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乃木坂46 10th Anniversary Documentary Movie「10年の歩み」。この動画公開した意図は何かな?

1.【筆者のコメント】

発売後2年経過して、何故このお宝動画を無料公開したのだろうか?今更この動画を公開した意図が見えなかった。

【公式コメント】
3月5日(火)まで応募受付中の「乃木坂46 6期生オーディション」と、3月7日(木)~10日(木)に開催する「乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」を記念して、乃木坂46のドキュメンタリー『乃木坂46 10th Anniversary Documentary Movie「10年の歩み」』が、映像配信サービス「Lemino」(レミノ) にて無料ライブ配信されることが決定いたしました!

乃木坂46 10th Anniversary Documentary Movie「10年の歩み」は、乃木坂46の10年間の活動を密着しつづけたカメラが収めた、本当の乃木坂46の姿、そして彼女たちの成長の軌跡を約150分に凝縮したドキュメンタリームービー。

12月15日に発売される乃木坂46初のベストアルバム『Time flies』完全生産限定盤に収録されている。

『Time flies』(タイム フライズ)は、2021年12月15日にソニー・ミュージックレーベルズから発売された、乃木坂46の初ベストアルバム。
完全生産限定盤にのみ含まれているBlu-ray
"10th Anniversary"Documentary Movie「10年の歩み」

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【ここからは、筆者の邪推です。】

「乃木坂46 6期生オーディション」と、3月7日(木)~10日(木)に開催する「乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」を記念して、

と言っているが、既に結果は出ていて、ビジネス的な影響はほとんどない事運営が解らないわけがない。
それでもこの時期に何故、お宝を放出したのか?を考えると、3月は人事異動の季節であり、公開企業の様に手続きの必要ない企業のトップ交代は今の時期。

今野義雄さんが乃木坂46を卒業して、本格的にSMA(※1)の社長になるのかなと思いました。
2019年頃には、今野義雄氏のミッションは、大手の芸能事務所とM&Aや資本提携をしてSMAに組み込む事だった。
コロナ禍の中では進まなかったが、今後本格的に進める為には、坂道に関わる時間は無くなる。

ちなみに、小栗旬が社長を務めるトライストーン・エンタテイメント(※2)とは既に資本業務提携している。
もちろんその提携の中心人物である今野義雄が、乃木坂の卒業に際しての花道を飾るにふさわしい『乃木坂46』というグループが自分の残した製品だという編集内容になっている。
筆者のこの作品への違和感から、それしか思いつかない。

トライストンと資本業務提携した一発目「フジTV月9 真夏のシンデレラ」が見事にこけてしまった。
綾野剛の性加害疑惑も、ガーシーの判決が出ればなかった事にして、大手を振って「トライストンとの資本業務提携」を宣伝できる。
時期は今でしょ。

※1 SMA:株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ
(英: Sony Music Artists Inc.、略称:SMA)
日本の芸能事務所。株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の完全子会社。日本音楽事業者協会正会員、日本レコード協会賛助会員。
所属女優:倉科カナ、土屋太鳳、二階堂ふみ、黒島結菜
森七菜は業務提携

※2:トライストーン・エンタテイメント:小栗旬が社長。
日本の映画制作会社・芸能事務所・音楽プロダクション。日本音楽事業者協会正会員。
映画プロデューサーで同社初代社長の山本又一朗が1993年に設立した会社で、「本物志向のマネージメント」をモットーとして俳優やミュージシャンの育成をしている。
2023年6月8日の同社株主総会決議を経て山本が会長となり、2代目代表取締役社長に小栗旬が就任した。(SMAも株主)
所属俳優:綾野剛、田中圭、間宮祥太朗、坂口健太郎、赤楚衛二 等
所属女優:陣若村麻由美、木村文乃、多岐川裕美 等

※3 真夏のシンデレラ 主演:森七菜、相手役:間宮祥太朗。
『真夏のシンデレラ』(まなつのシンデレラ)は、2023年7月10日から9月18日までフジテレビ系「月9」枠にて放送されたテレビドラマ。
脚本は完全オリジナルで、2022年度「第34回ヤングシナリオ大賞」の大賞を受賞した市東さやかが脚本を務め、『コンフィデンスマンJP』『やんごとなき一族』『リッチマン、プアウーマン』の田中亮が演出・監督を務める。
月9で王道のラブストーリーが放送されるのは2016年7月期の『好きな人がいること』(主演・桐谷美玲)以来7年ぶり。


■筆者のこの映像に関する評価

メンバーのドラマとしての視点からは「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」に遠く及ばない。
上記映画と同じ素材を使ったのに、表面上なぞる様な編集だから、『今野さん礼賛ビデオ」だと思っている。
今野義雄さんにしてみれば、「俺が乃木坂を創って来た」と言いたいのでしょうし、それに反論する人はいない。

でも、秋元康が佐久間宣行との対談で言っているのは、白石と生田が乃木坂のブランドイメージをつくったと言っている。

秋元:別にそこに例えばAKBが「公立の高校」でこっち(乃木坂)が「私立の高校」とかは何も決めてなかったの。
ただ、なんとなく集まったのが、白石とか生田とかで。
多分ファンの人がそういう風に決めて行ったの。

佐久間:集まった人と、ファンの流れでどんどんあの乃木坂の上品というか私学っぽいものが出てきたんですか?

秋元:そうそう

女がイケメンが好きなのと同じくらい、男にとって清楚・上品は好き。
男は戸籍上の自分の子供が自分の遺伝子上の子供かどうかわからずに育てているケースが25%居るという。昔から自分の子供かどうかを疑った父親は凄く多いと思う。遺伝子的本能として自分の遺伝子以外の子供は許せないから、清楚で処女である事を心の底で願う。
チンパンジーのメスは、ボスの目を盗んで群れの若いオスと交尾している事を見ても、自分の子供の遺伝子的な多様性を目指すのだろう。
よく女子会の会話で「男ってバカよね~~」の中には、「SEXしたからってお前を好きなわけでは無い。生きるための手段だ」という意味が入っている。

今野義雄さんが一番自慢したいのは、「齋藤飛鳥」をエーズに育てた事だろうと思っている。
ミャンマー人の母親とのハーフで、中学時代にいじめられていて学校に行けなかった「齋藤飛鳥」が、(上品なイメージ)の乃木坂46のエースとして後半君臨した事を、自慢したいのかと思う。
本来SMEに入ってやりたかったことは、反骨精神のパンクロック魂をもったアーティストを育てる事だったでしょうから。
齋藤飛鳥を強く押していた「貧乏から成りあがった橋本奈々未の卒業」と入れ替わるように人気が高まった。


今野義雄さんの卒業は、2019年頃から見えていたから、今回人事の季節に唐突に映像を無料配信したのは、それ以外に考えられないんだよね。

しかも、生田絵梨花の貢献をきれいに排除しているのが、そう思った決め手。
二人は犬猿の仲であり、言い争いの現場を何度もメンバーに観られていた。それも、グループの方針の違いとかが根っこにあって、譲れない二人。

中西アルノで失敗したのも、生田色をことごとく消し去りたかった今野さんの思いが強すぎてあんな失策になった。

内部的には中西アルノに責任をかぶせたが、今野さんが「過去の乃木坂の靄っとした古い体質を払しょくするのだ」と中西アルノを前面に押し出して、乃木坂のイメージである「清楚・お嬢様」というイメージを払拭したかった。
今野さんが好きなのは、パンクバンドであり、乃木坂自体がストレスの基だったのだろう?2014年に癌を患ったのは、生田絵梨花が辞めると言い出して、今野さんの上層部がそれを阻止するためにセンターを用意して、ミュージカル舞台を用意して、自由に外部の舞台をやっても良い事に方針転換させた。
今野義雄氏にとっての天敵であり、唯一言う事を聴かないメンバーだった。

生田絵梨花の、「清楚・お嬢様」というイメージだけでなく、歌うまというイメージを払拭したかったのだと思う。
乃木坂のまとめサイトに執拗なアンチ書き込みをしている人が居るのだが、筆者は今野義雄本人だと思っている。


★今野義雄さんの心残りは、CD販売枚数が100万枚に戻らない事くらいでしょうか?1期生の卒業に伴ってそのファンも卒業してしまった。5期生加入しても新規顧客は増えていない。

2020年
「しあわせの保護色」白石麻衣C 112万0637枚
2021年
「僕は僕を好きになる」山下美月C 71万8787枚
「ごめんねFingers crossed」遠藤さくらC 69万8661枚
「君に叱られた」賀喜遥香C 62万4823枚
2022年
「Actually...」中西アルノC 58万8354枚
「好きというのはロックだぜ!」賀喜遥香C 68万0761枚
「ここにはないもの」齋藤飛鳥C 77万0785枚
2023年
「人は夢を二度見る」山下・久保C 58万8601枚
「おひとりさま天国」井上和C 65万2252枚
「Monopoly」遠藤・賀喜C 53万8511枚


★念のために言っておきますが、今野義雄氏と生田絵梨花の目指すところが違っていて、それが二人の間にしこりが残っていたとしても、生田絵梨花の芸能人生にとっては、ものすごく良い経験であったと思う。
しかも、ある意味自信にもなったと思う。
それにしても生田絵梨花は、『表面上しなやかだけれど、芯が強い』人間として尊敬もするし今後を見てみたい。
特に、生田絵梨花が音楽ユニットのプロデューサーとしてどんな結果を残すか迄見届けたい。



2.乃木坂46 生田絵梨花、「10年の歩み」から白石麻衣&高山一実との思い出明かす 「懐かしくも若いなという感じ」

Real Sound 2021.12.02 21:50


12月2日、UDX THEATERにて、今年活動10周年を迎えた乃木坂46のこれまでの活動を凝縮した「“10th Anniversary” Documentary Movie『10年の歩み』」の完成披露試写会が行われ、メンバーの生田絵梨花、鈴木絢音、久保史緒里、遠藤さくらが登壇。

乃木坂の10年間への思いとこれからについて語った。

 「“10th Anniversary” Documentary Movie『10年の歩み』」は、乃木坂46の10年間の活動を密着しつづけたカメラが収めた、本当の乃木坂46の姿、そして彼女たちの成長の軌跡を約150分に凝縮したドキュメンタリームービー。12月15日に発売される乃木坂46初のベストアルバム『Time flies』完全生産限定盤に収録されるが、リリースを前に完成披露試写会が行われた。

この日は乃木坂46から1~4期を代表して、すでに卒業を発表している生田絵梨花(1期生)、鈴木絢音(2期生)、久保史緒里(3期生)、遠藤さくら(4期生)の4人、そして今回の映像作品の監督をつとめた高野寛地が登壇した。


 まず「10年の歩み」の注目のポイントについて生田は「『ガールズルール』のMV撮影で、まいやん(白石麻衣)と謎のしりとり遊びをしてるところだったり、昔のバースデーライブだと思うんですけど、かずみん(高山一実)と、とにかく振り付けを必要以上にキメまくるみたいなシーンがあって。ふざけまくってる感じが懐かしくも若いなという感じで、皆さんに楽しんでもらえたらと思います」とコメント。鈴木は「1期生の先輩と初めてご挨拶させていただいたところを見ていただきたいなと。個人的にも人生が変わった瞬間ですし、乃木坂にとっても2期生の加入がグループとしていい方向に進んで行っていればいいなという思いを込めてそこを選びます」、久保は「3期生のオーディションに合格した後の楽屋の様子」、遠藤は「初めて参加させていただいた選抜のMV撮影。私と賀喜遥香ちゃんと筒井あやめちゃんの3人がまだ幼かったり、あの頃まだ先輩方とあんまり話せていなかったので、3人の様子を注目していただけたら」と、生田以外はそれぞれの初めてのシーンが注目ポイントだと語った。


 この日の衣装は、ベストアルバム 『Time flies』の10周年記念メンバーカスタムジャケット盤で着用されている衣装。生田は初めてセンターに立った「何度目の青空か?」の衣装、鈴木は2期生がオーディション中のシングルだったことと、個人的に好きな曲という「君の名は希望」の衣装、久保は初選抜入りで思い入れのある「シンクロニシティ」MVの衣装、遠藤は「ぐるぐるカーテン」の衣装を選び、「乃木坂が大好きですし、乃木坂を作って支えてきてくださった先輩方への尊敬の意味も含めて」と理由を説明した。


 “これまで乃木坂メンバーに一番助けられた瞬間”について

鈴木は「オーディションに合格してから3年間秋田から通いながら活動をしていて、ライブのリハーサルに出れないことが多く、2期生のメンバーが新しい振りが入ったら動画を送ってくれたこと」と語り、

遠藤は「今年2回目のセンターをさせていただいた時に、先輩からの労いの言葉や優しさで救われたことが多くて、こんな時にあきらめちゃいけないな、頑張らないと、と何度も思い直せた」と語る。

生田はバースデーライブを挙げ、「“全曲披露”というコンセプトがあるので、どんどん長尺になっていくし、同じセトリがないので、頭をフル回転させなきゃいけなかったり、普通だったら、うわーって爆発しそうになるところ、メンバーがすごいのが、どんな時も笑っている。そういうみんなの姿に助けられて、いつも乗り越えられてきた」と振り返った。

久保は2018年に休業していた時期に触れ、「戻る時期を決めずに休業に入ったので、自分自身もいつ戻ったらいいのか分からないし、先輩の一言で戻る決心がついた。戻った後も先輩方が“おかえり”と抱きしめてくださった。先輩方に優しい声をかけていただいて、同期が優しく抱きしめてくれたのがあって、今こうして乃木坂の10年目に立ち会えているんだなと思う」と、それぞれが支え合って活動を頑張れているエピソードを語り、乃木坂の絆を深さを感じた。


“乃木坂はどんなグループか?”という質問に

遠藤は「温かいグループ。加入して3年間、先輩方の優しさを身にしみて感じている」、

鈴木は「愛に溢れたグループ。メンバーそれぞれ色んな場所で活躍していて、その原動力みたいなものがグループのためだったりするので、素敵なメンバーに囲まれているし、愛のあるメンバーだと思う」、

久保は「常に未来を考えるグループ。今が本当に幸せで、すごく楽しくて、みんなのことが大好きっていう環境なのに、未来はどうやったら幸せになるのか、どうやったら空気感がそのままなのか、常に模索しながらみんなで前に進んでいっている」とコメント。

そして生田が「メンバーはこの10年間で入れ替わってるんですけど、常に柔らかい空気感があって、でも根底には熱いものや負けず嫌いの強い部分があって。その精神がずっと受け継がれてきている。グループのカラーはいつの時代も、今ここにいるメンバーが作ってきていると感じている」と語ると、メンバーたちも柔らかい笑顔を見せた。

 2021年の振り返りと2022年の抱負について、遠藤は「(2021年は)一歩踏み出して、自分自身が大きく変わっていかなきゃいけないとたくさん強く感じた年。先輩に甘えて頼ってきた分、来年はこんな私でも頼ってもらえる存在になりたいな、と来年は成長できるようにと思ってます」と言うと会場から拍手が沸き起こった。久保は「(2021年は)個人的にはメンバーのいない環境でのドラマや舞台を初めて経験して、自分のやりたいことが形になった嬉しさがありつつ、外の世界を知ったことで自分の未熟さを痛いほど感じた年。来年はグループとして初めて日産スタジアムでのバースデーライブも控え、挑戦の年になると思うので、個人としてもっとグループの力になれることをやっていきたい」と力強く語り、鈴木は「2021年はたくさんライブをやらせていただいた年。来年もたくさんの方にお会いできる機会があったらいいなと思っていて。先輩方が抜けてしまって、オリジナルメンバーがいなくなってしまった曲もあるけれど、後輩として大切に歌い繋いでいける年にしたい」と話す。


そして今年いっぱいで卒業が決まっている生田は「この1年は、後輩とすごく仲良くなれたんじゃないかな。何かあった時に後輩に頼らせてもらうこととか、甘えちゃうことが本当に増えたので、すごく感謝しているし、この1年が充実してたなと思います。今年いっぱいで卒業するので、みんなと一緒の目標は持てないんですけど、1人になって新しく何をしたいのか、みんなにどういう姿を見てほしいのかというのを探しながら見つけていく1年にしたいと思っています。そして乃木坂のファンとして、これから応援していきたいと思います」と、卒業後についても語った。


 最後に生田が代表して「この10年という記念でアルバムが発売でき、自分たちも“あっ、こんなことがあったんだ”と改めて振り返れるような映像をまとめていただいたので、ぜひみなさんと一緒にこの10周年を振り返れたらと思っています。
ここまで私たちを支えてくださって本当にありがとうございます。今後も乃木坂46をよろしくお願いします」とメッセージを送った。


終わり


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