生田絵梨花の卒業に寄せて#4-4
妄想込みの推測記事です。エンターテイメントとしてとらえてください。
乃木坂46の神曲について
2.『準神曲』
複数のメンバーのドラマの場合や、表題曲ではない場合を『準神曲」と定義したい。
3).乃木坂には、哲学的な問い掛けを内在している楽曲がある
秋元康がセンターメンバーのドキュメンタリーとして宛て書きした楽曲が神曲だとしたら、特定メンバーに宛て書きしていないけれど哲学的な問いかけを内在している楽曲があり「神曲」と間違いやすいが、それも『準神曲」です。
「準神曲」にしても、下記の特徴はあって欲しい
・イントロはピアノで始まる。
・センターのソロパートが目立つ。
・極力アコースティック楽器主体の伴奏(ストリングスも)。
・アイドルソングなのに高音域に展開している。
・フォーメーションはセンター中心に三角翼で始まり三角翼で終わる。
歌を聴かせる様にダンス(振り)は凄く緩めで、2~5人人での歌割
の時に正面カメラに映る、お顔を全員見せる様に立ち位置移動が中心。
・合唱曲として取り上げられがち
『準神曲」として取り上げる楽曲
① 『失いたくないから』
② 『白い雲にのって』
③ 「心の薬」
④ 「羽根の記憶」
⑤ 「僕のいる場所」
⑥ 「命は美しい」
⑦ 「制服のマネキン」は特別な曲
⑧ 「孤独な青空」
① 『失いたくないから』
『1th ぐるぐるカーテン』2012年2月22日発売
作詞:秋元康
作曲:黒須克彦
センターは生駒里奈、生田絵梨花
【オリジナルメンバー】
下記ガルル8福神が乃木坂46を創設した。 8人
卒業まで選抜を貫き通したメンバーはこの8人しかいない。運営や秋元康から特別な配慮を受けていた。
生田絵梨花、生駒里奈、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、橋本奈々未、松村沙友理
【それ以外の1thシングルぐるぐるカーテンの選抜】8人
市來玲奈、井上小百合、川村真洋、齋藤飛鳥、斉藤優里、中田花奈、
能條愛未、星野みなみ、
【アンダーでこのカップリングに参加】3人
永島聖羅、畠中清羅、深川麻衣、中元日芽香
卒業年
2014年卒業 : 市來玲奈
2015年卒業 : 永島聖羅、畠中清羅
2016年卒業 : 深川麻衣
2017年卒業 : 橋本奈々未、中元日芽香
2018年卒業 : 生駒里奈、川村真洋、西野七瀬、能條愛未
2019年卒業 : 斉藤優里、桜井玲香、井上小百合
2020年卒業 : 中田花奈、白石麻衣
2021年卒業 : 高山一実、松村沙友理、生田絵梨花、
2022年卒業 : 星野みなみ
現座在籍 : 齋藤飛鳥
これこそが「神曲」と言いたい位、「君の名は希望」「何度目の青空か」のアイディアの基だろう。
グルカーのカップリングだから、かなり明るい曲調であり淡い恋の内容であるが、歌の舞台である高校の風景は「君の名は希望」「何度目の青空か」等と同じ様に見える。
主役である「僕」は意気地なしで人見知りという処は同じ。
「失いたくないモノ」は何なのか?青春の輝き?だろうか。
「サヨナラの意味」まで時間が経つと、「失いたくない 守りたかった 愛に代わるもの」は「ガルル8福神」が創った「サンクチュアリ」に昇華してしまった。
1曲目から仕込んでいた。
公式チャネルで「失いたくない」のMVを是非見てもらいたい。
オーデション最終審査や受かって直ぐのトレーニング風景が見られる。
懐かしい、あか抜けないメンバー達。まいやんだけ別物だな!
【参考】乃木坂46 『失いたくないから』Short Ver.
乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL
② 『白い雲にのって』
『1th ぐるぐるカーテン』2012年2月22日発売 カップリング曲
作詞:秋元康
作曲:太田美知彦
センター:生駒里奈
「ぐるぐるカーテン」のカップリング曲で「白い雲にのって」という楽曲があるが、「神曲」と違った「乃木坂らしさ」満載な楽曲なので聴いてほしい。のんびりした、ゆとり世代の少女らしさが好ましい。
(センター:生駒里奈)安藤美雲、生田絵梨花、生駒里奈、市來玲奈、井上小百合、岩瀬佑美子、川後陽菜、川村真洋、齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、中田花奈、西野七瀬、能條愛未、橋本奈々未、星野みなみ、松村沙友理
現存するメンバーは、齋藤飛鳥、星野みなみ。
『Z世代』には判らないのかな??
この世界観が当時の乃木坂ちゃんの願望だったとしたら、『乃木坂サンクチュアリ』を創った事も自然な流れだ。秋元康は、こういう世界観の乃木坂ちゃんを見ていて、この曲をプレゼントしたのかもしれない。
※『雲になればいい』
『20thシンクロニシティ』2018年4月25日発売 カップリング曲
作詞:秋元康 作曲:丸谷マナブ
ユニット名:藤桜梨〈ドンウォーリー〉 生田絵梨花、衛藤美彩、桜井玲香
『白い雲にのって』を歌っていた少女が成長した女性の姿。
「現実を受け入れて自分なりに暮らしていこう」と強くなった。
③ 「心の薬」
『2th おいでシャンプー』 2012年5月2日発売 カップリング曲
作詞:秋元康
作曲:小田切大
センター:生駒里奈
生田がピアノ伴奏して合掌する Zeep Tokyo 2012年お見立て会の画像。
生田のピアノを弾く曲がこれから増えていくが、それが他のアイドルとの差別化になった。
基本的には、前向きな内容。
「周りに怯えるな」というのが基本的なメッセージ。
生駒をみていて発想したのだろう。乃木どこの企画で、『生駒が一人で麻布十番の店で買い物をして渋谷公会堂迄一人で移動する企画』があった。
それだけの事に怯えて、泣きわめいて45分の行程を2時間半かかっていた。
秋田の田舎の中学校でいじめられて怯えて暮らしていた。
親が心配して乃木坂46のオーデションに応募して、単身東京のど真ん中に着てしまって、それは人間不信で回りが怖い。
乃木坂46は、生駒の成長と重なる成長のドラマ。
④ 「羽根の記憶」
12thシングル「太陽ノック」 2015年7月22日発売 カップリング曲
作詞:秋元康
作曲: 杉山勝彦
センター:生駒里奈
2015年7月22日(水)に発売する12thシングル「太陽ノック」セブン-イレブン限定盤に収録される選抜メンバーによるカップリング曲「羽根の記憶」。
「10年後に何しているのかな」というのがテーマであり、前提として、今から4年後2025年には、この選抜メンバー全員は卒業しているでしょう。
セカンドキャリアへの考え方、準備をどう始めるか。自分で決めている人ほど準備が出来る。つまり、人生への考え方が分かれ目だけれど、相談できる人がいるのだろうか?それが心配だね。
【羽根の記憶の選抜メンバー18人の10年後2025年予想】
・生田、桜井はミュージカル舞台女優(生存確率は一番高い)
・深川、白石、西野、若月はTVや映画や舞台で女優
・井上は、シスカンパニーで舞台中心に活躍している
・松村や万理華は才能に溢れているでしょうが、私には想像不能
・衛藤は家庭に引っ込んでいるだろうが、子供が小学生になる頃小さな箱で歌ってそう。
・高山は作家兼タレント
・生駒、星野、飛鳥、新内、秋元は想像できない
・橋本と優里は一般人
※これを構想して書いたのが生ちゃんの卒業発表直後だったのですが、星野みなみと新内真衣の卒業は未だ発表前でした。
星野は芸能界引退するようです。
※とうとう飛鳥と真夏だけになってしまいました。
【参考】 乃木坂の曲のドラマを妄想する #1
⑤ 「僕のいる場所」
★1stアルバム 「透明な色」2015年1月7日発売 カップリング曲
作詞:秋元康
作曲:杉山勝彦
センター生田絵梨花
オリジナルメンバー:秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、衛藤美彩、斎藤ちはる、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、堀未央奈、星野みなみ、松村沙友理、若月佑美、松井玲奈
10thシングル「何度目の青空か?」選抜メンバー。
2018/03/24 乃木坂46時間TVの「ファンが選ぶ!ベストソング延長戦」
僕のいる場所について、若月と衛藤の話。「自分らの両親がカラオケで泣きながら歌う」と話していたら、松村の父親も「車の中で歌っていた」だって。「Tender days も親世代に刺さる様だ」と話していた。
親御さんに響く曲:歌詞と曲調になっている3曲は、親御さんへの感謝というコンセプトで制作した。
・「ダンケシェーン」
・「僕のいる場所」
・「Tender days」
生ちゃんらしい3部作は秋元康の生田絵梨花賛歌。生田絵梨花を賛美するには、親御さんに乃木坂楽曲を好きになってもらいたいという考えだと思う。
下記で詳しく書くので、公開まで少しお待ち下さい。
乃木坂の曲のドラマを妄想する#6
⑥ 「命は美しい」
11th『命は美しい』2015年3月18日発売 表題曲
作詞:秋元康
作曲:Hiroki Sagawa
センターは西野七瀬
この当時のメンバーにとって、ダンスのレベルが一段上がったのが大きな特徴である。この曲がこなせたから「インフルエンサー」が与えられた。
楽曲のメロディーは美しく、ピアノで始まるイントロも非常に憂いを帯びて印象的な楽曲である。
しかし、残念ながら「命は美しい」は今野義雄氏の癌罹患への応援歌としてエモい曲だけれどメンバーのドラマではないので「神曲」ではない。
西野七瀬のドラマとして有名なのは、秋元真夏のグループ合流時のいきさつから真夏をしかとしていた事が有名だが、これを基に「神曲」は書けないだろう。乃木坂というブランドには下衆すぎる。深川や橋本や高山や桜井と比較して「コンピテンシー」が低すぎる。
ロリオタの人間性に近くしかも見下せるメンバーだからエースに成れた。
残念ながらそれが個握ロリオタと個握人気のメンバーとの関係性である。
この曲を5人位で生歌&ダンスで披露できれば、かなり注目を集められると思ったので、個人的には好きな楽曲であるだけに残念。
⑦ 「制服のマネキン」は特別な曲
『4th制服のマネキン』 2012年12月19日発売 表題曲
作詞:秋元康
作曲:杉山勝彦
センターは生駒里奈
前作比127.9%と歴代のシングル28枚の中第2位の伸び率であった。
秋元康は、この曲で「笑わないアイドル」というコンセプトを作り出した。
ここから、「君の名は希望」とより過激な欅坂46の「サイレントマジョリティ」に分岐して行く。生物の進化を見ている様だね。
乃木坂46にとっても、方向性を見いだせた楽曲であることは間違いない。
生駒の内心を歌詞にしたとして「神曲」の分類に入れてもおかしくないと言われそうだけれど、なんか違う。
この歌の世界観を見事に表現しているという意味では、生駒がふさわしのかもしれないが、生駒は大人に反抗して迄恋を貫く人間ではない。
更に、反抗期の世界観であり乃木坂46のグループカラーにはそぐわない。
だから、以降この手の楽曲を専門に歌う『欅坂46」を創った。ビジネス的にも分けた方が売り上げが稼げるという事だろう。
ファンとして素直に、これ乃木坂の神曲だ!と言い難い。
それでも、生駒里奈は「制服のマネキン」が自分の代表作だと言っている。
このシングルから過激なヒット祈願キャンペーンが始まった。
『乃木坂って、どこ?』内で選抜メンバー16名が山・崖・火・水の4つのテーマに分かれ、「山」グループは鳥取・三徳山で三仏寺の山登り、「崖」グループは大阪・犬鳴山の七宝滝寺を訪問、「火」グループは福岡・普光寺で火渡り、「水」グループは東京・西多摩の天光寺で滝行をした。
特に滝行はこの後のヒット祈願の中でも過激な修行だった。気温7度の中裸足でお百度参りを行い、その後気温4度水温2度の中に入って行く本物の修行僧のメニューだった。参加メンバーは、真夏、能條、市来、生田。
また、表題曲名にちなんでメンバーが様々な制服を着用したポスターが都営地下鉄大江戸線の放射部を除く各駅に掲出された。
伊勢丹、HTC NIPPON、全日本空輸、中日ドラゴンズ、東京都交通局、はとバス、ホテルヘリテイジの7社局が参加している。
⑧ 「孤独な青空」
★孤独な青空
16thシングル 「サヨナラの意味」 2016年11月9日発売 カップリング
作詞:秋元康
作曲:aokado
センター:橋本奈々未
これは正に「乃木坂らしい楽曲」
橋本奈々未ラストシングルの中の1曲だけれど、「サヨナラの意味」同じ選抜同じフォーメーション。
同じシングルの以下の3曲。
ソロ曲「ないものねだり」「サヨナラの意味」「孤独な青空」
は、橋本信者にとって尊い楽曲。
内省的で哲学的な歌詞。橋本奈々未にしか歌えない曲だ。
親友と呼べる者を 自信持って言えないのはなぜだろう
もどかしく語り合うような夜明けが欲しい 生き方がぶつからないように
距離を置いてしまっている
友達欲しいけれど、友達でなくなることが怖い! って ゆとり世代を的確に現わしている。
続く
生田絵梨花の卒業に寄せて#4-5
2.2017年の東京ドームとレコード大賞受賞で乃木坂46の目標は
無くなって、乃木坂の成功へのドキュメンタリーは終わった。
3.つまり、運営委員会は「16th サヨナラの意味」を乃木坂の戦略の
転換点にした。
4.2018年以降、運営委員会はロリオタ専用のアイドルのトップになる
戦略に切り替えた。
5.乃木坂の商品カラー・ブランドを意志を持って変えたのは運営です。
6.参考
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