♯1【元乃木坂46】 生田絵梨花の卒業に寄せて 生田絵梨花は、ベンチャー企業の創業者
妄想込みの推測記事です。エンターテイメントとしてとらえてください。
生田絵梨花は、乃木坂46というベンチャー企業を立ち上げた最大の貢献者です。
アイドルとしてしか見れていない世間と業界人とオタクには理解しがたい事かもしれません。
一方、乃木オタの中には、アイドルの仕事をしないでミュージカル舞台に重点を置いていて許せないと思っている人もいるでしょう。
生田の貢献は見えにくく、存在そのものが『乃木坂46」という商品のカラー・イメージ・ブランドを構築した事です。
私は、世間に知れ渡っていない生田絵梨花の貢献を「乃木坂らしさ」として言語化してきたのですが、その作業が卒業までに間に合ってよかったと思っています。私が書いた記事のマガジン
「乃木坂らしいって何?」
を読んで頂ければ、納得していただけると思います。
ちなみに、2010年に『第5回渡辺晋賞』を受賞した秋元康は、これからの夢を聞かれて「AKB48のライバルを作ること」と答えています。
秋元康の夢を実現したのは、自分が送り込んだ生田絵梨花だったという事。
私には『生田絵梨花の卒業』は、次の新規事業構築をする準備が出来てその時が来たという事に見えています。
1.やっぱり来たか
個人的な気持は、とうとう来たか!という気持ち。
乃木中での可愛い姿、唐突なパフォーマンスが見れないのは寂しい。
天井に張り付いたり、ビビリクイーンやTEIHENでのふがいない姿を晒したり、描く絵が天才的で画伯と言われたり、ジャイアンの振る舞いを暴露されたり、腹抱えて笑わしてもらったけれど、そういうのが見れなくなるのは寂しい。
又、イエヴァンポルカや、ヨーデルや、沖縄民謡三線弾き語りや、バイオリンに挑戦する姿には、感動を貰えた。
その絶妙なバランスは、他の誰にもできないだろう。
一方、卒業後もライブとかをやるだろうと思っていて、シンプルに生ちゃんの考えた構成に期待している。ゲストはだれを呼ぶのかな??
「乃木坂工事中」# 330「期別対抗 料理クイーン決定戦③」2021.10.10 OA
料理クイーン企画は生田絵梨花の卒業の記念として『料理を克服した処を見てもらいたい』と言って企画してもらったのだろう。
IH事件を10年後に克服したのが、長い時間かけた伏線を回収するドラマの様で、本当に生ちゃんらしい。
彼女のアジェンダに「料理」が入っていた事が驚異なんだよね。だから、IH事件の克服を見て卒業を想定してしまったのは、私だけではないだろう。
下記イラストはなべりょうさん。近年で一番かわいい生ちゃん。
忘れられない『IH事件』2011年12月放送
「乃木坂工事中」# 330「期別対抗 料理クイーン決定戦③」2021.10.10 OA
包丁持ってフライパン振るし、キャップは入っちゃうし、メモシールは調味料に入っちゃうし・・・・笑い神が降りて来るな~~
2.『絵梨花』はヨーロッパに広く原生しているツツジ科の花から命名した(母親の発言)
農耕に向いていない荒地や、海風が吹きすさぶ土地でも強く生きて美しい花を咲かせるのが『エリカ』。生田絵梨花はドイツで生まれたからこそ命名された。
なるほど、荒野に「乃木坂46」という花を咲かせた主要メンバーという宿命を感じる。
ツツジ目 Ericales >ツツジ科 Ericaceae >エリカ属 Erica
ヒースを用いた庭園
説明を見れば見るほど、生田絵梨花が現在やっている事そのものだと思います。名は体を現わす。
3.卒業未遂は過去3回
★1回目 2011年末~2012年1月
高校の試験勉強と1thシングルの準備が重なった事で、
睡眠時間3時間でも追いつかない状況になったので、
辞めようと思って運営に相談した。
乃木坂の曲のドラマを妄想する#4-1
⑤ 生田絵梨花の中学生での挫折
★2回目 2013年末~2014年初
日本音楽大学進学の為に付属高校内でのピアノ実技試験が
夏休み中にあるので、それに向けて1日10時間の猛練習が
必要であり、活動が出来ない事から、脱退を申し出た。
「乃木坂らしさ」を言語化できないの #7
★3回目 2018年東宝ミュージカル部門から東宝芸能への移籍オファー
下記に詳しく書いてあります。
生田絵梨花の2018年は大きな分岐点だった! その1
生田絵梨花の2018年は大きな分岐点だった! その2
2018年の「乃木坂工事中」の生田絵梨花と白石麻衣は、いちゃいちゃしすぎじゃない?
★延期された卒業 2020年白石麻衣の後
2020年7月に開演する予定だった、『四月は君の嘘』が興行的に
成功したタイミングで卒業の予定だったと思っている。
2020年3月時点でチケット売り切れていたので、本来ならその時点
で卒業の調整に入っていたのだろうと思う。
白石の卒業の後、松村・高山の後と決まっていたから、2020年末
だったのではないかな。
コロナ禍で白石の卒業時期が未定になって、卒業スケジュール
どころでなくなり、気持ちの整理が追い付かなかったと思う。
そんな中、生田絵梨花のすごい処は、舞台だけでは喰いっぱぐれる
と思って、ドラマの仕事や音楽の仕事をとってもらった処。
24才にして危機管理まで考えて改めて凄い人だなと思った。
4.東宝からのオッファーを貰ったのに、卒業して移籍しなかったのは、SME社長や秋元康が必死に止めたからだけではなく、白石麻衣が引き留めた事も大きい要因
白石麻衣が創った『サンクチュアリ』でぬくぬく居心地がよかったから。
ガルル8福神の最後に卒業すると決めていた。
2016年に「ロミオ&ジュリエット」のオーデションに受かって、運営が両方やれる事を許したから、辞めずに乃木坂に居れる。しかし、運営からは「アイドル乃木坂46としての扱いが悪くなる」と言われ、それ以来センターを指名されなかった。
生田絵梨花として、乃木坂46に在籍するがアイドルの一番は目指さないことになって、気分的には楽になって思う存分変人ぶりを露わに出来て、それにより生涯のコアファンを掴んだのだと思う。
『凄いスキルと裏でしている努力』と相反する『変人ぶり・思いっきり抜けた部分』の両方を遺憾なく発揮できたのは、本人にとって奇跡的な事だったと思う。
生ちゃんが今まで卒業しなかった一番の理由
(下記写真はまいやんの卒業報告で悲しくなってまいやんに抱き着いて泣いてしまう生ちゃん)
アイドルの一番を目指さないのに、なぜ乃木坂46に10年いたのか?
それは橋本奈々未と白石麻衣と高山一実が作った『サンクチュアリ』の居心地があまりによくて、外で厳しい戦いをしても、帰ってきたらぬくぬく出来る処があったので離れがたかったから。
そのお姉さまがみんな卒業したから意味が無い。
2014年に脱退しようとした時から、アイドルの一番には興味はなく、橋本や白石達が脱退を止めたから所属していた。
そもそも、一部のオタクからは「卒業して選抜の席を空けろ」と言われ続けてきたから、そいつらにとっては喜ばしい事なんじゃないの?但し、乃木坂46が衰退したら、真っ先に逃げ出す奴らだから、そいつらを頼ったメンバーが居たとしたら、残念な事になる。
生田絵梨花は、モラトリアムの時間は終わったという事だろうな。
5.乃木坂への貢献
アイドルを全力でやらなくても、乃木坂46には多大な貢献をしてきた。
乃木坂46の強み「乃木坂らしさ」は、生田絵梨花のコンピテンシーそのものであり、橋本と白石と共に乃木坂46のフラッグシップとして大きく貢献してきた。
私が書いた記事のマガジン
「乃木坂らしいって何?」
を読んで頂ければ、納得していただけると思います。
■ 生田絵梨花は「一番乃木坂らしい」メンバー
解説すると、橋本奈々未が言っていたのは、「メタ認知能力」の事。
自分を俯瞰して見れる『ちから」です。
橋本と桜井・生田との違いは、「二人は歯を食いしばってこらえるような強さがある」という処。それは、人の悪口を言わない、ネガティブな事を考えないという事で、富裕層が身に付けてきた究極の成功の為のマインドです。
幼少のころから見ていた両親・親族の考え方や振る舞いを自然と身に付けてきたのは強いですね。
それが、表面的に見えている『グループメンバーの仲の良さ』につながっています。橋本と白石と高山がそれを察知して、自分らもそれに倣いました。
彼女ら以外にも、お育ちの良いメンバーが多いので、彼女たちのやっている事の意味を自然に理解できたのだと思います。
SONYの社員と仕事で付き合ってみると、お育ちの良い人が多いと思いますので、乃木坂46も採用時から自然とそうなったのかと思います。
※3期生の採用時は辞めた社長T氏が中心的に決めてきたのが原因なのか、3期生の人気メンバーにはお育ちの良さをあまり感じ無いですね。
育ちの良さを感じる3期生は、久保史緒里、大園桃子、佐藤楓、向井葉月ですが、庶民的な山下美月と梅澤美波と与田祐希の人気には敵いませんよね。ついているオタクの質の低下が一因で、乃木坂46というグループの衰退がはじまらない事を望みます。
生田絵梨花は、下記の「乃木坂の成功要因」の全てを高いレベルで実践出来ていたメンバーです。
①一つは、アイドルらしくない生態(良くも悪くも素を晒せる強さ)
②強い連帯を持って遠くの目標に向かって努力する真摯さ
③市中の下衆な女と違って品格があった
④一番重要なのは、個人の特性・性格を否定しないという事
6.生ちゃんが『エポニーヌ』をやる意味
東宝は、生田絵梨花を長期的視点でスターに育成するつもりである。その為に超えるべき壁の一つが『レミゼのエポニーヌ』役です。
コゼット役、ヒロイン役は誰が見てもピッタリくるのだが、少しはすっぱで複雑な心理を表現するには複数獲得すべきモノがあった。
2017年には課題がはっきりしていたので、
①声域を広げ低音域を無理なく出せる事
②表現力を上げて複雑な心理を表現する
等を目標に歌唱法と声量と表現力を4年かけて訓練してきました。
自費でボイトレと体幹を鍛えていた。
つまり、東宝はエポニーヌ役を与えそれをこなせる様になった生田絵梨花を、新規事業を成功に導くパートナーとして『熱望』しているでしょう。
余談ですが、生田絵梨花のお育ちの良さや高い品格や人の悪口を言わないビヘイビアは、東宝ミュージカルにとってのブランド構築にも貢献する事なので、尚更生田絵梨花が欲しいでしょうね。
それが生田絵梨花が今卒業する第一の要因ですね。
2018年に東宝芸能への移籍を断った時点で、既に『2.5次元ミュージカル計画』は進んでいたので、白石麻衣の卒業待ちという状況に有った。
西野の文春砲によって、白石の卒業が伸びたので生田も卒業待ち状態が長引いた。それにコロナ禍が有って、更に1年以上白石の卒業が伸びてしまった。
エポニーヌと2.5次元ミュージカルの立ち上げの順番は逆になったけれど、もう待ったなしの状況になったという事。
7.個人的感想を少しだけ書かせてください。
エポニーヌの「オン・マイ・オウン」をNHKで初めて披露した時、思わず涙してしまいました。
4年に渡る陰ながらの努力が未完成とはいえ実ったと思って、感動を貰いました。(2021年04月27 NHK総合『うたコン』)
生田絵梨花、レミゼ難役を演じる“面白さ”語る
10年という長い長いドキュメンタリーを見せてその観客(ファン)を増やして来れたのは、並大抵のタレント性ではありません。
令和のスターとはこういう人なんだと思いました。
卒業近いな、とも思いましたけれどね。
長くなりましたが、生田絵梨花の卒業後に焦点を当てて書いてみました。
下記に続きます。
生田絵梨花の卒業に寄せて#2
8.東宝は待ちきれない
9.生田絵梨花の価値
10.生田絵梨花に足りないのは、サンクチュアリ
11.ミュージカル舞台の経歴
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