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生田絵梨花の2018年は大きな分岐点だった! その2

その1の続きです。どうぞその1からお読みください。
妄想込みの推測記事です。エンターテイメントとしてとらえてください。

■東宝は生田絵梨花を押さえにきた!

帝国劇場2

2018年に、東宝から東宝芸能への移籍含みでのプロジェクト参画の提案がSMEに来たとしたら、どういう回答をしたのでしょうか?
乃木坂の運営はどう関わっていたのでしょうか。

★東宝は生田絵梨花とどうしても新しいミュージカル市場を開拓したい!
下記の受賞歴を見てもらうとそれが分かります。本格的に舞台に立ったのが2017年の「ロミオ&ジュリエット」ですからまだ駆け出しの若い女優ですよね。その駆け出しの女優生田を最大限の扱いをしています。この賞が欲しくて頑張っている俳優・女優さんも大勢います。
立て続けの賞与で東宝がいかに重用しているかが明らかにわかります。

【生田絵梨花の受賞履歴】
第8回岩谷時子賞奨励賞(2017年)
第44回菊田一夫演劇賞(2019年)

菊田一夫演劇賞5

授賞式に出席した(左から)高田次郎氏、生田絵梨花氏、古川雄大氏、若村麻由美氏、橋爪功氏、大竹しのぶ氏

【2017年の舞台仕事の一覧】
●ロミオ&ジュリエット ヒロイン・ジュリエット 役。
2017年1月15日 - 2月14日、東京:赤坂ACTシアター
2017年 2月22日 - 3月5日、大阪:梅田芸術劇場

●レ・ミゼラブル  コゼット 役
2017年5月25日 - 7月17日、東京:帝国劇場
2017年8月1日 - 26日、福岡:博多座
2017年9月2日 - 15日、大阪:フェスティバルホール
2017年9月25日 - 10月16日、愛知:中日劇場

【2018年の舞台仕事の一覧】
●モーツァルト!  2018年5月26日 ~2018年8月19日
   ヒロイン・コンスタンツェ 役
2018年5月26日 ~ 6月28日、東京:帝国劇場
2018年7月5日 ~ 18日、大阪:梅田芸術劇場メインホール
2018年8月1日 ~19日、名古屋:御園座

四月は君の嘘4s

コロナ禍で2020年7月の「四月は君の嘘」公演は中止になりましたが、2020年3月末には全席完売しており、改めて東宝の生田への信頼は厚くなりました。

★東宝側の作戦

レミゼキャスト6

東宝側にしてみれば、関係が薄い乃木坂運営などより取引が長いSME本体に話を持って行った方が、大所高所からの判断をしてもらえ良い結果になると考えるのがビジネスの常識です。
つまり、乃木坂運営は判断に関わっていないというのが私の見立てです。
大きな目線で事業を考えられるとしたら、現社長(当時取締役)の村松俊亮さんだろうと思います。
橋本奈々未が辞める時に引き合わせていると思いますし、もしかするとオーデションの前2011年に秋元康さんに紹介されていると思います。彼こそ、AKB生みの親の一人であり乃木坂の生みの親ですから。

生田絵梨花が東宝から移籍込みで2.5次元ミュージカルの話をもらったのは、SMEに正式に話に行く前でしょうし、その際窓口をどこにしたらいいか?は相談されたでしょう。この話しをしたのは仲良しの昆夏美ちゃんかもしれません。

■SMEの生き残り戦略

乃木坂ビル7

その状況で、SMEはどう回答したのか、気になりますね。
そこでの結論が、映画やTVや舞台の製作に関わる事だったと思います。
2018年にはアニプレックス(毀滅の刃制作)とか音楽だけでなく幅広いコンテンツ制作がSMEとしての未来と考えていたのでしょう。例えば、毀滅の刃の制作であり、NiziUのデビュー前からのプロモーション込みのTV番組です。SMEが好調なのは松村社長の先見の明でしょう。

SMEの次の一手が大手芸能事務所や衰退するメディア(インターネットにやられているメディア)とのアライアンスなのです。
生田の舞台を手始めに、東宝芸能、アミューズ、ジャニーズ、ホリプロ、吉本興業、フジTV、TBS、講談社、小学館との若手育成をするアライアンスを組んだ※。その担当がSML執行役員になった今野義雄氏。
※上の「四月は君の嘘」のキャストの所属事務所を調べれば明確。

製作委員会方式を組んでキャスティングの権限を持って各社の隠れた若手の売り出し機会を得るプジェクトです。投資のリターンと若手育成というリターンを得る都合のよい事を考えていますね。
昨今TVですら製作委員会方式になろうとしているし、映画界では製作委員会方式が当たり前にになっている。舞台も同じく製作委員会方式がこれから普及するだろうから、10年後に100億円を目指す東宝の計画に乗らない手はない。ちなみに「四月は君の嘘」は東宝とフジTVが製作者となっています。

SMEは生田絵梨花をどのように説得したのでしょうか?

森山直太朗生田

ほぼ妄想ですが、SMEが生田絵梨花が音楽家になりたがっていた事をバーターにしたのだと思っています。
SMLの選任スタッフが付いてくれれば大変魅力的だろう。
「SMAという芸能事務所もあるから、乃木坂LLC所属かどうかはその時点で決めればいい」と説得されれば音楽活動するのにSMEはベストな環境です。
演奏と歌唱だけでなく、楽曲の制作にも関わっていく事になるだろうと思っています。プロデュース的な仕事の需要は大いにあると思う。
音楽活動をもっとする事になれば、乃木坂に割く時間ないだろうから、その時点が卒業となるのかな。


■生田絵梨花が乃木坂46にしばらくいると報告した意味は?

2018年9月20日に西野の卒業発表がされましたが、ほぼ同時期発売の雑誌「OVERTURE No.016 2018/9/28発売.」で生田絵梨花が思わせぶりな発言をしています.。
「1期生を全員見送るまで乃木坂にいる事になったらどうしよう」。
と言いながら、生田絵梨花は乃木坂の活動は激減している。
【例:生田絵梨花の乃木坂工事中の出席】
2018年   38回  74.5%
2019年   27回  52.9%

乃木坂の運営は、乃木坂46アイドルグループに生田絵梨花は必要ないと思っている可能性もあるが、親会社SMLの意向として西野が卒業した2018年時点での卒業はあり得ないことだったのは理解できる。

★生ちゃんの2021年以降が気になる
生田絵梨花は残留して乃木坂で何をやるのでしょうか?

歌手生田-s

コロナ禍の最中、生田絵梨花はバイオリンとギターを始め、コード進行の勉強を始めたと我々に報告してくれた。
これは、純粋の作曲というより、乃木坂のプロデューサー補佐の可能性が一番大きい。秋元康の生田への信頼は大きなものがあるし、大体AKBの指原莉乃やSKEの松井珠理奈でもプロデューサーなれるのだから、生ちゃんなら最強のプロデューサーになれるだろう。それなら生ちゃんにとって魅力的な話だな。
秋元康先生は、「この頃、乃木坂のセンターは運営が選んでいる」とインタビューで言っていた。センターに宛て書きするのが秋元康だったんだけれど、26th見ても手を抜いているなと思いますよ。

生田絵梨花がプロデューサーになるとすれば、「1期生を全員送り出す」の意味が解るというものです。さすがに、白石麻衣や松村沙友里や高山一実のプロデュースは生ちゃん自身が遠慮するだろうから、少しずつ勉強しながら時期を見てやって行くという事なんだろう。
秋元康先生は、既に飽和状態であるアイドルグループから「あなたの番です」や「共演NG」等ドラマ企画総合プロデュースへの軸足を移しているので、生田にある程度任せる事は秋元康自身の今後の為でもある。

★生田絵梨花の音楽活動は今年になって活発化している。
「ポケモン1・2・3」や「筒美京平トリビュートアルバムへの参加」等これからも一人での活動を増やして行くと思われる。

ポケモン123

「ポケモン1・2・3」は思いっきり可愛いアイドルを謳歌していて、筒美京平氏の「卒業」は歌手になっている。ぜひ両方聞いてほしい。ミュージカルの歌い方と違うのは歌唱テクニックとしてすごく進歩しているなと思った。


※2021年2月24日の生田のブログでの発言が気になる。
「もちろん初期の乃木坂が恋しくなることはあるけれど、今の乃木坂も愛おしいなぁと改めて感じることができた時間でした。」
「今のメンバーで、今の環境で、皆さんと繋がりながら大好きな坂をもう少し先まで上ってみたいです!」

とにかく余りに不自然なタイミングなんだよな。
後にならないとわからないのだけれどね。
「今の乃木坂もいとおしいなぁ」がキーワードなのだと思います。
永年生ちゃんをウォッチしていて、話したがりで「お漏らし」を繰り返してきているので、今回も何らかの変化を知らしめたいのだろうと思っています。
多分、制作に関わって行くという事でしょう。その仮説を今後検証していきます。

※生田絵梨花さんの一度目の卒業未遂については別途記事を書きます。

続く



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