生田絵梨花 15才でプロの舞台女優として芸能人としての才能とプロのマインドは飛び抜けていた。
生田絵梨花が違和感を感じて乃木坂をやめようと思った最初のきっかけの舞台(2012年9月のパルコ劇場)。
2012年9月1日から9日までの9回の公演のうち、6回1位のアリス役を痛めた生田絵梨花。敗れた3回は2位の女王役。原因は自分のミスで、その事が悔しいと言っている。敗れた相手は、白石麻衣1回、高山一実2回。
グループメンバー同士で競い合う事に違和感を持っていた。
後日、日本テレビの『NOGIBINGO』内で番組批判をした。競い合うのは嫌だと言う主張をウクレレを弾いてハワイアン曲で歌った。これがきっかけで、乃木坂がメンバー同士を競わせる企画はほぼ無くなり、ホンワカした番組に変わった。
乃木坂が癒されるグループと言われるきっかけは生田絵梨花が作った。
兎に角、アイドルとしてのスキルが飛び抜けていて、ミュージカルプリンシパルとして競い合える相手が居なくて乃木坂への関心が無くなった端緒が16人のプリンシパル。やめる事を考え出したきっかけでもあった。
彼女の目標は帝国劇場のプリンシパルとして60才迄舞台に立っている事だから、15才で何をすべきかを修行期間として設定していたのだろう。
例えば、当時競い合う相手として「唯月ふうか」や「高畑充希」をイメージすればいい。この二人の場合ホリプロなので「ピーターパン」という当たり舞台に出演していて当時も実績を重ねていた。
2023年の現在では、20代ミュージカル女優NO1の実績と総合力を獲得していると思うが、生田絵梨花は未だ当時は大きな舞台にも立てていない。
秋元康としては、生田絵梨花が乃木坂に加入した時点での約束だったから企画した舞台だけれど、逆にやめる事を考え出す一因になった事は皮肉な事になった。
他のメンバーにとっては強い刺激になった様で、ミュージカルという枠ではなく芸能人として生田絵梨花には敵わないと皆が打ちひしがれた。
白石麻衣が、「生田絵梨花に嫉妬するのは時間の無駄。世の中には到底かなわない才能を持った人がいる事を知らされた」舞台だったと言っていて、それ以来白石麻衣の生涯の推しメンは生田絵梨花。
※ミュージカル舞台でプリンシパルに成れる人はスター性が必要。
歌のスキルが高いだけならアンサンブルにも大勢いるが、観客を引き付ける力と言うかチケットを売れる力が必要で、その上で観客の満足を与えられて再来してくれる気になってもらうまでがプリンシパルの役割。
川村真洋がいくら歌が上手くてもスター性に欠けているので、せいぜいアンサンブルしか採用されない。スター性って天賦の才能だから努力で得られない才能の事。プロが見れば明確な事。不平等極まりないが、それが芸能人・スターであり金が集まる源泉。
話は変わりますが、TVはスターを排除して、下衆な芸人と安いタレントばかりを出演させてきたのが視聴率が低迷して来た大きな原因で、自業自得。
(若者が使うブーメランは辞めましょうね)
キムタクと言う『昭和の東映や日活のスターの様なモノ』を創って来たという自負があるので尚更厄介。
そのスターは時代と共に変わるのだけれど、今のテレビマンは時代を読む力が欠けているので『令和のスター』を残念ながら生み出せない。
それが解っていない限り、テレビの凋落は止まらない。
日活の時代劇のスター『高橋英樹』は、今の時代に合わせてスターを廃業してバラエティータレント兼俳優で存在しているが、娘の高橋真麻が居たから長生きできた。2時間ドラマの演技を見ると、日活の時代劇臭が抜けずに見ていられないが、バラエティーでのおちゃめな姿で相殺されている。
プリパル@PARCO いくちゃんver 1/2
プリパル@PARCO いくちゃんver 2/2
終わり
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