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千鳥&かまいたちがバラエティー2強に! お笑い第7世代を蹴散らした“中間管理職”の絶妙  1

生ちゃんとのユニット『ハマいく』デビューしてから、興味の無かったかまいたちのTVを見る様になった。バナナマンもそうだったが、乃木坂はバナナマンとの冠番組で人気が上がった事もあってやっぱり共演者は気になるね。


これの続き

『かまいたち』『千鳥』は『有吉弘行』『後藤輝基』に成れるか?



1.千鳥&かまいたちがバラエティー2強に! お笑い第7世代を蹴散らした“中間管理職”の絶妙(桧山珠美)

日刊ゲンダイ 2023/5/7(日)


【桧山珠美 あれもこれも言わせて】
 あれはどうなったと思うのが、数年前のお笑い第7世代ブーム。
2018年「M-1」で霜降り明星が優勝し、第7世代推しが始まった。霜降り明星、EXIT、ハナコ、ミキ、四千頭身らが推されまくり、冠番組などもいくつも始まったが、終わるのも早かった。
 たった2カ月で終わった「第7キングダム」と「お笑いG7サミット」(ともに日本テレビ系)がその象徴かも。

■第7世代を蹴散らした

そんな“第7世代”とは対照的に我が世の春のコンビが千鳥とかまいたちの2組だろう。

一時の勢いから安定路線に入った感があるのは千鳥の大悟とノブ。
ともに岡山県出身で高校の同級生。当たり前のように岡山弁で通しているところも好感がもてる。
コンビのレギュラーは冠番組の「テレビ千鳥」(テレビ朝日系)や「千鳥のクセスゴ!」(フジテレビ系)、「千鳥の鬼レンチャン」(同)など現在8本。
ノブは、「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」(NHK)でカネオくんの声を担当、「隣のブラボー様」(テレ朝系)で弘中アナとMCをしたりと、ピンでの仕事も多い。

一方の大悟もヤギに雑草を食べさせながら散歩するゆる~い番組「ヤギと大悟」(テレビ東京系)がスタート。ヤギのポポとの接し方やその土地の人たちと自然と打ち解ける大悟の人間力の高さに感心する。今どきテレビで堂々とたばこを吸っても叱られないのは大悟くらいか。

ノブは高校の同級生と結婚。穏やかな性格で人あたりも良さそうだ。アウトロー風味の大悟も、昭和のアウトロー横山やすしとは比べものにならないほどマイルド。あくまでもアウトロー風味なので安心して見られる。
コンプライアンス重視のテレビ局が重宝するのもうなずける。


■4人ともピンで活躍

片や飛ぶ鳥を落とす勢いのかまいたち。
コンビのレギュラーは13本。
山内は、麒麟・川島と「川島・山内のマンガ沼」(日テレ系)にレギュラー出演。愛猫家でも知られ、「ねこうちさん 猫と山内と時々犬」「寝苦しい夜の猫」などエッセー本を出している。

濱家は音楽番組「Venue101」(NHK)のMCを元乃木坂46の生田絵梨花と務め、「ハマいく」なる名のダンスボーカルユニットを結成するなどの多芸ぶり。
若手ぶっているが全員アラフォー。芸歴もそこそこ長い。
上はさんま、ダウンタウンから、下はヨネダ2000まで各世代のちょうど真ん中ぐらい、いわば中間管理職にあたる。上と下をつなぐ役割をうまくこなしている。

視聴者にとってもちょうどいい年代だ。彼らのおかげでテレビはかろうじて世代間断絶を免れているともいえる。千鳥、かまいたちの時代は当分続きそうだ。

(桧山珠美/コラムニスト)



2.千鳥大悟、かまいたち濱家の変化に嘆き 「どうしようもないヤツやってん」

かわいがってきた後輩・かまいたちの濱家隆一が大ブレークによって変わってしまったと千鳥・大悟が明かし…。

Sirabeeエンタメ 2022/02/27

26日放送『千鳥かまいたちアワ~』(日本テレビ系)で人気お笑い芸人・千鳥の大悟が大ブレーク中の後輩・かまいたちの濱家隆一について言及。人気者になった後輩の変化を嘆いた。

■濱家欠席裁判
千鳥・大悟とノブ、かまいたち・濱家と山内健司がレギュラーを務める同番組。この日は、新型コロナウイルスの感染により自宅療養中の濱家を除いた3人での収録となった。
そこで『濱家欠席裁判』と題し、濱家不在のなかで相方・山内が「濱家の現状」を千鳥に報告する流れに。

■濱家の変化
「なんかね、いろいろ最近、相方の僕でも把握しきれないぐらい、迷いが生じているみたいで」と山内は吐露。「濱家の現状を知っていただいて、千鳥さんにアドバイスいただけたらなと思ってまして」と千鳥に悩みを相談する。
ノブは「仕事がんばってるし…」と濱家の頑張りを評価しながら、「『ZIP!』(のレギュラー)とかあのへんのあたりから、なんやろ…なんか細くなった、スタイリッシュになったね」と指摘すると大悟も「芸人の顔の細さじゃない」と追従。
「なんかシフト変えたなっていう、ガシャンって音はした」と芸風・芸人としての生き方を変えてきたとノブは推測した。

■大悟は嘆く
大悟は「ワシなんか、弟のように(かわいがっていた)。ホンマに毎日のようにおった、どうしようもないヤツやってん。(酒を飲むなど)ワシとほぼ一緒やったのに、最近たしかにワシと一緒にいてはいけないタレントになった。悲しい、お兄ちゃんは」と濱家の変化を嘆く。
山内は「ガシャン(っていう変化)で言ったら、この5年ぐらいでガシャン・ガシャン・ガシャン・ガシャンって(変わっていった)」と千鳥の主張を認めた。

■視聴者の声は…
大阪のやさぐれ芸人から、好感度の高い東京のタレントになった濱家。
朝番組『ZIP』(日本テレビ系)でレギュラーを務め、女性人気を得た濱家の変化に千鳥や山内は悲しみをにじませていた。
視聴者は「濱家さんがいないのに濱家さんの企画をしちゃうのなんて大悟さん、ノブさん、山内さんの愛を感じますね」「おらんところで先輩にイジられまくってるのがめっちゃおもろい」といった意見が。
また「大悟さんは寂しがっている…確かに飲んだくれではいてほしい」とかつての濱家に戻ってほしいとの声もあった。


3.上記の流れで、「はまいく」の「ビートDEトーヒ」を山内と大吾にいじられている。


『千鳥の鬼レンチャン』の中で、「ビートDEトーヒ」でいじられる


大吾にすれば、「お前は俺と同じ下衆な芸人だったろう?」と言いたいのだろう。
特に、NHK「Venue101」と言う音楽番組のMCは、「ジップ」以上の変化で気持ち悪いのだと思う。



4.【筆者のコメント】

大吾は、『芸人は破天荒でアブナイ人』と言う古い価値観を生きている?

かつての危ない人の代表『やすしきよし』のやっさんの側の人と自認している様です。たけしも犯罪を犯しバイク事故で顔面麻痺になってもますます大御所になって行った様に、大吾もそんな芸人を目指しているのかもしれない。
島田紳助は、暴力団との関係が暴露されて芸能界をやめてしまった。

しかし、現在の芸能界・TV業界は、犯罪者ではないのに追放されてしまったアンジャッシュ渡部建が復活できない程コンプライアンスとやらにうるさい時代。
『やすしきよし』はあの当時だから受け入れられたし、西川きよしがいたからバランスが取れていた。

濱家は、幼少期に貧乏で若い時に悪い奴らとつるんでいたのかもしれないが、今の視聴者(F1層中心)にとって、そういう危ない人は忌避される。

それを十分に理解して、危ない相方山内健司を制する側に廻ったのは、自らの生き残りの為だと思う。
千鳥も危ない大吾を制する規律的なノブと言う構図で人気になったわけだから。ノブが規律的でも嫌われないのは、岡山弁とたまに出すポンコツキャラがあるからでしょう?

濱家隆一は、ヘタレポンコツを織り交ぜて行けば『かまいたち』は『バナナマン』レベルになれるかもしれませんね。
『バナナマン』はもとより、オードリー(若林正恭、春日俊彰)も日向坂46のMCやってから飛躍的に人気者になったよね。


濱家隆一が生田絵梨花と一緒にMCを数年続ければ、好感度最高になって、天下取れると思う。
一方、生ちゃんにはあまりメリット無いけれどね。


終わり

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