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乃木坂の曲のドラマを妄想する #1

妄想込みの推測記事です。エンターテイメントとしてとらえてください。

秋元康先生は、表題曲はもとより楽曲を作るときに、メンバーの心情や性格や生まれ育ちや乃木坂に入っての言動を見ながら制作しています。
だからメンバーを反映した楽曲も多く、神曲と呼ばれる楽曲は、そのメンバーのドラマが隠れています。冠番組 「乃木坂ってどこ」「乃木坂工事中」「nogibingo」 はそのネタの拾い場所となっています。

乃木坂らしい楽曲について語ります
楽曲についての解説は沢山ありますが、たいてい歌詞やメロディーや編曲等の音楽理論的な解釈、ミュージックビデオに関する事、もしくはそれについての好き嫌いについてです。後は、自らの経験というドラマと絡めた共感を強いるような苦手な記事も良く見ます。
いずれにしても作家さんの創作した楽曲の世界観もしくは映像について語っているのが主流です。申し訳ないですが私は、ビジネス前提の作家さんにそれほどの思い入れを感じません。
私的には、メンバーのその当時の状況を背景にリアルなドラマを妄想して、あまり他では出ていないメンバー達のドラマの方が深い感動を覚えますよ。


#1 羽根の記憶

1.羽根の記憶の概要

2015年7月22日(水)に発売する12thシングル「太陽ノック」セブン-イレブン限定盤に収録される
選抜メンバーによるカップリング曲「羽根の記憶」
ファンが選ぶ乃木坂46 ベストソング 28位

羽根の記憶1


​12th シングル「太陽ノック」フォーメーション  18名
3列目 松村 優里 星野 飛鳥 万理華 井上 新内 衛藤
2列目 高山 若月 桜井 秋元 深川
1列目 白石 西野 生駒(C) 生田 橋本


2.2025年にメンバーは何をしているのでしょうか?

さて、この楽曲がリリースされた2015年7月の歌詞の中にある10年後の2025年7月誰が何しているのか?

① 2021年7月31日 現在の状況
※()内は2025年の年齢
卒業したメンバーの中で芸能界に残っているメンバー  11名
3列目 松村(32) 万理華(29) 井上(30) 衛藤(32)
2列目 高山(31) 若月(30) 桜井(30) 深川(34)
1列目 白石(32) 西野(30) 生駒(29)

卒業したメンバーの中で芸能界を引退しているメンバー  2名
3列目 優里(31) 
1列目 橋本(32)

在籍メンバー  5名
3列目 星野(27) 飛鳥(26) 新内(33)
2列目 秋元(31)
1列目 生田(28)

② 2025年に何をやっているか想像してみましょう。
今から4年後2025年には、このメンバー全員は卒業しているでしょうが
・生田、桜井はミュージカル舞台女優(10年後の生存確率は一番高い)
・深川、白石、西野、若月はTVや映画や舞台で女優
・井上は、シスカンパニーで舞台中心に活躍している
・松村や万理華は才能に溢れているでしょうが、私には想像不能
・衛藤は家庭に引っ込んでいる
・高山は作家兼タレント
・生駒、星野、飛鳥、新内、秋元は想像できない
・橋本と優里は一般人


③ 当時乃木坂46に何が有ったのかを見てみよう。

◎運営委員長の今野義雄氏が2014年癌に罹患した。
2015年3月18日にリリースした「命は美しい」は、秋元康氏の今野運営委員長への応援歌。

◎SME体制変更(株主総会2015年6月)
それに伴って乃木坂46合同会社の社長が村松さんから高木さんに代わった。
今野氏は病気療養の事もあって無理はできない。

今野義雄氏  エケペディアより
2011年から乃木坂46運営委員会委員長。2015年から欅坂46運営委員会委員長を兼任。
両グループのクリエイティブ全般とマネージメントを担っている。
2018年5月16日をもって、乃木坂46合同会社およびSeed & Flower合同会社(欅坂46とけやき坂46(当時)が所属)両方の代表に就任。
2019年2月12日のけやき坂46の日向坂46改名の記者会見には同グループの運営委員長として同席している。
2019年2月16日、ソニー・ミュージックレーベルズ執行役員(アライアンス事業本部担当)に就任


④ この楽曲のテーマ「10年後の自分」を選択した秋元康総合プロデューサーは何を感じて何を伝えたかったのだろうか?

羽根の記憶選抜2

今野さんの癌闘病を応援する意味で「命は美しい」をリリースする事を考えれば、秋元康氏は乃木坂46がおかれている状況や誰かのドキュメンタリーやドラマを楽曲に取り入れる手法を取っている事は間違いない。
だから、なぜこの曲なのか?を考える事が、乃木坂46がおかれていた状況が透かして見えてくる。

SMEの経営体制が変わり、乃木坂46合同会社の経営者も変わり、方向性も変わってくる事を示していると思える。
新たに乃木坂46合同会社社長になった高木氏は3期生を選抜した責任者であり、アイドルは早急に新陳代謝を促す事が自分の成功の道筋だと思っていた。1期生を卒業させる事が自分の使命(=仕事)であると思っていたのだろう。
ちなみに、2017年に中元日芽香に「お前の代わりは幾らでもいる、3期が選抜に入って来るこれから、お前が選抜に残れると思うか?」と言ってメンタルを崩壊させて休業に追い込んだ。
サンキッズという厄介な質の低いオタクがAKBから流れて来て、1期生卒業キャンペーンを執拗にやっていた事も利用した。

そういう方針を受けて、「メンバーが10年後の自分を意識する様な歌詞」は、2015年から「セカンドキャリアを意識して準備始めようか?」と言う秋元康先生のメンバーへの応援歌。

『太陽ノック』の収録曲
・ 太陽ノック
・ 別れ際、もっと好きになる
・ もう少しの夢
・ 魚たちのLOVE SONG
・ 無表情
・ 制服を脱いでサヨナラを…
・ 羽根の記憶


その前にリリースされた1stアルバム『透明な色』(2015年1月7日発売)には「乃木坂らしい楽曲」が満載。違いが分かりますかね?
・ 誰かは味方
・革命の馬
・僕がいる場所
・あなたのために弾きたい
・ 傾斜する
・なぞの落書き
・自由の彼方
・ ひとりよがり


3.羽根の記憶の歌詞について

歌唱:乃木坂46
作詞:秋元康
作曲:杉山勝彦
発売日:2015年07月22日

想像してみた
10年後の自分
どこにいるのだろう?
何しているのだろう?
その頃 ちゃんと
しあわせなのかな?
君と一緒にいて
笑っていられたらいい

君はだれか?仲の良いメンバーの事でしょう。

いつもの道
木漏れ日の街路樹 
景色だけは
きっと変わらない

考えてみた
僕たちの未来
夢は叶っているか?
あきらめてはいないか?

「僕たちの未来」がこの歌のテーマ。

その時 2人
友達のままで 
冗談 言いながら
生きていられたらいい

2人は友達、仲良い今の関係で居たいね。(メンバー)

空は飛ぶためにある
見上げるためじゃない 
軽やかに飛んでいる鳥を見て思う
今 僕にできること
自分の背中には
使ってない羽根がある記憶を
信じること

「可能性を信じろ」とメンバーを鼓舞している。

書き出してみた
いくつもの願い
やってみたいことや
会ってみたい人を…
思いつくまま
欲張ってみたよ
恋もしてたいけど
それだけじゃつまらない

言語化する事が大事だと秋元先生も言っている。

若いうちに
失敗しておけと
大人たちは
意味深に語る

失うものは
きっとあるだろう
大切にしてたもの
捨てたくなる日もある
挫折をしたり
醒めてしまったり
与えられた時間
いつしか無駄にして…

若いうちに失敗を恐れずにチャレンジする事が後の人生で大きな失敗しない事につながる。若い時の失敗は取り返し出来るが、50歳代では取り返せない。
一番恐ろしいのは失敗を恐れて何もできずに成長できない状態です。

空はどこまでもある
持て余すくらいに
鳥たちは自分から籠に入らない
そう 人は誰だって
自由に飛べるはず
目に見えない羽根広げ未来へ
羽ばたこう

初めから 空を飛んでるわけじゃない
鳥だって大地に立ってただろう
その時がやって来るまで待ってたんだ
いつの日か 風が吹き始めたら
生まれ変わる
空はどこまでもある
持て余すくらいに
鳥たちは自分から籠に入らない
AHH~

空は飛ぶためにある
見上げるためじゃない 
軽やかに飛んでいる鳥を見て思う
今 僕にできること
自分の背中には
使ってない羽根がある記憶を
信じること

まだ眠る
可能性
無限大だ

こんな歌で鼓舞してくれて、メンバーにとってありがたい事ですね。


【参考まで】
星野みなみを甘やかせた勢力は、乃木坂46の箱推しと言われる「ロリオタ」達である。個握を通じて売り上げの中心をなしている集団で、4期生も広く買っていると思われる。
この「ロリオタ」は星野の今回の恋愛に割と寛容だと思われる。だから、星野はセカンドキャリアへの関心が低いメンバーの一人だと思う。卒業後は、適当に結婚して引退する事も視野に入っていると思うわ。

むしろ厳しいのは、山下美月等の3期生推し=俗に言うサンキッズ達であろう。AKBから流れてきたドルオタであり、攻撃的に他のメンバーの足を引っ張る事に命を燃やす奴らも混じっている。2年以上1期生BBA卒業キャンペーンをしていた連中なので、3期生の恋愛には厳しい態度で臨むと推測される。


続き
乃木坂の曲のドラマを妄想する #2
#2 君は僕と会わない方がよかったのかな
(センター:中元日芽香)

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