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♯3フジTVの秋ドラマは見ごたえがある 『エルピス』のマスコミ批判を受け入れられない報道部が番組にクレーム入れた(笑)

報道部がいつもやっている事。
他人を批判するのときは『認めないんですか?』と大仰にマイクを鼻先に突き出して詰め寄る。自分への批判は封じ込める。言動不一致なメディアを信用できない。



『エルピス』にフジ政治部が不満、『サイレント』ヒットで局内で便乗商法…話題ドラマの裏話一挙公開!

フライデーデジタル 2022年12月8日

撮影現場密着レポート 688万回再生で新記録樹立の『silent』 世帯&コアともに強い『相棒』 キンプリ退所騒動で失速した平野紫耀版『クロサギ』 『アトムの童』で株が上がった名優 意外なクレームが寄せられた『エルピス』ほか

数字は振るわないが、多くのドラマウォッチャーたちが「今期ナンバーワン」と推すのが『エルピス—希望、あるいは災い—』(フジ系)である。

「『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』『17才の帝国』ら名作を手掛けた、今もっとも注目を浴びるプロデューサーの佐野亜裕美の作品。しかも主演・長澤まさみ(35)&演出・大根仁という映画『モテキ』の黄金コンビ。テレビ局を舞台にした業界ドラマで、冤罪事件を追及するという凄い内容でディティールが細かい。カメラワークも刺激的で、長澤のラブシーンはかなり生々しい」(北川氏)

マスコミへの皮肉も利いており、「攻めたドラマ」と評判だが、意外なところから逆風が吹いているという。

「カンテレ制作なのですが、キー局のフジテレビ政治部や報道部から『なんでこんな自己卑下みたいなドラマをやるのか』と不満が囁かれているのです。局内の会議でも抗議の声が上がったとか。この騒動を耳にした佐野氏はカンテレに嫌気がさしている――とウワサになっています」(キー局プロデューサー)

「6月に就任した港浩一社長&大多亮専務コンビが『とにかくドラマに力を入れろ!』と大号令を発したのです。トレンディドラマの大家の大多氏が口を出しすぎて現場は困惑しているそうですが、新人脚本家の起用などの挑戦がコア層に刺さっている」(民放ディレクター)

稼げるコンテンツと再評価され、激戦地帯となっている連続ドラマ。レジェンドの戦線復帰はひとまず、フジに勢いをもたらしたようだ。

TV局の幹部は、時代が変わって過去の成功体験が意味のないモノになって来る事をいち早く理解すべきだ。
これからは、言動不一致な企業が提供する商品サービスは受けいれられない時代になる。マスコミも一営利追求の私企業であり、その原則から逃れられない。

フジTVが今回そういう過去のしがらみに捉えられずに好評なのは、港社長と多田編成局長の就任前に隙を狙って企画が通ったという幸運に恵まれていたのだろう。
社内報道部からの横やりが入ったとしたら、次の作品は過去の焼き直しで、例えばキムタク頼りの内容の薄い作品とかになるだろうな。
フジテレビ復活のチャンスを、報道部や編成局多田が潰す事になりそうなので、しっかりと見続ける必要がありそうです。

いっそのこと、内部闘争そのものをコンテンツにしてリアリティーをあげたら、視聴率20%行きそうですがね。


続く

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