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【こっち向いてよ向井くん】結婚したくない・子供を産む未来を想像できない女たち。それを漫画にした「ねむようこ」。日本女性の意識の変化。【生田絵梨花】日本の大問題。

いよいよ本領発揮。
「向井悟(赤楚衛二)」の妹「武田麻美(藤原さくら)」に言わせていた台詞と同じ事を元カノ「藤堂美和子(生田絵梨花)」に「結婚なんて必要ない」と否定的な考えを言わせた。

全く分かっていない少子化対策委員の政治家とか評論家に観て欲しい。

良いかどうかの価値観で言っていない。変化をきちんと分析して理解しようと言っています。


1.「ねむようこ」自身の事を語っています、

ねむ そうだよね、私たちは子供どうする?って何年もグダグダ言っていた仲だけど、K成さんは子供を好きになれるかわからないみたいなことをずっと言っていた。
K成 そうでしたね。まあその気持ちはもはや全然思い出せないんですけど…。娘のこと好きで好きでたまらないから…(笑)。
ねむ 本当に可愛いですよね!!!
K成 子供が近くにいなかったから、よく知らないし興味の持ちようがなかったんですよね。良きものだと思っているけれど、自分と関係がなさ過ぎて「自分が?産む??」みたいな。でも私も、できるのかわからないから踏み込むのが怖いという気持ちが根底にはありました。あと、やっぱり仕事がずっと面白いから、中断するの嫌だな~と思ってましたね。
ねむ それは本当に大きいですよね。仕事もそうやし、遊びもそうやし。子供を持ったらがらっと変わるやろうなという気がして。
K成 子供がいない人生を楽しみ尽くしたのかという。
ねむ オタクの人はそれ強い気がするよね。オタク活動って情報戦じゃないですか。調べて整理して納金してって、結構なエネルギーが必要だから。
K成 納金(笑)。わかりすぎる!
ねむ それがやっぱり子供を持つと厳しくなって、そんなに追い回せない。やっぱり若干の取り残され感はありますね。
K成 リアルタイムの情報を追いきれない感じがあります。オタク活動もそうだし、仕事でも取り残されるような気がして。一年離れたら、もう全然トレンドがわかんなくなるんじゃ…っていう不安。
ねむ わかる!休んでみてわかる、この業界の流れの速さよ。でも、それはもう保障しようがない。諦めるしかないんだなって。

2.【筆者のコメント】

改めて書きますが、

人生は究極、苦しさも含めて『体験した事』の充実感だと、母親が教えてやればと思うのですがね。

井深大氏は、

3才までに人間としての生き方=哲学を母親のそばで「見倣う」事が重要だと言っています。


「ねむようこ」

さんが結婚に否定的だったり、子供産む事に躊躇していたのは、自身の母親からの「言葉ではない伝達」がそうさせたのだろうと思います。

ねむようこ
「私たち(※1)はずっと、子供を持つか迷っていた。」
子供が出来ない場合の心の自衛だそうです。

※1:配偶者がそう思っていたかどうか疑問で、ねむようこに気遣ていただけだと思うよ。よく男は女を理解していないと言うが、お互い様ですよ。

政府の人に読んで欲しい。
少子化はお金ではなく、心の中のもっと深い処の迷いと言うか大脳新皮質でない意識しない心の深い処にある「母からの伝達」なのだろう。

一つは、自分の母親が子供をあまり好きでなかった。子供がいて幸せな家庭像を想像できない場合。
もう一つは、都会で孤立した家庭の中で子供を持つことを強制する人もいないから、踏み出せない事。

子供の未来が不安とか、金が有れば産むとかはどこかの政治家やコメンテーターの嘘っぱち。
親が孫をせがむ代わりに、4人の親がさりげなく子育てや資金援助をする密な関係の社会が無くなったせいだ。一人で育てるのは大変不安だろう。

富裕層でも、子供を産まないのはその女性自身が幸せではないのだろう。
もっと言うと、幸せの価値観が日本では迷子になっている。



3.「なんで10年前に別れたんだと思う?」10年前の真相に「切なくなった」「つらい」の声上がる…「こっち向いてよ向井くん」7話

向井悟に「付き合ってないなら、俺は美和子の何?」と言われて美和子が「元カレ」と言い放った

「元カレ」と言われた向井悟

めんどくさい、美和子とはもう会いません。

人間は、95%の日常の事は「ルーティン化」して考えないでやっている。又、「飛び込んでくる日々の課題や変化や突飛な事」は過去の常識と言う「認知バイアス」で自動仕分けして対処している。

脳は大変エネルギーを使うので、一つ一つ根底から考える様な習慣はしない様に生きている。実際それをやる時間的余裕が無い。
それを「めんどくさい」という。物理的に体を動かす事より、考える事が面倒だと言う。タイパとか平気で映像を倍速で見る事は、正にそれ。
感情動かされるのが好き(得意)な人と、感情動かされたくない人の違いは大きく、多分DNA的な違いなのだと思う。

一般的には、女性は大きく感情を揺さぶられる事が得意と言うか好きであり、男性は大きく揺さぶられたくないルーティン化され平穏でいたいと思う割合が大きいと思う。

狩猟時代に狩りを成功させることはそのグループの生存の問題であり、それには(騒いで獲物に感づかれる危険を避けて)冷静に対応する必要性があってそれを育んだ。軍隊的な組織や規律はその時代からの遺産。

一番大事なのは、「自分が入っているコミュニティー」を守る為のミッションに殉じる事が男の矜持だと言う事。それをヒロイズムともいう。

現代は、生存の欲求レベルは金で担保されるから、美和子の様に「結婚しなくても自分は守られる」と思ってしまうのを否定できない。

子供も産み見たくない女性に、男は必要なのか?と言う問いがこのドラマ。
一緒に居て、寂しさを紛らわしてくれ、SEXしてくれればそれでよい。できれば共同生活の家事を分担してくれれば尚うれしい。

「私の家政夫ナギサさん」by TBSを思い出した。

美和子の住んでいるマンションの玄関。まあ男がいなくても良い程セキュリティー度は高そう。

マッターホルンに登る生涯独身のおばさん。美和子はこの写真を見て寂しい人生には見えないと自分が結婚しない事を後押しする。

シェーバーの彼に「結婚しよう」と言われて別れた!

「結婚は必要ない」と言い切る。「結婚しなくても幸せになれる」「今幸せなの」

美和子「私たちは10年前なんで別れたんだと思う?」と決定的な事を言い出す。あ~あ「やっちまったな~」。

向井君は、「男としての責任とかを果せない子供だったから」と認識している。
これを「ねむようこ」は覆したいのですね。10万年前からの男の役割を不要だと否定して、世の中を変えたい。何がそこまで突き動かすのか?そこが不思議。

美和子にとっての男は、今を楽しく生きる為の存在。自分で喰っていけるから養ってほしいと言っていない。

向井悟が言っている二人の将来は、悟が沢山稼いで美和子が子供を産んで育てていく未来。それが美和子には受け入れられない事。
自立心が高く自尊心も高く、仕事を通じて何かを成し遂げたいと思っている。結婚する気はなかったので、それが解れた決定的な原因。
「東大卒と女医は結婚できない」問題と同じ。

10年後の今、美和子は主任でバリキャリで充実した人生だ。
そこに、優しい向井君たいるだけで楽しい。

このままでいよう!
まあ、それもあるよね、と筆者なら思うが、向井君は違う。

どうしよう???と眠れない。美和子は性欲も満足して、隣に向井悟がいると安心して眠れる。

それが結婚だ!と「美和子」に母親やおばさんが教えてやれよ。


しかし、悟の母親が、「結婚が幸福かどうかはわからないだろう!」「余計なおせっかい(悟に結婚を強要する)をするな!」だって。
だから、娘「武田麻美」が離婚しようとか言い出すんだろうな。

「家庭って、職場以上に気を使いますよね」
男が生きずらい世の中。

どうせなら、婚姻制度を撤廃したらいい。女を守って子供を成人するまで守るのが婚姻制度。今までは女=妻の座を守って来たが、女を守る必要が無くて良いなら結婚と言う法的な制度を全部撤廃すればいいと思う。
不倫という概念も無くなるのであれば、人間の本能に従って、多数の人とSEXしても誰からも非難されない。芸能人は「500人としました」と誇りにするかも。金持ちも、10人の女を囲って20人の子供を育てていける。
少子化は解消される。しかも偏差値は上がるだろう。

市原隼人が「女性は結婚すると変わりますからね」と言った後、「結婚する前から強かったのかな」。
いやいや、女はもともと強いが得意の猫を被る方が都合が良いから黙っているだけ。
市原隼人が家族を守ろうと覚悟しても、うざったいだけで離婚するに至ったらしい。養育費を払ってもらえれば、離婚して男の面倒を見る必要が無くなって嬉しい。

それに対して、向井君の父・隆(光石研)は、「単身赴任で寂しい」と「孤独死は嫌だ」と非現実的な願望を持っている。

ハイ、3才の時にままごとをしている幼女を見ていると、結婚後に強くなった母親そっくりの言い方仕草をします。それでいて、父親やおじいちゃんを篭絡して、いろんな要求を通します。女は3歳児の時から男を惑わす技を手に入れている。少女向けの「女主人公マンガ」(例セーラームーン等)が流行った時代の読者が今の母親世代。
社会があらゆる意味で安心・安全になって、家電を筆頭にあらゆる商品もサービスも便利さを売り物にして、さて女にとっての男の存在価値は上手にSEXしてくれる事だけになってしまったか?

男は結婚相手に、幼少1~3歳の時の母親を求めてしまうからウザがれる。

婚姻制度を撤廃する時期も近いかも。


向井君、またまた「坂井戸洸稀(波留)」に頼ってしまう。相談料3500円のうな重。
大人だから身動き取れなくなっているんじゃない?

「向井君の行きたいところに行けばいいんじゃない?」「優しい向井君は、止まり木で利用されちゃうよ」と言われて次の展開になる。


「スギちゃんは悪くない」「わたしが悪いんだよ」「私がずるいんだよ」と大学時代の友人に罪を告白。向井君を止まり木に利用した。女同士なら理解できる事なんだろうな。
するっと結婚して、旦那を操縦して子供を慈しみ育てて、自分の存在出来る場所を探すと言う人生(スギちゃん)の方が賢い生き方。
と言う事は、美和子の生き方は難しい生き方なのか??


「お父さん、本当は良い人なのよ」と娘に語る。「家族が幸せになって欲しいと思ってやっている、悪気が無いのがウザイ」女に共通の意識なんだな。
「だからお母さん(身内)が怒るのよ、他人は怒らないでしょう?」
筆者からすると、今頃の言い方なら「マウント」を獲りたいのかと思ってしまう。つまり、女社会ならウザイけれど、男社会ではそれほど問題にはならない。「お父さんの会社の若い人達は文句言わずに聞いている」ってそれでいいだろう?向井君の父・隆(光石研)は定年近いのだから、部下に迎合する必要があるのか?部下に好かれても何も変わらない。部下に好かれても、孤独死を止められない。

つまり論理的帰結なら「女社会の常識が世の中のど真ん中だからそれに従え」と言う事になるのだが、そんな事理解できないだろう。
それが男と女が乖離していくきっかけなんだけれどね。

光石研:「いつの時代も「こんな時代だ」と言う奴がいる」

【筆者の意見】
その時代と言う奴を言語化して明確にすると言う作業をだれもしない日本人の問題は大きく、それが世界のルールを規定できなくて、IT時代に日本経済が発展できない大きな要因となっている。
まずは、言語化しましょう。さすれば、何が違うかの議論が出来る。
特に女性は言語化とか規定するとかは嫌いで、「解るよね」で共感と言うふわふわした共通認識で済ましてしまう。

自分の人生は自分で舵を取る必要がある。その為には自分が何をしたいのかを明確にすべきだ。

価値観を「言語化」してコミュニケーションするべきだと思う。
コミュニケーションって、「あれ」とか「それいい」とかではなく、英語の様に基本5文型に従う必要があるよね。

第1文型の語順はSV(主語→動詞)
第2文型の語順はSVC(主語→動詞→補語)
第3文型の語順はSVO(主語→動詞→目的語)
第4文型の語順はSVOO(主語→動詞→目的語1→目的語2)
第5文型の語順はSVOC(主語→動詞→目的語→補語)


向井君が、美和子に詰め寄った(10年掛かったが)事は本当に大事な事。
「結婚したくない女達」がいる事が明確になった。

日本社会にとって「良い事かどうか?」経済的側面、倫理的な側面、社会制度的な側面で国民の議論を巻き起こす事が必要な、人間にとっての根幹の問題だと思う。


新国立劇場は、初台にあるが、美和子の住んでいる代田橋の3駅新宿よりの初台駅。

向井君は、結婚はしたいと言う自分の「生き方」を大事にする

向井君は、止まり木は終わりと言い出した。

美和子「独身でも幸せな人がいるじゃない」
マッターホルンに登る生涯独身のおばさん。
「女は、結婚していないと、子供を産んでいないと、肩身が狭いのはおかしい」「結婚するのは、長いモノにまかれるようなもの」
父親への反発で、幸せの迷子になっている美和子。

だのに、寂しくて。

向井君「お父さんへの反発に拘って、美和子自身がどうしたいのか?と言う考えが抜けてない?」

美和子はどこに行きたいの?

「おわりにする」と置いてきぼりにされた美和子。


人間はしょせん弱小動物であり、本能的に集団で譲り合って生きていく事で生き延びてきたのだから、基本的に一人は寂しいらしい。美和子が男がいないと寂しいと思うのは本能だからしょうがない。結婚ってそんなもんだと美和子の母親が教えてあげるべきだと思う。迷子に成っちゃうよ。
苦労しても、家族でいる事は、何十万年の人間の選択だ。



■一生独身で生きると人間に起こる驚きの変化

ゆっくりは健康になりたい 2023/04/08


日本では独身男性は『幸福度』が低い。収入も低い。

独身男性は死亡年齢中央値が66才。
家族に良い生活をさせたいと言う「ミッション」が男性の意欲を刺激してそれが組織活性化につながるなんてことありそう。



【過去のnote記事】

赤楚衛二と生田絵梨花のキス連発に視聴者悶絶。まあ、恋愛もので元カノとなればそんなシーンが予測できた。


終わり

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