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弱者の反撃。 #わたしが救われた音楽

こんばんは。西村です。

notersマガジンもいよいよ11週目。ついに大台に乗ってきた感がありますね。

「みんなで一緒にマガジンをつくる」この感覚、何にも変えがたい、エモさがあってとっても好きです。

さて、今週のテーマは

#わたしが救われた音楽

ということですが、これ、めちゃくちゃ難しいテーマです。

なぜなら、僕は音楽に救われまくっているから。

ご存知の人も多いかもしれませんが、僕はかなりの音楽狂です。かなり使い古されたコピーなので、あまり使うのは好きじゃありません(使うのが好きじゃないだけで、言葉としてはめちゃくちゃ好きです)が、

NO MUSIC NO LIFE.

という言葉は、まさに僕の人生そのもの、というくらい、音楽のない人生なんて考えられないからです。

つまり、僕を救ってくれた音楽なんて挙げたらキリがないくらいたくさんあって、一つになんて到底絞り込めない…!のです。

まあまあいろいろあった人生で、浮き沈みの多い人生でしたが、その度に僕を支えてくれたものの一つは、間違いなく音楽でした。

5年ほど前、「ぼくの人生を支えてくれたもの。インターネット。」という記事でも書きましたが、中学生時代は僕の人生の暗黒時代であり、黒歴史だったなぁと思っています。
*でも、その時代にインターネットにどっぷり浸かったことと、読書とゲームにドハマリしたことが今の自分の人生哲学になっているので、人生不思議なものです。

その暗黒時代に、インターネットを通じて出会った音楽があります。

BUMP OF CHICKEN / K

BUMP OF CHICKENのKという、2000年にリリースされた曲です。

『天体観測』がヒットしていたこともあり、もちろん、BUMP OF CHICKENというバンドは知っていましたが、「いい曲だよね」くらいの印象で、めちゃくちゃ好き、というわけではありませんでした。

そんな中、当時インターネット上で流行していたFLASHアニメ(今でいう、YouTuberみたいなもので、FLASHという技術を使ってアニメーションをつくる「FLASH職人」という方々がいたのです)の中で、『吉野家のアレ』(わかる人にはわかるネタ)とか、下らないFLASHアニメを発掘するのが趣味の一つだったのですが、そんな中で出会ったのが『K』でした。

・・・普段、下らないFLASHアニメばかり見ていた僕は、まさかFLASHアニメに感動させられるだなんて思ってもおらず、完全に不意打ちでした。気づけば、涙を流していたことを覚えています。

感動したポイントは2つあります。

1つは、これだけのストーリーを4分足らずの曲の中で表現できるんだ、という感動。登場人物の「黒猫」に、やさぐれている自分自身を重ね合わせて、「自分も変わらなくては」と思うきっかけになったと思います。

もう一つは、「K」というタイトルが、曲全体のストーリーの壮大な「伏線」になっていたことに気づいた感動。「自分自身も、こんな言葉のマジックを使いこなせるようになってみたい」と思うようになりました。インターネットで「小説を書く」という自己表現活動をするようになったのは、「K」がきっかけだったと思います。

今でこそ、僕は「言葉遊び」が大好きで、言葉を使ってストーリーを紡ぐこと、メモラブルな表現をすることにハマっていますが、そのきっかけをくれたのが「K」でした。

それから、BUMP OF CHICKENの紡ぎ出す音楽にすっかり魅了されて、「暗黒時代」を抜けたあとも、変わらず聴き続けています。

ここ数年で一番ドハマりしたのは、初音ミクとのコラボでも話題になった「ray」。

「寂しくなんかなかったよ ちゃんと寂しくなれたから」
「大丈夫だよ あの痛みは 忘れたって消えやしない」

という歌詞が、めちゃくちゃBUMPっぽくて最高に好きです。

その「ray」に勝るとも劣らないレベルでスキなのが、これまた僕が大好きな『からくりサーカス』のアニメのOP曲になっている『月虹』。まだリリース前ですが、アニメのOPで毎日ヘビロテしています。




僕がBUMPの「K」と出会って早15年。
その音楽は何年経っても色褪せることなく、僕の人生を救い続けてくれています。これからも宜しくお願いします。

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