。
2.仕事でやりたいことなんてない
就活を始めたのはなんとなく会社に入って経験を積んでおきたいというものでしたから、やりたいことなど急に言われても、、、何だろう分からないという感じでした。
また、働いた経験がまだないので仕事ってイメージはあるけど実際どんなものなのかと想像できませんでした。
3.興味がある業界や業種が狭くて困る
就活の初め頃、私は生粋の教育学部生なので、教育に関することにしかなかなか興味が持てていませんでした。他の業界や業種を見ることの重要性は理解していてましたがどうしても、各業界業種のイメージが先行していて行動できていませんでした。
みなさんも一つくらいは私と同じ壁をお持ちではないでしょうか?
壁を乗り越えた方法
次に、壁を乗り越えた方法をお伝えします。みなさんの就活に対する心構えとしても参考になるかもしれません。
①就職活動の心構えを一新!
みなさんには就職活動の各段階に持っておいて頂きたい心構え4つをお伝えします。
1.自己分析は何度も行う!
自己分析は、一般的に就活の初期に行うものというイメージを持たれている方々が多いと感じています。しかし、一回の自己分析で自分を理解しきることは難しいです。また、自分の価値観は刻々と変化していきます。
就活全体を通して自己分析を完成させよう!と捉えてみましょう!
2.ESは他人の力も借りる!
ESには、自己分析をもとに志望動機、ガクチカ、自己PRを書きますよね。
それらが自分の中で8割くらいできた!と感じたら第三者に見せてみましょう!
家族でも、友達でも、学校のキャリアセンター、そして就活エージェント誰でもかまいません!私はinteeのメンターさんにお世話になりました!
他人に見せることで、
・客観的な意見をもらえる
・経験豊富な方から技術を教えていただく
ことができ、ESの質が高まるのでおすすめです!
他人にいかに上手く頼るのかが今後の就活においても重要になります。
3.説明会は自分探し!
みなさんは、説明会を受動的に受けていませんか??
説明会を受けるにあたってもちろん会社概要を知ることは前提として必須ですが、この企業には興味がある!どうしてだろう?と自問自答を行いながら参加して、自分は何が好きで、何をしたいかを明らかにするきっかけだ!と思うと説明会参加を充実させることができると思います!
4.面接は自分の想いを伝える場
一般的な解釈:企業に入るために突破しなければならないとても緊張する場面
みなみの解釈:自分はどんな人間か、企業でどんなことをしたいかという夢を語れるワクワクする場面
と捉えていました。
面接は何を聞かれるか分からないブラックボックスだというイメージがあるかもしれません。
しかし!自分がどんな人間かを知ってもらえる時間、仕事で叶えたい夢を本気で語ることができる!
そして、真剣に聞いてもらえる場所だ!と捉えると少し気持ちが和らぐかもしれません。
➁就活ノートを徹底的に活用する
いやいやノートくらい作ってるよ、スマホにきちんとメモしてるよ~と思ったそこのあなたもこのまま読み進めてほしいです!!!
私は、メモの取り方、ノートの構成を工夫していました!!
百聞は一見に如かずということで、下の画像をご覧ください。
私自身のメモをお見せすることが一番いいのですが、今回は上の画像でご容赦ください。
今回は、説明会と面接のメモを例に説明します。
説明会や面接に関わらずメモを取るときに共通して書くことは。
①めあて(目標)の設定
➁まとめ、振り返り
です。
私は小学校の教員免許状取得課程なので、まるで小学生のノートのようなレイアウトですよね(笑)
何事にも、何を達成するかという目的があるとないとでは時間の過ごし方の質が変わりますよね~!
また、これもよく学生時代に言われることですが、やったらやりっぱなしが一番もったいない!ということでまとめや振り返りを書きます!
そして、メモの取り方には私はこだわりがありまして、
事実→黒
重要→赤
自分の解釈→緑
で書いています。
例えば、会社概要、事業内容などの事実は黒、
会社の特長など重要なことは赤、
そして、説明を聞いた時にふと思ったこと、事実に関する感想などは緑で書くようにしていました。
この、緑が本当に!!!重要なのです!!!
もう、全就活生にお勧めしたいです!!!
・話を聞きながらふと疑問に思ったこと
・人事の方のお言葉を受けて自分が思うこと
・他の就活生の話を聞いて刺激に感じること
など、一見些細に感じる部分を言語化しておくことは
ESに書くとき面接に臨むときに自分の言葉で話すための練習になります!
ちなみに、メモをする際に色分けするというのは、前田裕二さんのメモの魔力という本を読み自分なりに、使いやすいようにして活用させて頂いています!自己分析もできる!ということで就活生にもとても役に立つ本なので、まだ読了されていない方!ぜひ、読んでみてくださいね。
私は、今回挙げた壁を含め、いくつもあった壁を振り返ると、
・就活に対する正しい理解
・ノートを活用したPDCAサイクル
が内定を頂くことにつながったと感じています。
最後に
私自身、就活をするぞ!と心に決めてからも、周りの友達が一丸となって先生になるために勉強している姿を見ることで、就職活動という、私にとってあえて敷かれたレールを外れに行くような選択肢を取ったのだろうという気持ちになることもありました。しかし、自分の人生の目標を達成するために色々な経験をしていくんだ!という気持ちを強く持ち続けることで就活を最後まで行うことができました。
また、考えるよりも行動する。ということを改めて就活を通して実感しました。自分で考え抜くことも必要です。でも、それと同じくらい行動することは自分の考えを深めるために重要だと感じました。今、何もできていないという方も焦らずに、まずは自己分析をしてみる、説明会に参加してみるという一歩を大切にしてもらいたいです。
そして、今回このような記事を書く機会を与えてくださったinteeには大変でお世話になりました。特に、メンターの小林廣多さんのおかげで今の私があります。教育分野にしか興味が持てなかった私の価値観を広める言葉、内定が出たら入社するつもりで面接を受けてみようというお言葉など、私がより良い方向へ向かっていけるような言葉をたくさんかけてくださりました。
本当にありがとうございました。
感謝の言葉でこの記事の終わりとさせていただきます。
p.s.
以下、私が就活で大変お世話になったinteeさんの登録リンクです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?